犬に『暖房』は使うべき?適切な温度は?

【獣医師監修】犬に『暖房』は使うべき?適切な温度は?

寒い冬がやってくると、室内であっても暖かくしなければいけません。特にシングルコート犬種を飼っているご家庭は、室内の温度に気を配る必要があります。そこで、今回は犬に『暖房』は使うべきなのか、また適切な温度はどのくらいかについてお話しします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬に暖房は使うべきか?

毛布をかぶって寒そうにしている犬

冬になると、室内にいてもとても寒い思いをします。それは人間だけでなく犬も同様に、寒いと感じているのです。
特に、シングルコート犬種と呼ばれる毛皮が1枚のみの犬種(プードルやチワワなど)はとても寒さに弱いので、寒さ対策をしなければ体調を崩してしまう恐れがあるので注意が必要です。

そのため、冬の寒い時期になって、犬のいるご家庭では、暖房器具を使って室内を温める必要があります。したがって、冬になったら犬に暖房器具は使うべきです。

使うべき!エアコンやホットカーペットを推奨

犬に暖房器具は使うべきです。しかし、暖房器具にも様々な種類がありますよね。灯油を入れて使う灯油ストーブもありますし、冷房と暖房と両方の機能を兼ね備えてているエアコンも、最近では主流となってきています。

では、犬に暖房器具を使う場合、どのような暖房器具を使うべきなのでしょうか。最も良いと言われているのは、エアコンです。エアコンは高い位置にあり安全であ る上、機種によっては室内全体に暖かい空気を行き渡らせてくれます。 また、犬が触ることもなく、火傷などの怪我をする心配もないので、お留守番中も暖房を点けっぱなしにして出かけることができるのもメリットです。 また、犬が触ることもなく、火傷などの怪我をする心配もないので、お留守番中も暖房を点けっぱなしにして出かけることができるのもメリットです。

対してストーブなどの直置き暖房器具はあまり推奨できません。特に触れてしまうと火傷をする暖房器具は非常に危険です。犬は寒いと感じると暖房器具のすぐ横まで行き、温まろうとするため、火傷になりやすいです。 他にもエアコンだけでは暖かさが足りないと感じる場合は、ホットカーペットを敷くなど、工夫次第で対策ができますよ。

暖房を使う際の注意点やポイント

暖房器具の前に置かれたクッションに座る犬

続いて暖房器具を使う際の注意点をご紹介します。先ほど少し触れましたが、より詳しく確認していきましょう。これから暖房器具を用意するという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

フローリングにはマットなどを敷いて

リビングに敷かれたマットの上で寝転ぶ犬

床がフローリング材のご家庭は非常に多いです。フローリングは冬になると冷えやすい材質なので、直で歩くとヒヤッとしますよね。これは犬も同じように感じています。

特に、フローリングにそのまま伏せた状態で休むことの多い犬は、足だけでなく、お腹も冷やしてしまうことが多いです。すると下痢などの体調不良につながってしまうので、フローリングへの対策も必要です。
そこでマットを敷くという方法が挙げられます。手っ取り早く、安価で購入できるマットも多いので、犬が行動する範囲にはマットを敷いてあげると冷えを防ぐことができますよ。

なるべく加湿器も一緒に活用

暖房器具を使う際、気になるのは乾燥ですよね。人間も喉が痛くなり風邪をひきやすくなったり、肌が乾燥して痒みが生じたりするということがあります。犬も乾燥は大敵です。体調を崩す原因となり得るからです。

そこで、暖房器具を使う際は加湿器を同時に活用することを推奨します。すでに実践している方も多いと思いますが、加湿器を一緒に使うことで、室内の乾燥をある程度和らげてくれます。

犬にも良い効果を与えてくれますが、犬だけでなく家族全体にメリットがあるので、まだ持っていないという方は購入をおすすめします。

飲み水はいつもより多めに用意

透明なボウルで水を飲んでいる犬

暖房器具を使うと乾燥するという話が出ましたが、乾燥すると喉が渇きがちになります。そのため、ふだんよりも飲み水を多めに用意してあげる必要があります。

実は犬が脱水症状に陥りやすい季節は夏だけでなく、年間を通してみると冬も非常に多いことがわかっています。そのため、水は多めに用意し、喉が渇いたと感じたらすぐに飲みに行けるような環境を整えておきましょう。

暖房を使う際の適切な温度は?

ブランケットの上で飼い主とリラックスする犬

暖房を使う際、犬にとってどのくらいの室温に設定するのがベストなのかと疑問に思う飼い主さんは多いです。これはシングルコート犬種かダブルコート犬種かによっても最適な室温が異なります。

シングルコート犬種の場合は、20℃では肌寒いと感じる可能性があるので、ホットカーペットを敷いたり、犬用のブランケットを用意したりするなど、プラスαの工夫を施すと良いでしょう。ホットカーペットも低温やけどの原因になりますので、低温をお勧めします。

シングルコート犬種の場合は、20℃では肌寒いと感じる可能性があるので、ホットカーペットを敷いたり、犬用のブランケットを用意したりするなど、プラスαの工夫を施すと良いでしょう。

まとめ

部屋におかれた暖炉の前で座る犬

いかがでしたでしょうか。犬も冬になると寒さを感じるため、暖房器具は必須です。しかし、暖房器具の中には犬にとって危険性の高い器具もあるため、暖房器具選びは慎重に行ってください。

また、犬種によっても寒さの感じ方が異なるので、愛犬の様子を見ながら暖房器具以外のあったかグッズを取り入れることを推奨します。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 匿名

    シニア犬を飼っています。
    日中、仕事で留守にすることが多いので、日が射すところのカーテンをちょっと開けてひなたぼっこできるようにしてます。
    普段、ワンコが過ごすリビングはフローリングなので、ラグや毛布を敷いたり、洋服を着て、過ごしてもらってます。
    乾燥する季節なので、加湿器は必須です。
  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    犬の寒さ対策のひとつとして服を着させることがあげられます。ずっとエアコンつけっぱに 出来ない家庭もありますよね。サークル近くにエアコンがない家庭もありますよね。愛犬に服を着させることは寒さ対策として有名ではないでしょうか。部屋着と外出用のジャケットの用に数種類用意すると良いかもしれません。
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