体臭があまりしない犬種
犬の体臭は臭いと、一昔前までは言われていました。実際、現在でも犬を飼っていない人からすると犬の体臭は感じやすいと言われています。しかし、中にはあまり体臭がしない犬種も存在します。そこでここでは体臭があまりしないと言われている犬種をご紹介します。
1.トイプードル
現在、日本国内でも人気の高いトイプードルも体臭があまりしない犬種として人気です。小さくふわふわとした被毛を持つトイプードルですが、被毛が長くふわふわしているので、一見、毛が抜けやすく臭いもしそうなイメージがあります。
しかし、実際は毛が抜けにくく、体臭もしにくいため、トイプードルがいるご家庭はあまり犬の臭いを感じないという感想を持つ人が多いです。性格も賢く、甘えんぼうな犬種なので、トイレトレーニングや無駄吠えのしつけも行いやすく、初心者でも飼いやすい犬種として有名です。
2.パピヨン
蝶のように左右に大きく開く耳が美しいと人気の高いパピヨンも、臭いがあまりしない犬種です。被毛は長いので、ブラッシングは最低でも週2~3回する必要があります。
パピヨンはシングルコートとダブルコートの2種類いますが、基本的にシングルコートのパピヨンが多く、被毛が少ないことからも体臭がしにくいと考えられます。
しかし、顎が他の犬に比べて小さめなため、しっかり歯磨きをしなければすぐに汚れが溜まり、歯石になりやすい犬種でもあります。歯石ができてしまうと、どうしても口臭が酷くなるので、歯磨きも忘れないようにしましょう。
3.マルチーズ
トイプードルと似た外見を持つふわふわとした被毛が愛らしいマルチーズも、体臭があまりしない犬種の1つです。トイプードルと同じく毛が抜けにくく、体臭があまりしないため、こちらも人気が高いです。
しかし、トイプードルよりも被毛が長く、放置してしまうと汚れてしまったり、1本1本が細い被毛が絡まってしまったりするため、ブラッシングは毎日必要です。汚れを放置してしまうとどうしても体臭悪化に繋がりますので、ケアは怠らないようにしましょう。
4.チワワ
小型犬の代表とも言える愛らしい姿が魅力のチワワも体臭があまりしない犬種です。体臭があまりしない理由としては、シングルコートで被毛の量が少ないことと、単純に体が小さいことが関係していると考えられます。
チワワにはロングタイプとスムースタイプがあります。ロングの場合は被毛が絡まないよう、あるいは被毛が地面について汚れないよう、シャンプーやブラッシングで頻繁にケアをすることが重要です。
5.シュナウザー
実はシュナウザー犬種もあまり体臭がしない犬種として知られています。しかし、しっかり体を清潔に保ってあげたり、被毛を綺麗に整えてあげたりすることが条件です。
シュナウザーはダブルコートの犬種のため、寒さに強い特徴を持っています。しかし、シングルコート犬種よりも毛量が多いため、ブラッシングを毎日してあげる必要があります。ブラッシングを毎日行うことで、体臭を緩和することができますよ。
また、トリミングの後は細菌感染しやすくなるため、シャンプーをしたりタオルで拭いたりと、しっかりケアをすることが重要です。
ケアを怠ると体臭が悪化することも
あまり体臭がしない犬種は、上記で紹介した犬種以外にも多く存在します。しかし、どんな犬種であっても共通して言えることが、ケアを怠ると体臭が悪化するということです。これは剰り体臭がしないと言われている犬種も例外ではありません。
例えば、日々のブラッシングや歯磨き、耳掃除、シャンプーなどが代表的なケアとして挙げられます。これらを適切な頻度、行わなければ、やはりどうしても体臭が発生しやすいです。
特に歯や耳はケアを怠りがちである上、汚れが溜まると体臭の原因となりやすい部位です。ぜひご家庭でも日々の日課としてケアしてあげてくださいね。自分で行うのが難しい場合は、トリミングサロンや病院で相談してみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。日本では室内飼いが主流となっているため、どうしても犬の体臭が気になってしまう人が多いです。体臭があまりしない犬種も多く存在しますが、やはり大事なのは日々のケアです。ブラッシングや歯磨きなど、ご家庭でできるケアは、できるかぎり行うようにしましょう。
ユーザーのコメント
40代 女性 匿名
50代以上 女性 グローネン
50代以上 女性 花子
体臭が少ないのは確かだと思います。