寿命が長い傾向にある犬種
犬種によっては他の犬種と比較して、寿命が長い傾向にある犬種がいます。まずはそんな寿命が長いと言われている犬種TOP3をご紹介します。
1.ミックス犬種
2つの犬種の子どもであるミックス犬は、寿命が長い傾向にあります。
近年、可愛らしい犬種と犬種の子どもであるミックス犬の人気が急上昇しており、ペットショップでも見かけることがとても多くなりました。
マルチーズ×トイプードルや、チワワ×ミニチュアダックスフンドなど、それぞれの特徴が現れたユニークながらも愛らしい見た目が魅力です。また、病気にもかかりにくいと言われていますよ。
2.マルチーズ
続いて、日本国内でも愛らしい見た目から人気の高いマルチーズが寿命が長い犬種にランクインしています。純犬種であれば、マルチーズが最も長生きする傾向にあると言われているほどです。
マルチーズは世界中でも最も歴史の長い愛玩犬として知られていて、人間と共存してきた歴史を振り返ると、紀元前1500年頃まで遡ると言われています。
そのため、飼い主に対する愛情が深く、家族の中に子供がいれば、一緒になって遊んでくれるという家庭的な一面も持ち合わせていますよ。
3.ヨークシャーテリア
日本国内でも見かけることの多い超小型犬のヨークシャーテリアも寿命が長い傾向にある犬種です。超小型犬になると、寿命は短くなってしまうのはと考えられがちですが、そんなことはありません。
実際、ヨークシャーテリアの平均寿命は14~15歳を超えると言われており、他の犬種と比べても明らかに長寿の傾向が強い犬種です。
性格は非常に気が強く、頑固な犬が多く、初心者の人にはしつけが難しいため向かないと言われている犬種ではあります。しかし、しっかり信頼関係を築き、飼い主であると認められると、強い信頼を寄せる犬種ですよ。
寿命が長い犬種、その理由や長生きの秘訣とは?
今回はミックス犬やマルチーズ、ヨークシャーテリアの3犬種を寿命が長い犬種としてご紹介しましたが、その他にもミニチュアダックスフンドやパピヨン、チワワ、トイプードル、柴犬などが挙げられます。
では、これらの長寿の傾向にある犬種は、どのような理由から長生きしやすいのでしょうか。また、すべての犬種に当てはまる長生きさせる秘訣はあるのでしょうか。
寿命が長い犬種の理由
上記で挙げた長生きしやすい犬種を見てもわかる通り、まず長寿の傾向にある犬種は小型犬が多いです。これはなぜかというと、体の成長スピードが遅いため、その分、長く生きることができるのです。
また、犬種として先天性のある病気を患う確率が低い犬種や、後天的な病気であっても発症しやすい病気が少ない犬種も長生きしやすいです。
長生きの秘訣は?
では、上記の犬種以外でも長生きさせる秘訣はあるのでしょうか。もちろんあります。実際、大型犬であっても超長生きした犬種は世界中で多くいます。
長生きの秘訣は以下のようなポイントが挙げられます。
- 室内飼い
- 年齢に合ったペットフードを選ぶ
- 食事の量をしっかり管理する
- その犬種に合った適切な運動をさせる
- 飼い主さまとよく遊ぶ
- 健康診断を定期的に行う
- 歯みがきなどの健康習慣を継続する
これらが長生きの秘訣の主なポイントとなります。昔より長寿となった主な理由としては、室内飼いになったことや、ドッグフードが進歩したことが影響していると考えられています。
また、犬に関する健康知識も広く認知されるようになったので、それらを実践する飼い主が増えたことも理由と言えるでしょう。
どうしても防ぎようのなかった病気なども起こり得ますが、上記のような秘訣を日頃から実践することで、少しでも愛犬に長生きしてもらう確率は上がりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬種によって長寿の傾向が見られるというお話をしましたが、実際は、飼い主が与える影響も非常に大きいです。ぜひ小型犬、大型犬関係なく、今回ご紹介したような長生きの秘訣を実践し、愛犬には元気な状態で長生きしてもらいましょう。