一人暮らしでも飼いやすい犬種
- チワワ・・・散歩も少なめで良い点、小さいのど扱いやすいなど、公共機関での外出や旅行へも同伴しやすい。
- ポメラニアン・・・小さいながら自信があり勇敢さと穏やかさを兼ね備えている。しつけもしやく感情表現が豊なので良いコンパニオンドッグになる。
- トイプードル・・・頭脳では小型犬ナンバーワン。しつけがしやすい。明るく人にも犬にも社交的。抜け毛がほとんどないが、1~2ヶ月に1回のトリミングが必要。
犬を飼う前に知っておきたいこと
犬を飼う上で必要になることは色々あるのですが、ここではまず、ごくごく基本的な押さえておきたいポイントだけ挙げてみました。
犬種の成り立ちを理解して
街でよく見かける小型犬たちの多くが愛玩犬(トイ・グループ)に属し、大方が飼いやすいと言われますが、それぞれに、よく吠える、吠えない、毛が抜ける、抜けないなどの特徴があります。それぞれの犬種ごとの違いを理解しましょう。
小型犬はお散歩はあまり必要ないと考える人も多いようですが、例えばミニチュア・ダックスやヨークシャー・テリアなどは、彼らはもともとお仕事犬として作られたちっちゃな猟犬です。なので、頑固で諦めが悪い、気が強い、よく吠えるといった側面もあり、とても活発なので十分な運動が必要です。
基本的な性格の特徴や手入れの仕方など、実際に犬を選ぶ前に「犬種図鑑」などで、知識を得ておくといいかもしれません。
男の子、女の子どちらを飼う?
同じ犬種でも、女の子のほうが落ち着いていて男の子のほうが活発だったり、またその逆もあります。犬の性格も遺伝による影響が大きいと言われているので、信頼できるブリーダーのもとで親犬や兄妹犬の様子を見せてもらうことも大切です。また、専門知識を持つブリーダーから譲り受ければ、食事やしつけ、手入れなど、その後も様々に相談に乗ってくれるでしょう。
基本的な生殖の知識
女の子は生後6〜8ヶ月ほどで最初の発情期がおとずれ、男の子は、それに反応して発情します。
発情期間は2〜3週間。その間は両者ともそわそわして落ち着きがなくなり、食欲がなくなったり怒りっぽくなることもあります。
女の子は避妊でホルモンに関係する病気が防げる、男の子は去勢をすることでマーキングや性質が穏やかになるなどのメリットがあります。
避妊・去勢の正しい知識を持って、判断しましょう。
手術は生後6ヶ月が目安。女の子は1泊の入院、男の子は日帰りとなるのが一般的。
犬にはしつけが必要
子犬から成犬に成長するまでの過程で、人や他の犬との関係を学ぶ時期、しつけなど新しいことを覚えやすい時期、そして人間の子のような反抗期などが訪れます。それらのタイミングに応じた接し方が必要で、対応を間違えると問題犬になりかねません。
しつけを始めるのは3ヶ月前後からがいいと言われています。一般的には生後2ヶ月〜半年くらいの子犬を迎える人が多いようですが、その場合は、迎えたその日からしつけが始まるくらいの気持ちが必要です。ただし、最初は良い関係づくりが最も大切! たくさん遊びながら、していいこと、いけないことを教えていきましょう。
初心者でも飼いやすい犬
一般的に、小型犬種は飼いやすいと言われます。特に街でよく見かける人気犬種は飼いやすいからこそ、これだけ広まったと言えるでしょう。実際に飼っている人に話を聞いてみるのが一番。社交性やしつけのしやすさ、飼い方のポイントなど、飼う状況ごとに一般的な基準でピックアップしてみました。
お年寄りのいる家庭など穏やかな生活を好む人に向くのは
- キャバリアキングチャールズスパニエル・・・社交性があり好奇心旺盛ながら穏やかであまり吠えない。循環器系疾患の発症率が高いので健康管理が必要。
- パグ・・・温和で社交的。愛情深く飼い主に喜んでもらえることが大好き。攻撃性が低いので小さい子どものいる家庭にも向く。
- 狆・・・大人しく控えめな性質ながら自立心もあり落ち着いている。しつけもしやすい
- アメリカンコッカースパニエル・・・穏やかで素直。甘えん坊で陽気。初対面の人にもフレンドリーな中型犬。食欲おう盛なので肥満に注意。
その他、初心者でも飼いやすいのは
- シーズー・・・飼いやすさナンバーワン。陽気で穏やか。無駄吠えが少なくしつけがしやすい。被毛は絡まりやすいので手入れは必要だが抜け毛が少ない。
- ヨークシャー・テリア・・・勇敢なので初めての人、物に対して吠えやすいが、基本は社交的で遊び好き。活発。頭もよくしつけやすい。
- イタリアングレーハウンド・・・非常に温和で殆ど吠えない。人の気持ちに敏感で飼い主ひとすじな面がある。寒さに弱いので冬は服などで保温を。
- パピヨン・・・聡明で飼い主の気持ちをよく汲み取る。頭が良いのでしつけ甲斐がある。反面、自己主張が強く、しっかりしつけないと主導権を奪われてしまうことも。
まとめ
犬を飼うということは、我がままでも困ったコでも、病気がちなコでも、まるごと命を引き受けるということにおいて、ひとりの人間を家に迎え入れるくらいの気持ちが必要です。
彼らは、人間の微妙な感情の変化まで感じ取るほどの敏感さと、喜びも感じれば悲しみも感じる豊かな感性を持っています。そうした意味で動物の中でも特殊な存在であり、様々なことを自ら学ぶことができる非常に優れた能力の持ち主でもあります。愛犬がいることで笑顔が広がり、人間の生活は豊かになりますが、愛犬を幸せにしてあげられるのは、飼い主であるあなたしかいません。
愛犬は家族であると同時に、あくまで「犬」という動物だということも忘れてはいけません。その習性をきちんと理解することは、愛犬を本当に幸せにできるかどうかの分かれ目となります。今は、犬の健康、しつけ、日々のケアなど様々な勉強の機会に恵まれています。初めてワンちゃんを飼う人は、そうした機会を積極的に利用して、ワンちゃんとの素晴らしい生活を十分に満喫してほしいものです。
ユーザーのコメント
30代 女性 Chappy
でも、この子との思い出を作りたいと考えるようになり、家族になりました。性格や、犬の性質とか、あまり深く考えなくても愛情を注いで楽しい時間を過ごしていたら、どの子も可愛い子に育ってくれると思います。
30代 女性 TIKI
50代以上 女性 ろちゃん
でも、一人暮らしの場合、自分の生活や必要性に合った犬種を選ぶことも大事なことなのですね。それぞれの犬種の特徴や、飼い方の基本がまとめられていてわかりやすいです。
とくに、まとめの内容については、全ての人に読んでもらいたい。また、自分自身でも、まるごと命をひきうけるということをあらためて覚悟しなければと感じました。
30代 女性 レイチェル
ただ、ワンちゃんのほうが緊張したりして噛みついてしまうかもしれないのは注意が必要ですが、もし迷われているならたくさんのいぬが集まってる場所に行くのはとてもいいですよ♪あとは、ペットショップに行って抱っこさせてもらうと相性がわかったりしますよ♪
あんなに赤ちゃんで小さくても主張が強い子だったり、寝てばっかりの子もいれば、しっぽを振って目を合わせてくれる子もいます。きっと、運命の出逢いだ!なんて思うこともありますよ(笑)大切な家族と出会えるといいですね♪
30代 女性 ミニー