犬が悲しんでしまうこと1:捨てる
犬を家に迎え入れ、家族の一員となる経緯はご家庭ごとに異なるかと思います。ペットショップで購入された方もいれば、保健所などから保護した方や、知人から譲り受けた方など様々です。どのような経緯であれ、犬を迎え入れると言うのは犬が好きで一緒に暮らしたいという気持ちがあったからです。
しかし、一緒に暮らしていくと会話ができない犬相手に苦戦して、思ってもいなかったことがいくつも起こったのではないでしょうか?そんなときに飼う前に思っていたことと違うと判断して、捨ててしまう行為は犬を悲しませてしまいます。
犬という動物は大抵が警戒心の強い動物です。おそらくですが、初めて家に来たときは家中や家族の人のことをキョロキョロ見ていて、少しずつ心を開いて近くに寄ってきたり、一緒に遊ぶようになってきたりしたはずです。
そして、仲良くなってきて警戒心もなくなり、いろいろなことに興味が湧き始めるといたずらをしたり、問題行動と呼ばれる行為をしたりするようになります。そんなときに家族や知人に相談したり、ネットや本などを使いいろいろ調べたりしても解決できず、愛犬と向き合わずに捨てるという行為をすることは決して良いことではありません。
一度迎え入れると決めた以上は、絶対に捨てるという行為はしてはいけません。
犬が悲しんでしまうこと2:構わない
どのご家庭でも犬を家に迎え入れたときは、たくさん遊んだり構ったりすると思います。しかし、時間が経つにつれ愛犬と遊ぶ時間が少なくなっていないでしょうか?
また、始めのうちは犬が1匹だけだったからよく遊んでいても、多頭飼いになったり他の動物を飼ったり、もしくは家族が増えたりして環境の変化から遊ぶ頻度が減ってしまうこともあるかもしれません。遊ぶ頻度が少なくってしまったことにより、犬も寂しいと思っていたり、悲しんでいたりするかもしれません。
忙しくてあまり構うことができなくなってしまった場合など、仕方のない事情があるかもしれませんが、そういうときは犬を迎え入れた頃のことを思い出してみてください。
犬が悲しんでしまうこと3:長時間留守にする
長時間留守にすることにより、大好きな飼い主さんと会えないことから犬が悲しんでしまうかもしれません。しかし、犬と暮らし始めると必ず起こってしまうのが行ける場所の範囲や時間が制限されてしまうことです。
例えば、どこかご飯を食べに行こうとしてもペットの入店ができなかったり、どこか遠出しようとしても犬が家にいるからあまりゆっくりできなかったり、時間や場所に制約ができてしまいます。
知人に預けることができたり、ペットの預かりをしてもらえる所が近所にあったりすれば利用したら、長時間留守番させるということをせずに済むかもしれませんが、必ずしも犬を飼っている人皆が利用できるとは限りません。そのため、犬を飼う前にこのような制約ができてしまうことをきちんと理解し、どこかに行く際も犬が一緒に行けるかなど考えたりして、犬を長時間留守番させるような環境を作らないようにする必要があります。
まとめ
犬は話すことができないため、悲しんでいるかどうかを直接本人から聞くことができません。そのため、悲しんでいるかどうかは表情や行動から判断する必要があります。
この記事に書いたことを含め、他にも何か思い当たるようなことをした後に犬が悲しそうな様子をしていたら、本当に悲しんでいるかもしれません。何をしたら悲しむか分かるまで時間がかかるかもしれませんが、もし分かったのであれば極力それらの行動をしなければ犬も悲しくてならずに済むはずです。
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