あなたは大丈夫?犬を肥満にさせる飼い主の特徴4つ

【獣医師監修】あなたは大丈夫?犬を肥満にさせる飼い主の特徴4つ

肥満なワンちゃんに共通する「飼い主さんの特徴」に心当たりはありませんか?自覚しているのに改善することができない、これも共通点かもしれません。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬を肥満にさせる飼い主の特徴①「運動が嫌い」

お散歩中のパグと女性の足元

肥満なワンちゃんに共通するのが“運動不足”です。なぜ運動不足になってしまうのかというと、飼い主さんが運動が嫌いで、犬も運動をさせてもらえる機会が少ないからです。

カラダを動かすことが大好きな飼い主さんは、毎日の愛犬との運動やお散歩を楽しみにしています。朝は早起きをしてお散歩へ行きます。夜も同じです。どんなに帰宅が遅くなった日も暗い中をお散歩へ行きます。週末はドッグランへ行ったり、海や山などアウトドアを楽しんだりします。仕事やデートを理由にサボることはありません。

一方で、運動が嫌いな飼い主さんはどうでしょう。お散歩は仕事が休みの日の昼間だけ。1か月に数回、ドッグランで走らせている。毎日、庭に出している。そういった飼い主さんが多いのではないでしょうか。犬にとって運動は、身体と心の健康を維持するため、毎日必要なものです。飼い主さんが運動が嫌いだと、いつの間にか愛犬を肥満にされているかも…!?

犬を肥満にさせる飼い主の特徴②「食事の管理ができない」

女性と食卓の椅子に座るジャックラッセルテリア

食事の管理ができない飼い主さんによって、愛犬を肥満にさせてしまっているケースが特に多いようです。「人間の食べ物を与えている」が、肥満の原因になることは、常識と言っても過言ではありません。

ドッグフードが入った袋をお皿の上で逆さまにし、ジャラジャラと適当に用意している姿を目にしたことがあります。「え、量らないの?」と聞くと、「これくらい入れてれば一日分あるから」というのです。ワンちゃんが食べたいときに食べたいだけ食べることができる、というシステムのようです。

明らかに肥満体型なワンちゃんで、腰を悪くして治療へ通っていると言っていましたが、“食事の管理ができていないからでしょう!”と、心の中で強く思っていました。その後、ワンちゃんの体調が悪くなり、診断の結果にショックを受け、さらには獣医さんからもひどく叱られてしまったようでした。

犬を肥満にさせる飼い主の特徴③「愛犬の適正体重を知らない」

メジャーをくわえて体重計に乗る犬

「今現在、愛犬の体重は何kgですか?」「愛犬の適正体重は何kgですか?」みなさんは即答することができるでしょうか。愛犬の今現在の体重や適正体重を知らないということは、知ろうとしていないということです。毎日一緒にいると体重が増加していることがわからなくなってしまいます。日を決めて体重測定を行うようにしましょう。犬種や性別によって適正体重が異なります。同じ犬種で同じ性別のワンちゃんでも、骨格や身体の大きさによって適正体重が異なることがあります。

愛犬の体重管理を徹底して行いたいのであれば、獣医さんに診察していただき、適正体重を見極めてもらうと良いです。そして、飼い主さんが管理できないのであれば、定期的な体重測定や触診によって、肥満チェックも行っていただきましょう。

犬を肥満にさせる飼い主の特徴④「飼い主さんも肥満である」

両手にリードを持つ男性の後ろ姿

飼い主さんが肥満であると、愛犬も肥満になってしまう傾向にあるようです。“飼い主に似る”とは、まさにこのことなのでしょうか。逆に、「肥満体型だったけど、愛犬と散歩に出かけるようになって、痩せることができた!」という飼い主さんもいらっしゃいますよね。

運動が嫌いなこと、食事の管理ができないこと、体重の管理ができないことは、飼い主さんの肥満にも繋がることです。愛犬も自分自身も肥満かも…と感じたら、次のことをやってみましょう。毎日20分程度のお散歩を習慣にしてみる。食生活を見直し、(食事制限ではなく、)改善をする。適正体重を知り、定期的に体重を量る。この3つを続けるだけでも必ず肥満から脱出できます。

まとめ

ストレッチをする人と仰向けの犬

人間も犬も肥満は万病のもと!肥満であって良いことなんで何一つありません。ご紹介した「犬を肥満にさせる飼い主の特徴」、ひとつでも当てはまっていませんか?
私も“ちょっと食べ過ぎちゃたなぁ…”という日には、愛犬たちに運動に付き合ってもらっています。お互いに肥満になることなく、健康に長生きしたいです。

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