あなたはできてる?成犬の適切な褒め方・叱り方

あなたはできてる?成犬の適切な褒め方・叱り方

犬のしつけの基本は適切な「褒め方」と「叱り方」です。シンプルでありながら1番難しく、1番重要なこの2つの方法についてご紹介いたします。ちょっとしたコツで、もっと伝わりやすくなりますよ★

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言葉を統一する

人差し指を立てる飼い主と犬

褒める時と叱る時の言葉を決めよう

毎回違う言葉を使うより、同じ言葉を使った方が犬が理解しやすくなります。

例えば、

  • 褒める時には「グッド」
  • 叱る時には「ダメ」

というように、それぞれの言葉を1つずつ決めておくと良いでしょう。

また、飼い主さんだけでなくご家族の間でも統一しておくようにしましょう。

褒める時は名前も呼んであげる

褒める時には、褒め言葉だけでなく愛犬の名前も一緒に呼んであげると良いでしょう。
こうすることで、愛犬が自分の名前を「良いこと」「嬉しいもの」として認識するようになります。

叱る時に名前を呼ぶのはNG!

逆に、叱る時に愛犬の名前を呼んではいけません。愛犬が「自分の名前を呼ばれると悪いことが起こる」と認識してしまい、名前を呼んでも来なくなってしまう恐れがあります。

声のトーンにメリハリをつける

お手をする犬と子供とお父さん

声のトーンで伝わりやすくなる

犬は言葉が持つ意味のほかに、飼い主さんの「声のトーン」によってその意味を深く理解します。

そもそも犬は言葉を使わないので、犬同士の場合のコミュニケーションでは「声のトーン」が重要になってくるのです。

そのため、褒める時と叱る時は普段の飼い主さんの声のトーンではなく、それぞれのメリハリをつけることで犬に伝わりやすくなります。

褒める時は高いトーンで

犬は嬉しい時や甘える時など、他者に対してポジティブな気持ちの時には高いトーンの声を使う習性があります。これを利用して、褒める時にはいつもより高いトーンの声で褒めてあげましょう。

叱る時は低いトーンで

逆に、犬は怒っている時や相手を咎める時など、他者に対してネガティブな気持ちの時に低い声で唸る習性があります。愛犬を叱る時にはいつもより低い声のトーンを使うと愛犬が理解しやすくなります。

その瞬間に褒めるor叱る

部屋を荒らした犬

タイミングが重要

犬を褒める時も叱る時も、そのタイミングが重要になります。

犬の記憶力が低いわけではないのですが、その行動をした直後に褒めたり叱ったりすることで「この行動は良いこと」「この行動は悪いこと」という認識がしやすくなるのです。

褒める時は動作が完了した瞬間に

飼い主さんの出した指示にうまく従うことができたり、なにか良い行動をした時には「その行動が完了した直後」にすかさず褒めることがポイントです。

例えば「オスワリ」のコマンドを出した場合、愛犬がオスワリをした瞬間におやつを与えて褒める、という感じです。オスワリが成功してから時間が経ってしまうと、どの行動が正解だったのか分からなくなってしまいます。

叱る時は現行犯で

コードを噛んでいたり人に対して唸っているときのように、何か悪い行動をした時には現行犯で叱るようにしましょう。

例えば、お留守番の最中に行ってしまった悪いことを後で咎めようとしても、犬にとっては何に対して叱られているのかが理解しにくいことがあります。

トイレの粗相に対しては慎重に

一方、おしっこやうんちの粗相に関してはその場で叱らない方が良いこともあります。

なぜならば、おしっこやうんちをしている最中に叱ってしまうと「トイレをすること=悪いこと」と誤って認識してしまい、トイレ自体をガマンしてしまうことがあるためです。

そのため、トイレの粗相の場合は叱らずすみやかに掃除をすることを優先させ、トイレが成功した時に褒めるようにするほうが良さそうです。

撫でること=褒めることではない

頭を触られる黒い犬

お散歩中はビックリさせてしまうかも

愛犬を褒める時に、褒め言葉や愛犬の名前を言いながら撫でてあげることは良いことです。しかし、「撫でること=褒めること」ではありません。

例えば、お散歩中の愛犬は外の刺激に触れてとっても集中しています。その時にいきなり触られるとビックリしてしまうこともあります。

その場合は「褒められた」という認識よりは「ビックリした~!」という反応で終わってしまうこともあります。

「歩き出すこと」がごほうび代わりに

お散歩中、赤信号の横断歩道では「マテ」や「ストップ」などのコマンドを出して歩みを止めます。犬は早く歩きたい気持ちを制御して止まっているため「歩き出すこと」がごほうび代わりとなるのです。

「無視」で叱る時のコツ

伏せをしている犬

無視は愛犬のワガママに対して有効

  • 人間の食べ物を欲しがって鳴く
  • おやつを欲しがって鳴く
  • 自分の要求が通るまで吠え続ける

など、愛犬の「要求鳴き」に対しては「無視」のしつけが有効です。
「吠えても要求は通らない」ということを認識してもらうことが目的です。

どのくらい無視をすればいいの?

「こういう時は無視をしましょう」と書いてあるしつけ本は多いのですが、いったいどのくらいの時間で無視をし続ければ良いのか悩みますよね。

調べによると、だいたい15分~30分間程度で無視をするのが有効との意見がありました。
要求鳴きを止めて、愛犬が落ち着いた状態になるくらいの時間ですね。

最後は「成功」させて終了しよう

「無視のしつけ」はやりっぱなしではいけません。
その後に何かコマンドを出してそれに従わせ、成功をさせて褒めてあげてはじめて完了となります。

そのため、無視をしてから15分~30分経って愛犬が落ち着いたあとは、愛犬に「オスワリ」や「マテ」などの新たな指示を出します。それに従うことができたら褒めてあげて、無視のお叱りを終了させましょう。

まとめ

しつけトレーニングする飼い主と犬のシルエット

今回は、成犬に対する適切な褒め方と叱り方をご紹介しました。

褒め方については

  • 高い声のトーンで
  • 決めた褒める言葉で
  • 名前も呼んであげながら
  • 指示に従って動作を完了した瞬間に

といったことがポイントです。

一方、叱り方については

  • 間違った行動をしている最中に
  • 低いトーンで
  • 決められた叱る言葉で
  • 無視で叱る時はその後成功をさせて終了する
  • トイレの粗相は叱らない

といったことがポイントです。

褒めたり叱ったりする時は「タイミング」と「犬に伝わりやすい方法」で行うことが共通したポイントです。日々の中で意識しながら愛犬と接することで、愛犬へのしつけがスムーズになっていきます。みなさんもぜひトライしてみてください(^^)

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