犬の多頭飼いは違う犬種同士でも大丈夫?

犬の多頭飼いは違う犬種同士でも大丈夫?

犬の多頭飼いにあこがれている人は少なくないと思いますが、違う犬種同士でも大丈夫なのでしょうか?違う犬種で多頭飼いをする際の注意点などについて詳しく解説したいと思います。

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違う犬種同士の多頭飼いは大丈夫?

寄り添うチワワと柴犬のパピー

犬の多頭飼いをしている家庭の多くでは、同じ犬種を複数頭飼っている傾向が強いと言われています。「その犬種が好き」「慣れているから飼いやすい」「先住犬のブリーダーに勧められた」などの理由から、同じ犬種の多頭飼いをする人が多いようです。

しかし、ペットショップなどに行くとたくさんのかわいらしい犬種を見ることができますし、お散歩などで他の犬種と触れ合って、その魅力を知ることもあるでしょう。そうしたとき、先住犬とは違う犬種を新たに飼ってみたいと思うこともあると思います。そして、家庭内で違う犬種を複数頭飼うことに、漠然とした不安を感じる人もいるようです。

違う犬種同士の多頭飼いについてですが、いくつかの注意すべき点に気をつけておけば基本的には全く問題ないと思います。多頭飼いの犬選びでは、犬種の違いよりもそれぞれの性格や年齢・性別などを意識すべきだと言われています。

多頭飼いの注意点①犬種が持つ気質の相性

芝生を並んで歩くポメラニアンとビーグル犬

犬の多頭飼いには、犬種の違い自体よりもそれぞれ性格のタイプや相性が大切だと言いましたが、犬種によってある程度性格や気質に傾向が見られるため、それを参考にすることもいいでしょう。

レトリバー種のように、人や犬に対してフレンドリーに接することができるタイプの犬種は比較的多頭飼いに向いており、相手がどのようなタイプの犬であっても受け入れやすいと言われています。ただし、しつこくされるのが苦手なタイプの犬の場合は、洋犬のフレンドリーさをうっとうしいと感じてしまうこともあるため、気質が似た犬種同士を飼う方がいいのかもしれません。

その反対に、自我や縄張り意識の強い日本犬や独立心を非常に強く持っているサイトハウンドなどは、ほかの犬と仲良く遊びたいという気持ちが薄い可能性があるので、多頭飼いが難しい場合も。

ただし、それらの犬は興味のない相手に対して必要以上に関わろうとしないため、積極的に喧嘩を仕掛けたり攻撃したりするようなことは少ないとも言われています。また、1対1であれば仲良くなれるタイプの犬たちも多いため、日本犬やサイトハウンドなどの場合でも、それぞれの個性をしっかり見極めて問題なしと感じられれば多頭飼いも十分可能でしょう。

多頭飼いの注意点②怪我や健康トラブル

前足を怪我しているシーズー

違う犬種を飼うときに気をつけたいのが、体の大きさや運動量の違いです。これがあまりにも違いすぎると、故意ではなくても体の小さな犬が怪我をしてしまったりする可能性があるので注意しましょう。

また、運動量が違う場合、それぞれにとって適切な散歩の量・質も異なるものです。同じ散歩を日々繰り返していると、どちらかが運動不足または運動過多になってしまい、肥満や関節疲労など健康トラブルを引き起こしてしまう場合があるのです。体の大きさなどが異なる犬種を飼う場合には、飼い主さんが日々の食事だけでなく運動量などの管理もしっかりと行いましょう。

また、これは同じ犬種同士の多頭飼いにも言えることですが、一般的には異なる性別の方がと喧嘩が起こりにくいと言われています、さらに、年齢差は遠すぎず近すぎず3歳差程度がベストだと言われています。あまりにも年齢が近いと仲がいい場合は問題ありませんが、そうでない場合非常に激しい喧嘩になってしまったり、いつまでも決着がつかなかったりして、良い関係性が築けないことがあるのです。

また、年齢が10歳差など離れすぎていると同じペースで散歩や遊びをすることができず、どちらかが負担を感じてしまうことがありますし、落ち着いて過ごしたいシニア犬にとって、はしゃいでいる子犬がストレスの原因になってしまうこともあるのです。

まとめ

ベッドで並んで寝ている4頭の犬

違う犬種同士の多頭飼いは、気質の相性や大きさの違いなどに気をつけて犬種を選び、また飼育をしていくことができれば特に問題はないと思います。犬種以上に大切なのは、それぞれの犬の性格・個性です。特にほかの犬を受け入れることができるかどうかなど、先住犬のタイプがとても重要なポイントとなるでしょう。

気をつけなければならないのが「ほかの犬に対して強い攻撃性を見せることがある犬」や、「飼い主さんへの依存心が強い犬」、「過度に憶病な犬」だと言われています。これらのタイプの犬は家庭内にほかの犬が入ってきたり、飼い主さんの愛情がほかに向けられたりすることに抵抗を感じてしまうので、多頭飼いには向いていないと考えられます。

それぞれの性格や気質を理解した上で違う犬種を複数飼うことができれば、その分いろいろな犬の魅力を知ることができると思いますし、とても楽しいドッグライフになると思います。今いる愛犬の幸せを一番に考えた上で、多頭飼いも検討してみるといいのではないでしょうか。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 女性 なおみ

    わが家は犬種が違うワンが4匹いますが、みんな仲良しですよ✧︎◝︎(*´꒳`*)◜︎✧︎˖
    新しい子が来た時には、まず上の子に声をかけてから新しい子に声をかけるとか、ちゃんと順番を考えてあげると仲良くしてくれるのでは。。。
    ちなみにウチは一人一人名前を呼んでからご飯やオヤツをあげるようにしてます。。。
    取り合いも無く、みんな自分の名前が呼ばれるのを待ってますよ✧︎◝︎(*´꒳`*)◜︎✧︎˖
    気がついたらみんな一緒に固まってます(笑
    なおみの投稿画像
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