寒さに弱い犬種4選!やっておきたい寒さ対策まで

【獣医師監修】寒さに弱い犬種4選!やっておきたい寒さ対策まで

「暑さに弱い犬って寒さには逆に強いの?」ふとそう思う人は少なからずいることでしょう。しかし、実際は寒さに弱い犬はたくさんいるのです。今回は日本で親しみのある犬種の中で特に寒さに弱い犬種をご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.チワワ

おすわりするチワワ

  • 体高:約18cm 体重約2kg
  • 原産国:メキシコ
  • 被毛の特徴:細い被毛。短毛と長毛の2パターンに分かれる。

日本でとても人気のある小型犬のチワワは寒さに弱い犬種として知られています。小型犬全般にいえることですが、小さな体は体温を保ちにくく地面からの冷気を体に受けやすいので、どうしても体が冷えやすくなってしまうといえます。また、チワワの特徴でもある細くて繊細な被毛は保温効果がほとんどなく、立派な立ち耳から冷気の影響を受けて体が冷えやすいのでそういった点も寒さに弱い原因になっているのでしょう。

基本的に犬は人間よりも寒さに強いといわれていますが、チワワに関しては人間と同じか人間よりも寒がりだと考えられますので、必要であれば室内でも服を着せるなどの対策を行った方が良いといえます。

2.トイプードル

お利口そうなトイプー

  • 体高:約25cm 体重約4kg
  • 原産国:フランス
  • 被毛の特徴:シングルコートでクルクルな巻き毛。

トイプードルはチワワと同じく日本でとても人気のある小型犬ですよね。個性的なカールした巻き毛は一見すると保温性バツグンのように感じますが意外と保温効果がなく、加えてトイプードルは保温効果が優れたアンダーコート(下毛)が少ないので寒さに弱い犬種として知られています。気温の低い時期に外へ出る時は服が必需品といえるでしょう。

これまた小型犬全般にいえることですが、人間と一緒に室内で過ごしていると室内の温度に慣れてしまうことがあるそうです。つまり、冬に暖かい場所で過ごしているとその温度が当たり前となって寒がりになってしまうのです。こういったことも原因となって室内犬は寒がりな子が多いそうですよ。

3.ミニチュアピンシャー

何かを見つめるピンシャー

  • 体高:約30cm 体重 約4kg
  • 原産国:ドイツ
  • 被毛の特徴:シングルコートの短毛

ドーベルマンのような見た目をしているミニチュアピンシャーは、筋肉質でスリムな体型に短い被毛が特徴の小型犬です。見た目どおり寒さにとても弱いので寒い時期には防寒対策が大切となりますよ。

また、ミニチュアピンシャーは耳の先が血行不良になりやすく、血管炎を引き起こすと耳の毛が抜けてしまったり、耳の端が欠けてしまうことがあります。ですので、場合によっては帽子やフードを被せて散歩に連れて行くようにしてあげてくださいね。

4.ヨークシャーテリア

伏せをするヨーキー

  • 体高:約20cm 体重約3kg
  • 原産国:イギリス
  • 被毛の特徴:シングルコートの長毛

茶色と銀色の美しくも素朴な色合いをした被毛をもつヨークシャーテリア。長毛の子もいるため寒さに耐性があるのかと思いきや、意外にも寒さに弱い犬種として知られています。一本一本被毛が細く、加えて保温効果のあるアンダーコート(下毛)が少ないのが寒がりな原因といえるのかもしれません。

ちなみに、私の愛犬はヨークシャーテリアとマルチーズのmixなのですが、寒い時期になると毛布に潜ったまま出てこなかったり、コタツの中が寝床になっていたりといかにも「寒がりだな」と感じることが多いです。

おすすめの寒さ対策法

温まる犬

温度の寒い場所では服を着せる

では、愛犬が寒がりな場合はどういった寒さ対策をするのかといいますと……、基本的には人間と同じような寒さ対策をするだけで大丈夫です。例えば、寒い時期に外へ出る時は、暖かい素材の服を着せる。必要な場合は帽子やフードを被せる。といった対策をしてあげてください。また、室内で暖房器具を使わない時も同様に服を着させてあげることをおススメします。

ふわふわ素材の寝床を用意してあげる

犬の寝床はできるだけ夏用と冬用の2パターン用意するようにしましょう。寒い時期に適した素材は、『起毛』や『毛布』が理想的です。また、寝床自体もなるべく保温効果のある『ドーム型の犬用ベッド』にしてあげるとさら温かい寝床に仕上げることができるでしょう。愛犬も幸せな気持ちで眠れること間違いなしです。

暖房器具を活用する

飼い主と犬共に室内で快適に過ごすためには、なるべく暖房器具を使うのが良いと思います。ストーブや電気カーペット、ファンヒーターやオイルヒーター、エアコン、犬用ヒーターなど様々なものがありますが、中でもおススメなのは『エアコン』と『オイルヒーター』となります。理由としては、室内全体をじんわり暖めることができるからです。さらに、愛犬が火傷や低温火傷などのケガをするリスクがほぼ無いというのもおススメするポイントとなります。

ただ、暖房器具には『室内が乾燥しやすい』といったデメリットがありますので、暖房器具を使用する時は加湿器を一緒に使って、乾燥の予防を行ってくださいね。

まとめ

防寒対策をする犬

今回は日本で親しみのある犬種の中から寒さに弱い犬種をご紹介しましたが、実はご紹介した犬種以外でも寒さに弱い犬種はたくさんいます。

  • 小型犬
  • シングルコート(抜け毛の少ない犬種)
  • 短毛種
  • 室内犬

上記のものに当てはまる犬種は、寒さに弱い犬種である可能性が高いといえます。特にずっと室内で飼われている犬は室内の環境に慣れることで、犬種にかかわらず寒さに弱くなってしまいます。ですので、寒い時期に愛犬が寒そうにしているのでしたら、寒さ対策をしてあげることをおススメします。

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