犬に寂しい思いをさせない為に飼い主が出来ること5個

犬に寂しい思いをさせない為に飼い主が出来ること5個

犬と一緒に暮らしていて、飼い主さんも愛犬もお互いから片時も離れたくないと思っていても、愛犬のためだけに全ての時間を割くことは出来ません。また、愛犬が寂しいと感じるのはお留守番をしている時だけなのでしょうか?今回は、愛犬達はどんな時に寂しさを感じるのか、そして私たち飼い主は、犬に寂しい思いを出来るだけさせないために、どんなことが出来るのか、考えてみたいと思います。

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犬が寂しくなる理由4個

柵の中から手を出して外を見る犬

飼い主さんが側にいない

飼い主さんの目から見て、一番愛犬が寂しそうに見えるのはお留守番だと思います。特に、飼い主さんや家族の人が全員外出し、誰もいない家の中で愛犬だけが残されて、お留守番をしなければならない状況になったときではないでしょうか。あるいは、愛犬が一番好きな人が外出してしまったときなど、他の家族がいても心が空っぽになったような表情をしていることはありませんか?

飼い主さんが構ってくれない

おうちの中に飼い主さんがいても、全く愛犬に構わず、まるで愛犬の存在が一切、目に入っていないかと思うほど他のことに集中していると、愛犬は疎外感や寂しさを感じるでしょう。例えば、手のかかる赤ちゃんや介護の必要な病人や老人がいて愛犬に構えない、在宅でのお仕事に集中しすぎて愛犬の世話がおろそかになってしまう、というようなことが愛犬に孤独を感じさせてしまう要因になります。

飼い主さんに優しく接してもらえない

犬は、人間の表情や声の大小や高低から感情を読み取れる能力を持っています。穏やかな声でゆっくりと話しかけられて、笑顔を向けられると自分に好意を持っている、と察知できます。逆を言えば、険しい顔で大声で怒鳴りつけるなどすれば、言葉の意味が分からなくても自分に何かネガティブな感情を向けられていることも理解します。

もしも、大好きな飼い主さんから冗談であっても、「バカ」「役立たず」「可愛くない」「みすぼらしい」など、ネガティブな言葉を吐き続けられると、感受性が強く利口な犬ほど、「自分は飼い主さんに愛されていないのでは?」と感じるようになるでしょう。

分離不安症のため

犬の分離不安症とは、飼い主さんから離れることで様々な問題行動を起こすことを言います。家の中のものを破壊する破壊行動や、自分の足を執拗に舐めたり、噛んだりする自傷行為も分離不安症による問題行動です。

なぜ、犬は寂しがるのか?

上目遣いでこちらを見つめるキャバリア

高い社会性と知能をもっているため

もともと、犬は野生で暮らしていたころから群れを作って、集団生活を送ってきました。その結果、自然界で生きていく上でそれぞれの能力に応じた役割が与えられ、その役割に見合う餌をリーダーから分配され、与えられるという高い社会性を持つようになりました。

現在、人に飼われている犬は狼の習性を引き継いでいるため、人と共存できる社会性を生まれながらにして持ち合わせています。また、自分以外の犬とも意思を交わしあえる知能も持ち合わせています。そのため、仲間と仲良くできる能力がある半面、仲間と諍いがあったり、仲間とうまく交流できなかったりすると、疎外感を抱くほど高い感受性も持っています。

寂しがり屋になりやすい犬種がある?

高い社会性と知能、豊かな感受性がっても、全ての犬が寂しがり屋になる訳ではありません。多くの犬種と接し、とりわけその犬種の中でも特に優秀な血統を持つ犬を知る優秀なショーハンドラー(ドッグショーでショードッグをエスコートする職業)の人達や、動物学者の中にはある特定の犬種を「分離不安になりやすい犬種」として名指ししているという話があります。

どんな犬種が寂しがり屋になりやすい?

純血種の犬は、いつくかのカテゴリーで分類されています。その中で「ガン・ドッグチーム」と言われているカテゴリーに分類されている犬は、もともと、様々な猟をするために作出された由来を持つ犬種です。例えば、ワイマラナー、ポインター、コッカースパニエル、セッターなどは、飼い主さんとともに獲物を追い、協力し合って狩猟を行っていました。

そのため、協調性があり、飼い主さんに従順で素直で、飼い主さんの一挙手一投足に集中することができ、飼い主さんの感情を読み取ろうとする感受性も豊かです。ところが、この素晴らしい特性は、猟犬でなく家庭犬になると、飼い主さんへの依存心の強さとなって現れてしまいます。逆に、シープドッグ、キャトルドッグと言われている犬は、飼い主さんがいなくても羊や牛の番をし、自分で考えて自分で判断して仕事をするので、飼い主さんへの愛情が深くても、分離不安にはなりにくい、と言われています。

犬が寂しい思いをしているときに見せる仕草

上目遣いをしながら伏せている犬

上目遣いで飼い主さんを見る

床に伏せた状態で、上目遣いで飼い主さんを見上げます。

目を潤ませて、鼻声を出して甘える

瞬きもせずにじっと飼い主さんの顔を見て、「クンクン」「キュンキュン」と子犬のような声を出して甘えます。

拗ねる

飼い主さんの呼びかけを明らかに無視し、そっぽを向いています。けれども、耳だけは飼い主さんの声に反応します。

イタズラや盗み食い、トイレの失敗などが増える

飼い主さんに構ってほしい気持ちとストレス解消のために、イタズラが増える場合があります。まるでうっ憤を晴らすかのように盗み食いをしたり、ゴミ箱をあさったりします。また、ふだんはほとんど失敗しないのに、頻繁にトイレを失敗したり、あえてトイレトレイの側で見せつけるように失敗したり、布団や洗濯ものなど飼い主さんが困る場所を狙ってトイレの失敗をやってのけることもあります。

犬に寂しい思いをさせないために飼い主ができること5個

電話の側で寂しそうな表情の犬

1.留守番ができるようにしっかりとトレーニングをする

まず、「飼い主さんは必ず帰ってくる」「安全な場所がある」ことを理解させるようにトレーニングをします。できれば、室内でフリーにせずクレートに入っている状況でお留守番をするようにします。それでも、遠吠えなどが止まない場合は、お留守番の前に散歩をさせたり頭を使ったトレーニングをしたりして少し疲れさせ、眠くなるように仕向けます。

2.「飼い主さんがいなくても楽しいことがる」と経験させる

愛犬だけで、デイサービスに預けたり、お泊まりをさせたりして「飼い主さんがいなくても楽しいことがある」と経験させます。

3.常に笑顔で接する

どんなに忙しくても、愛犬に話しかけるときはおだやかに笑顔で話しかけましょう。

4.常に愛犬の存在を気に掛ける

一日にほんの5分から10分程度、愛犬とだけ向き合う時間を作ってあげましょう。

5.愛犬に嘘をつかない

「散歩に行くよ」と声をかけたのに後回しにしているうちに時間がなくなり、行けなくなった…というようなことが度重なれば、愛犬も飼い主さんの言葉を簡単には信じなくなります。たとえ言葉であっても、愛犬はその言葉の中にある飼い主さんの感情を信じます。ですから、たとえ些細なことでも、愛犬に嘘をつかないようにしましょう。

まとめ

飼い主と一緒にいられて笑顔のポメラニアン

有名な「犬の十戒」の中に「あなたと離れることが一番つらいことです」「あなたにはほかにやることがあって友達もいるでしょう?でも、私にはあなたしかいないのです」「言葉がわからなくてもあなたの声は十分私に届いているのです」という文章があります。
「犬の十戒」を心に置いて、まずは、愛犬にとって私たち飼い主がどんな存在なのかを思い返し、どうすれば愛犬に寂しい思いをさせないようにできるのかを、今一度、愛犬と向き合いながら考えてみてはいかがでしょうか?

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