初めて会う犬に好印象を与えるテクニック6つ

初めて会う犬に好印象を与えるテクニック6つ

「初対面の犬に気に入ってもらうためにはどうすればいいの?」と思っている方のために、犬に好かれやすいテクニックを6つご紹介します。犬が安心しやすい接し方をしてあげると仲良くなりやすいですよ。

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1.いきなり近づかない

後ろから触られそうになって驚いている犬

初対面の犬に好印象を与えられるかどうかは、出会った瞬間に決まるといっても過言ではありません。例えば、初めて会った犬と早く仲良くなりたいからといって、いきなり犬の目の前に近づいてしまうと、「な、なんだ君は!」とビックリさせたり怖がらせたりして、嫌われてしまうことがよくあります。

私たち人間は見知らぬ人にいきなり目の前まで近づかれると、恐怖を感じたり驚いたりしてしまいますよね?犬も同じように見知らぬ人にいきなり近づかれると、不安や恐怖を感じますし、ビックリもします。なかには犬が危険に感じてとっさに相手に向かって唸ったり吠えたり……噛みつくなんてこともあります。そうなってしまうと、今後その犬と仲良くなるのが難しくなってしまう可能性が非常に高いです。

ですので、「あの犬と仲良くなりたい!」そう感じたときは、まず犬と1~2mほど距離を置きながら飼い主に挨拶をしましょう。犬と触れ合うためにはまず飼い主に挨拶をして、「触ってもいいですか?」と許可を得ることがマナーといえますし、飼い主と少し会話をすることで「この人は飼い主の知り合いなのかな?」と、犬に少なからず安心感を与えることができるのです。

犬に安心感や好印象を与えることができると、犬からあなたに近づいてきてあなたのにおいを嗅ごうとすると思います。そうなれば、犬と仲良くなる第一段階をクリアできた!といえるでしょう。

2.落ち着いた態度で接する

食卓に座って犬に話しかけている男性

犬は人間の表情や気持ちを読み取るのがとても上手です。例えば、恐る恐る犬を触ろうとすると吠えられることが多かったりします。これは犬が相手の不安な気持ちを感じ取ることで、警戒心を強めて吠えてしまうのだそうです。また、急に大きく動いたり挙動不審な行動をしたりするのも犬に不安や警戒を与えてしまうのでNGな行動といえます。

犬に好かれるためには落ち着いた態度で接することが大切です。ゆっくりした動作を行いながら優しく話しかけてあげましょう。安心感を与えてあげることで、犬は少しずつあなたに心を開いてくれるようになりますよ。

3.香水などのにおいはなるべく付けない

手首に香水をかけている女性

犬は嗅覚がとても優れているので相手から嫌いなにおいがしたり、キツイにおいを感じたりすると近寄らないことがあります。例えば、タバコやお酒、香水、香りが強い柔軟剤のにおいは犬が苦手に感じやすいにおいとして知られています。

これらのにおいを身にまとっていると、いくら優しく接しても懐いてくれないことがあります。ですので、犬に気に入られたいのでしたら、犬が苦手に感じやすいにおいをなるべく取り除くようにすることをおススメします。

4.しゃがんで犬の目線に合わせると安心感を与えやすい

しゃがんで犬を撫でている女性

犬に興味を持ってもらえたら、その場でゆっくり犬と同じ目線になれるようにしゃがみましょう。立ったまま犬と触れ合うと犬があなたから威圧を感じやすくなりますし、高い位置から犬を撫でようとするとどうしても犬の頭上から撫でることになってしまいます。その結果、犬に恐怖や不安を与えやすくなってしまい警戒されやすくなってしまうのです。

ですので、犬と触れ合うときはなるべく怖がらせないように、しゃがんで同じ目線になるようにしましょう。そうすることで犬に威圧感や不安を感じさせにくくすることができますよ。

5.ゆっくり手のにおいを嗅がせて自己紹介しよう

人の手の匂いを嗅いでいる犬

できるかぎり犬に安心感を与えることができたら、おそらく犬はあなたのにおいを嗅ごうとすると思います。あなたに興味を持っているような仕草や、においを嗅ぎたがっているときは、ゆっくり手を差し出してにおいを嗅がせてあげてください。

犬がする相手のにおいを嗅ぐという行為は、挨拶をしているのと同じ意味がありにおいを嗅ぐことで相手の情報を確認しているそうです。犬は初対面の相手に対してどこまで情報を知ることができるのかは分かりませんが、おそらく名刺交換をしているような感覚なのでしょうね。思う存分においを嗅いでもらった後にも好意的に見てくれているようでしたら、あなたは犬に気に入ってもらえたといえるでしょう。

6.犬の斜め前から優しく撫でる

人に撫でられて嬉しそうな表情の犬

犬に気に入ってもらえたとしてもまだ安心してはいけません。たとえ好印象を与えることができていても、初対面の犬を撫でるときは常に不安にさせないように心がけましょう。

犬を撫でるときは頭や背中を撫でるイメージが強いかと思います。しかし、基本的に初対面の犬を触るときは、犬から見えない部分となる頭や背中を触るのはあまり良くないといわれています。見えない部分を触られることで犬が不安を感じやすかったり、頭上から頭を撫でることで怖がらせたりしやすいからです。また、犬の真正面にしゃがむと犬の逃げ道を塞いでしまうことになるので、警戒心を強めやすくなってしまうそうです。

ですので、犬を撫でるときは犬の斜め前にしゃがみながら、肩や胸のあたりを優しく撫でてあげてください。犬がリラックスしているようなら、続いてあごを優しく触ってあげるのも良いと思いますよ。上手に触れ合うことができましたら犬と友達になれたといえるでしょう。

まとめ

道端で仰向けになって撫でられている犬

初めて会う犬に好印象を与えるためには、不安や恐怖を感じさせないようにすることが大切といえます。加えて安心感を与えることができると、犬に好かれやすくなるといえるでしょう。
また、飼い主に犬の性格やおススメの接し方、触られるのが好きな部分などを聞いてみるのも良いかもしれません。初対面の犬と仲良くなって楽しい生活を送れると良いですね。

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