世界一身長の大きな犬種
世界一大きな犬種とは言っても、個体差などによって違いはあるでしょうが、2019年現在ギネス記録として登録されている世界一身長の大きな犬は、グレートデーンとなっています。グレートデーンとは、見た目が少々いかついため「怖い犬種」と勘違いをされてしまいますが、実際にはとても穏やかで自分よりも弱いものに対して優しく接することができる「優しい巨人」という異名を持つ犬なのです。運動神経もとてもよく、引き締まった体が特徴的で、散歩をするときも一苦労をしてしまいますが、しっかりとしつけを行えば言いつけを守るお利口さんな犬に育ちますよ!
ちなみに、世界一大きな身長を持つ犬としてギネス記録に登録されているグレートデーンのジョージくんは、鼻先から尻尾までの長さが210cmもあるのだとか・・・。
世界一体高の大きな犬種
背中から地面までの高さのことをいう「体高」が一番大きな犬として知られるのが、アイリッシュウルフハウンドです。もともと猟犬として作られた犬種であり、人懐っこい性格のため番犬としては向いていないと言われています。
しかし、その見た目はまるで狼のようであり、たとえ人懐っこい犬であっても威圧感がハンパない犬種でもあります。その気になる体高は90cm以上。大きな子になると100cmを超えることもあるのだとか。
現在世界一大きな犬はグレートデーンだと言われていますが、個体によってはグレートデーンよりもはるかに大きくなるだけではなく、体高だけで言えば平均的にアイリッシュウルフハウンドの方が大きいとされています。
世界一体重の重い犬種
歴代もっとも体重が重かった犬種として登録をされているのが、1987年に142.7Kgのとてつもない記録を残したマスティフのゾルバくんです。マスティフはかつて番犬や闘犬として使われていた犬種であり、力も強く攻撃的な性格の個体が多い犬種として知られています。しかし、ちゃんとした飼育を行えば、とても友好的な個体になる犬種としても知られています。
ちなみに、ゾルバくんは1989年にもう一度計測が行われ「156Kg」という大記録を叩き出し、自分の記録を自分で塗り替えるという偉業を達成しました。なお、マスティフの平均体重は55〜70Kgであることから、ゾルバくんは特別に大きかったことがわかります。
世界一小さな犬種
世界一大きな犬種もいれば、逆に世界でもっとも小さな犬種というのも存在しています。「世界一小さな犬種といえばチワワ!」と思っている方もいらっしゃるでしょうが、実はチワワよりも小さな犬種が存在しています。
それがチェコ原産の「プラシュスキー・クリザジーク」というミニチュアピンシャーに少し似ている犬種。いまのところ公認の犬種ではないのですが、現在もっとも小さな犬種として知られているのです。その大きさは体高20〜23cm、体重はわずか2Kgしかないのだとか!これからこの犬種が正式に登録をされたら、チワワの世界最小記録を次々と塗り替えてしまうかもしれませんね。
まとめ
世界には様々な犬がいますし、今回ご紹介したとても大きな犬がいる反面、とっても小さな犬種も存在しています。しかし、どの犬種だろうと、どんな特徴を持っていようと、かわいいことに変わりはありません。
「うちの愛犬は何の取り柄もないわ・・・」と落ち込んでいるそこの方、そんなことは関係ありません。一緒に出会えて、こうして一緒に過ごせていることがすでに素晴らしいことなのです。ぜひ、この素晴らしい時間を思う存分に堪能してくださいね。