犬におやつを与えすぎるデメリット4選

犬におやつを与えすぎるデメリット4選

おやつの与えすぎは愛犬の寿命を縮めてしまうかも!「犬におやつを与えすぎるデメリット」をまとめました。おやつの選び方や与え方について改めて考えてみましょう。

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犬におやつを与えすぎるデメリット①「偏食癖がついてしまう」

ぺローンと舌を出す白いポメラニアン

おやつの与えすぎが原因となり、一度でも偏食癖がついてしまうと、ごはんを食べなくなってしまうことがあります。私の周りにいるワンちゃんにも意外と多いです。決して、稀なケースではないんです。ごはんを食べてくれないからといって、おやつばかり与えていると、栄養過多または栄養不足になってしまいます。

そんな状態が続いたとして、若いうちは元気に過ごせるかもしれません。しかし、シニアになるにつれて、何等かの病気を発症してしまうかもしれません。もし病気になってしまい、療養食が必要になった場合、偏食癖があると、食べることができないことがあります。そうすると、症状は改善されず、悪化し、命を落としてしまうかもしれません。

犬におやつを与えすぎるデメリット②「肝臓病になる」

硬いおやつを噛んでいる犬

犬がおやつを好きな一番の理由は何でしょう。美味しいからですよね。なぜ、おやつはそんなにも美味しいのでしょう。犬が美味しいと感じられるように、大量の添加物が使われているからです。保存料や着色料も使われています。肝臓によって解毒され、カラダの外へと排出されているため、今は健康を保てているかもしれません。

しかし、おやつを与えすぎると、大量の添加物や保存料や着色料を食べていることと同じです。肝臓は解毒するために働き続け、疲れてしまい、機能しなくなってしまうかもしれません。肝臓障害を引き起こし、やがて、慢性肝炎や肝硬変や肝臓ガンなどの病気を発症する原因にもなります。

犬におやつを与えすぎるデメリット③「アレルギーを引き起こす」

手の裏を舐めている白い犬

おやつに使われている原材料をご覧ください。小麦粉は使われていませんか?犬用のクッキー・ビスケット・パン・ケーキ・ボーロなど、小麦粉が使われているおやつを好むワンちゃんも多いですよね。小麦粉は、犬がアレルギーを引き起こす可能性の高い食材です。今は、アレルギー症状はないかもしれません。

しかし、何等かのきっかけによって、突然にアレルギーを引き起こすことがあります。皮膚に赤みがでたり、異常に痒がったりしていませんか?おやつを与えすぎてしまい、大量の小麦粉を食べたことが、アレルギーを引き起こす、きっかけとなるかもしれません。

犬におやつを与えすぎるデメリット④「肥満になる」

膝の上でおやつを狙うチワワ

おやつの与えすぎは肥満の原因になる。全ての飼い主さんが理解していることだと思います。私たち人間も、健康やダイエットや美容のため、おやつを控えますよね。おやつがカラダに与える影響を十分に理解しているからこそです。それなのに、愛犬には、つい与え過ぎてしまう、という方が多いです。とくに、犬用のおやつではなく、人間用のおやつを食べているワンちゃんは、肥満度が高く、病気を発症しやすいです。

正しいおやつの選び方と与え方

冷蔵庫の中を覗く犬

原材料を確認すること

できることならば、添加物や保存料や着色料が使用されていないおやつを選びたいです。低価格なおやつほど添加物が使われていますよね。小麦粉など、犬がアレルギーを引き起こす可能性の高い原材料は使われていないか、確認しましょう。

カロリーや栄養のバランスを考える

「ごはん+おやつ」で、カロリーや栄養のバランスを考えましょう。ごはんでしっかりカロリーや栄養を摂ることができているのに、さらに、カロリー・糖質・脂質・塩分などの高いおやつを与えすぎてしまっては、栄養過多になってしまいます。だからといって、おやつを与える分、ごはんを減らすという対処をしてはいけません。

与えるときの注意点

おやつをしつけに利用するのは良いと思います。与えすぎや栄養過多にならなければ、お留守番などのご褒美として与えても良いと思います。問題なのは、「愛犬が欲しがるから与える」や「おねだりに負けて与える」や「かわいそうだから与える」ということです。与えすぎの原因になりやすいからです。

まとめ

ポテトチップスとパグ

おやつの与えすぎは病気の原因になりやすいです。病院で診察を受けているワンちゃんの中に、獣医さんから「おやつを与えないでください」と言われている飼い主さんを見かけたことが何度かあります。肥満になり、心臓に負担がかかりすぎ、呼吸が苦しそうなワンちゃん。人間のおやつが原因で皮膚病になり、ほとんどの被毛が抜け落ちてしまったワンちゃん。治療できないほど症状が悪化してしまったのか、泣き崩れる飼い主さんもいました。おやつを与えすぎてしまい、大切な愛犬の寿命を縮めてしまわないよう、十分に気をつけたいです。

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