愛犬になめられがちな人の特徴①「何でも言うことを聞いてくれる」
飼い主さんをなめている犬は、とにかくよく吠えます。おやつ頂戴!と吠えて、お散歩に連れて行け!と吠えて、ごはん早く出して!と吠える。そのたびに、“はいはい♡わかりました♡”と、すぐに愛犬の要求に応えてしまう飼い主さんは、完全になめられているでしょう。
お散歩の途中、“もう歩きたくない”と座り込めば、すぐに抱っこしてくれる人。“頂戴?”と可愛くおねだりすれば、人間の食べ物をわけてくれる人。そんな人も完全になめられているでしょう。吠えて要求する愛犬に対して、何でも言うことを聞いてしまっていては、「吠えて要求すれば言うことを聞いてもらえる」と学習してしまい、要求が通るまで吠え続ける犬になってしまいます。
改善したいこと
ごはんやおやつやお散歩の時間をしっかり決めましょう。どんなに愛犬が吠えて要求してきても、時間外に与えないようにします。無視して良いですし、吠えることをやめなければ、叱っても良いです。例えば、「お散歩の後にごはんを与える」と決めます。そして、どんなに吠えて要求してきても、決められた時間外に与えてはいけません。それを続けているうちに、犬も、「お散歩の後にごはんをもらえる」と理解することができるようになり、吠えてもごはんをもらえるわけではないということもわかり、要求吠えはなくなるでしょう。
愛犬になめられがちな人の特徴②「犬を優先し過ぎる」
愛犬がソファーでくつろいでいます。そこへ飼い主さんがやってきて、隣に座ろうとします。すると、ヴヴ~と唸り声をあげる犬がいます。もう、完全になめられていますよね。なめられているというよりも、犬は、飼い主さんよりも自分の方が上の立場だ、と考えているかもしれません。愛犬が座っているからと、ソファーや座椅子などを譲ってあげる飼い主さんは多いと思います。しかし、あまりに過剰に愛犬を優先していると、なめられてしまうかもしれません。
改善したいこと
ヴヴ~と唸られても、「ここはママの席だから!」と、退いてもらいましょう。そして、愛犬には愛犬専用の席を用意してあげましょう。飼い主さんの席でくつろいでいた愛犬が、飼い主さんが戻ってきたからと退いてくれたときは、「ありがとう」「おりこうさんだね」と褒めてあげて良いです。犬は褒められることが大好きなので、喜んでくれますし、もっと飼い主さんのことを好きになってくれます。なめられることはなくなるでしょう。
愛犬になめられがちな人の特徴③「犬の本能や習性を理解していない」
犬の本能や習性、愛犬が苦手なことを理解していますか?犬のこと、愛犬のことを理解していない飼い主さんは、なめられやすい傾向にあります。愛犬が嫌がる行為を無意識に行ってしまっているからです。信頼関係や主従関係も築けていないでしょう。
黙って近づき、愛犬の目をジーッと見つめる
犬にとって、目をジッと見つめるという行為は、「敵意」「攻撃」などを意味します。無意識にやっていると、唸られたり、飛びつかれたり、噛みつかれたりするかもしれません。
急に大きな声を出す
「〇〇ちゃ~ん♡!」と大きな声を出し、愛犬に近づいていませんか?犬は、大きな音が苦手です。不安や恐怖を感じます。
いちいち動作が大きい
身振り手振り、動作が大きい人は、犬に不安や恐怖を与えます。犬にとっては、人間はとてつもなく大きな存在で、巨大な生き物です。
そして、犬それぞれに苦手なことがあると思います。犬のこと、愛犬のことをよく理解していない飼い主さんの何気ない行為が、愛犬を苦しめているかもしれません。
改善したいこと
まずは、犬の本能や習性について学んでみましょう。そして、愛犬のことをもっとよく理解しようと意識してみてください。犬のこと、愛犬のことを知れば知るほど、もっと良い関係を築くことができるはずです。飼い主さんのことをなめることもなく、信頼し、忠実な愛犬になってくれるはずです。
まとめ
- 何でも言うことを聞いてくれる人
- 犬を優先し過ぎる
- 犬の本能や習性を理解していない人
こういった人は、犬になめられやすいです。「うちの子、言うこと聞かないんですよ~」と言う飼い主さんがいらっしゃいますが、誰が見ても“飼い主さんに問題アリだな”と感じる方ばかりだと思います。愛犬の要求に全て応えてあげることが愛情ではありません。ぜひ、愛犬が心から頼れるリーダーになってあげてください。
ユーザーのコメント
50代以上 男性 もも父ちゃん
なきます エアコンをつけろとなきます
オシッコ ウンチをしたら片付けろとなきます 舐めるのはちょくちょく舐めます
最低限のしつけはしていますが 基本的に
自由にさせています あれは駄目これは駄目 可哀想です 長生きをしてもたった13〜15年 こんな短い命なのにやりたい放題
それで良いです。良い想いでだけあれば良い
40代 男性 まるの叔父さん
もっと柔軟でいいと思います。何かを要求してきたとして叶えてあげてもかまわない事ならきいてあげて、無理なら実行しなければ良い。犬は空気を読む達人です。このことに関しては人よりもよほど優れています。こちらが本当に切羽詰まっている時に何かを要求してきたことは記憶にありません。だいたい少し無理すればできるかな?というときに要求してきます。それを受け入れるかどうかの駆け引きも犬を飼う楽しみの一つでしょう。なめられたと怒るような事では無いでしょう。