犬をベランダに出してもOK?考えられる危険性4つ

犬をベランダに出してもOK?考えられる危険性4つ

犬をベランダに出して遊ばせてもOKです。しかし、危険なこともたくさんあります。どんな危険性があるのか4つご紹介しています。対策をしてから出すようにしましょう。

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1.脱走してしまう可能性はありませんか?

バルコニーから外を眺めている二頭の犬

ベランダが1階にある場合、壁やフェンスをピョンッと飛び越えて脱走してしまうかもしれません。実は、うちの近所に“脱走犯”とあだ名を付けられてしまった、ボーダーコリーの女の子がいます。1階のベランダで日なたぼっこをするのが大好きなのですが、脚力のある犬種ですから、簡単にフェンスを飛び越えてしまうのです。家の外には危険がいっぱい潜んでいます。“うちの子は危害を加えたりしません!”と言う飼い主さんもいらっしゃいますが、脱走した先で、危害を加えられてしまう側になってしまうかもしれません。

壁やフェンスの隙間は塞いでおきましょう

ベランダにもいろんなデザインがありますよね。犬が顔を出せるくらいの大きさの穴が開いていることもあります。小型犬なら通り抜けできるんじゃないか!?という大きさの隙間が空いた、格子タイプの壁やフェンスもあります。ベランダからの脱走を防ぐため、隙間はしっかり塞いでおきましょう。

2.落下してしまう危険性はありませんか?

ベランダから下を見下ろしている白い犬

1階のベランダであっても、落下してしまえば、超小型犬や小型犬は骨折などの大怪我を負ってしまうかもしれません。2階や3階のベランダであれば、命を落としてしまう危険さえあります。例えば、ベランダにエアコンの室外機が置いてあるとしましょう。その室外機の上に乗ってしまい、ベランダの下を覗こうとして落下、ということも想像できるのではないでしょうか。ベランダにテーブルや椅子を置いているお家もあるかもしれません。脚力のある犬種であれば、何かに乗らずとも、簡単に飛び越えられてしまうかもしれません。

3.中毒性のある植物を置いていませんか?

観葉植物の横に伏せる犬

ベランダで植物を育てたり、家庭菜園をされたりしている方もいらっしゃいますね。犬が食べてしまうと中毒症状を引き起こす可能性のある危険な植物をご存じでしょうか。チューリップ(球根)、アサガオ(種子)、クリスマスローズ、シクラメン(根)、パンジー(種子と根茎)、ポインセチア(茎と葉)、ポトスなどがあります。嘔吐・下痢・腎不全・皮膚炎・血圧低下・腹痛・胃腸障害・血尿・貧血・ショック症状などを引き起こし、重症化すると死に至ることもあります。

犬をベランダに出すときは、中毒性のないものでも、全ての植物を片付けておきましょう。犬を頻繁にベランダに出すのであれば、ベランダに植物は置かない方が良いと思います。気になると、目につくと、つい口に入れてしまうのが犬ですよね。

4.外敵はいませんか?

後ろ足が気になっている子犬

特に、夏の虫刺されには注意したいですよね。フィラリア症の予防薬は投与されていらっしゃると思います。しかし、蚊に刺されてしまっては痒いですよね。痒くて皮膚を掻きむしってしまうかもしれません。ベランダには、蜂などの虫が飛んでくることもあります。蜂に刺されてしまうと、アナフィラキシーショックを引き起こす危険性があります。

犬の手の届かない場所に虫よけグッズを置いておくと良いと思います。ベランダに蜘蛛が巣を作っていることがあります。あまりないとは思いますが、犬に蜘蛛の巣が絡まってしまったり、蜘蛛を食べてしまったりすることがあるかもしれません。犬をベランダに出す前に確認しておきましょう。

まとめ

ベランダの隙間から顔を出す白い犬と黒い犬

ベランダに出たがるワンちゃん、多いですよね。うちのミックス犬の男の子もデッキやベランダが大好きです。風通りが良いので涼しく、日なたぼっこもできるからでしょう。脱走や落下を防ぐための対策はもちろん、急に雨が降ってきても濡れないように、犬小屋を置いています。

ただ、どんなに対策を行っていても、脱走や落下の可能性が全くないとは言い切れないので、私が出かけるときにはお家の中に入ってもらっています。特に1階のベランダの場合、人から危害を加えられてしまうのではないかと心配もあります。小学生が小石を投げたことがあったのです。みなさんのワンちゃんもベランダに出るときは十分に注意してくださいね。

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