犬のいる家庭で気を付けたい「冬のイベント」4つ

犬のいる家庭で気を付けたい「冬のイベント」4つ

愛犬のケガや事故に要注意!『犬のいる家庭で気を付けたい冬のイベント』をまとめました。冬のイベントを楽しんでいる最中、動物病院へ駆け込む犬が増える傾向にあります。

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愛犬のケガや事故に要注意!①「クリスマス」

ビーグルの背後に置かれたクリスマスツリー

愛犬も一緒に楽しむクリスマス。愛犬にコスプレをさせたり、犬用のケーキや料理を用意したり、リビングにはクリスマスツリーを飾るなど、家族みんなが待ち遠しくしているイベントですよね。クリスマスには、犬と暮らす家庭で、どんなことに気を付けたら良いでしょうか。どんなことを思い浮かべましたか?

クリスマスツリーに気をつけて!

最近では、100円ショップでも、オシャレで可愛い小さなクリスマスツリーが売られていますね。玄関のシューズボックスの棚の上に飾ったり、リビングのテレビ台の上に飾ったりなど、気軽に楽しむことができます。

クリスマスツリーには、小さな飾りがたくさん付けられていますが、犬の口の中にすっぽり入ってしまうほどの大きさのものです。破壊してしまったり、破片で口の中を切ってしまったり、誤飲してしまうことがあるかもしれません。犬の手の届かない、高い場所に飾るようにしてみましょう。

1m~2mほどあるような、大きなクリスマスツリーを飾るときは、犬が倒してしまわないよう、しっかり固定すると良いです。倒れてしまうと、クリスマスツリーが壊れてしまうかもしれません。周りの物を巻き込んでしまうかもしれません。犬が下敷きになってしまうかもしれません。クリスマスツリーを飾るときは、犬の安全を考え、配慮するようにしましょう。

犬用のクリスマスケーキに気をつけて!

早期予約が始まっている、犬用のクリスマスケーキ。ネット購入される飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。ぜひ、使用されている原材料や添加物など、よく情報を集めてから購入するようにしましょう。

砂糖不使用、生クリーム不使用、低カロリー、低脂質、調味料不使用。ですが、とーっても色鮮やかなクリスマスケーキがあります。なぜでしょう。着色料がたっぷりと使用されているからです。愛犬にクリスマスケーキを購入するときは、原材料・栄養成分・賞味期限などが明記されているものを選ぶと良いです。

飼い主さんの手作りである方が、余計な原材料や栄養成分を加えることなく、安全に作ることができるかもしれません。ドライフードをお湯でふやかし、ツリーのように形を作り、星の形に切ったニンジンやブロッコリーを飾り付ける。少し特別ないつものごはんでも良いのではないでしょうか。

愛犬のケガや事故に要注意!②「バレンタイン」

上目遣いで見上げる犬と床に置かれたチョコレート

バレンタインといえば、犬にとって毒物であるチョコレートが主役ですね。盗み食いをしてしまい、動物病院へ「チョコレートを食べてしまったんです!」と、泣きながらやってくる飼い主さんが増える時期です。焦る必要はありません。ぜひ、冷静に判断しましょう。

どれくらいの量のチョコレートを食べてしまったのか、まずは、動物病院へ電話をし、相談してみましょう。獣医さんが適切に診断してくれます中毒症状を引き起こす可能性があるのであれば、すぐに来院するようにと指示があると思います。やってはいけないのが、飼い主さん自身で吐かせるということです。嘔吐物を詰まらせてしまう可能性もあり、とても危険ですのでやめましょう。

愛犬のケガや事故に要注意!③「お正月」

並んで座る着物姿の二匹の柴犬

人間が喉に餅を詰まらせてしまうことと同様に、犬が喉に餅を詰まらせてしまう可能性も十分にあります。縁起物とされている餅なので、愛犬が病気をせず、健康に長生きできますようにとの願いを込め、食べさせてあげたいと思うかもしれません。

しかし、餅は粘着力の高い食べ物です。ほんの少量であっても、犬の口の中に張り付いて、取れなくなってしまうかもしれません。そうなってしまうと、犬だって、気分が良くないですよね。飼い主さんが犬の口の中に手を入れて取り出すことができるのであれば良いのですが、できないのであれば、餅を犬に食べさせることはやめておきましょう。

お酒に気をつけて!

お正月、家族や親戚が集まって、お酒を飲むことがあるかもしれません。たくさんの人が集まり、愛犬に気を向けてあげられないことがあるかもしれません。そんなとき、料理を盗み食いしてしまうことはもちろんなのですが、お酒を盗み飲みしてしまうことが、とても恐ろしいです。

犬は好奇心旺盛な動物です。お酒を舐めてしまうかもしれません。お酒の味を好み、飲み干してしまうかもしれません。実際に、お酒を飲み、亡くなってしまった犬もいます。愛犬に気を向けてあげることができないときは、他の部屋やケージの中に入れておくなど対応しましょう。

愛犬のケガや事故に要注意!④「節分」

赤鬼のお面とお洒落をしたダックスフンド

節分には、豆撒きをしますね。室内に撒いた豆を犬が拾い食いしてしまうかもしれません。ピーナツや大豆などを撒きますが、犬が食べてしまうと、お腹を壊してしまうことがあります。たくさん食べてしまうと、下痢が数日続くこともあります。

また、外にも豆を撒きますね。節分の後、お散歩中、あちこちに豆が落ちているのを見かけるのではないでしょうか。拾い食いしてしまわないよう、十分に注意して歩きましょう。

まとめ

おもちゃを咥えて赤いリボンをした犬

犬のいる家庭で気を付けたい冬のイベントについて、

  • クリスマス
  • バレンタイン
  • お正月
  • 節分

この4つのイベントの注意点を解説しました。犬のケガや事故に繋がってしまうと、せっかくの楽しいイベントも、悲しいイベントになってしまいかねません。愛犬の安全を考え、十分に配慮し、楽しいイベントにしてくださいね。

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