つい見落としがち!犬に適していないNG生活環境4選

つい見落としがち!犬に適していないNG生活環境4選

大切な愛犬にはより良い生活環境で暮らしてほしいもの。ですが、その生活環境、本当にわんこのためになっていますか?今回は、実は見落としがちになっている、わんこに適していない生活環境についてまとめました。

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1.広すぎる

がらんとした広い部屋

わんこを飼うなら、部屋は狭いよりも広い方が良いに決まってる!そう思っていませんか?もちろん、わんこの運動量を考えれば、部屋は広いに越したことはありません。ですが、精神的な側面から見てみると、あまりに広すぎる部屋は、実はわんこにとって安心できる場所にはならないのです。

みなさんも、だだっ広い部屋の中に1人でポツンと立たされていたら、何となく不安になりませんか?わんこもそれと同じ、あるいはそれ以上に、広い空間に不安を感じます。もともと穴蔵暮らしをしていたわんこは、その名残で、狭い場所に身を寄せていることで安心を感じるのです。ソファの下や狭いクレートの中を好む子が多いのはそのためです。

広い部屋でわんこを飼う場合には、わんこが不安になったときに身を隠すことができるサークルやベッドなどを用意してあげると良いでしょう。

2.外の音や様子がよく伝わる

立ち上がって窓の外の様子を見る犬

外の音がよく聞こえすぎたり、家の前を通る人や車があまりに丸見えだったりする場所も、わんこにとって快適とはいえません。わんこは警戒心が強い生き物ですから、小さな音や、ものの動きがとても気になります。ゆっくり眠りたい、くつろいでいたいと思っても、外の音が耳に入ったり、人や車の行き来が見えてしまったりすると、本能的に反応してしまって安らぐことができないのです。

もちろん、窓の外を眺めているのが好きなわんこもいますから、そういった場合には外界を完全に遮断してしまうのは、逆にストレスになる可能性があります。わんこが外の様子を見たいと思ったときには見ることができ、ゆっくり安心したいと思ったときには外を遮断できるようなレイアウトにしておくといいかもしれません。

3.冷暖房器具からの逃げ場がない

エアコンとリモコンを持つ人の手

快適な室温は、快適な生活環境を整えるには欠かせない要素です。特に、わんこは一般的に寒さには強いものの、夏の暑さは命取りにもなります。また、犬種の原産地によっては、日本の暑さや寒さが合わないという場合もあります。そのため、エアコンなどの冷暖房器具を利用して室温調整しているという家庭も多いと思います。

ところが、冷暖房器具を使っているだけでは、わんこにとって快適な環境を作り出せていない場合があります。それは、閉め切った部屋の中で冷暖房器具を使用していて、わんこの逃げ場がない場合です。人間が快適に思う温度とわんこが快適に思う温度は違います。わんこが「暖房が効きすぎて少し暑いな」「冷房が効きすぎて少し寒いな」と感じたときに、逃げられる場所を作ってあげることが大切です。

4.芳香剤などの匂いがきつい

アロマオイルと芳香剤

わんこを飼っていると、いくら対策をしていても、多少なりとも部屋に匂いがこもってしまうものです。特に、ふだんからわんこと暮らしている家族には気にならなくても、外から来たお客さんには臭いと感じることもあります。そういった点に配慮して、部屋に芳香剤やフレグランスを置いているという家庭もあるのではないでしょうか。

ご存じの通り、わんこは人間よりはるかに鼻が利きます。そのうえ、人間が良い匂いだと感じるものが、わんこも必ずしも良い匂いと感じているとは限りません。特に、シャンプーや芳香剤といった人工的な香りは、逆に苦手と感じるわんこも多いようです。匂いを気にするあまり、芳香剤を強くしすぎてしまうと、わんこにとっては不快な空間になってしまうかもしれません。

まとめ

ベッドで気持ちよく寝ている犬

いかがでしたでしょうか?わんこも大切な家族の一員。ストレスなく快適な空間で過ごしてほしいですが、快適さの基準は人間と同じものもあれば、違うものもあります。愛犬の性質や性格をよく理解して、人も犬もどちらも快適に過ごせる生活環境づくりをしたいですね。

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