犬をノーリードにするのはなぜ駄目なの?

犬をノーリードにするのはなぜ駄目なの?

ちゃんということを聞く愛犬を見て「この子は賢いからノーリードで大丈夫」そう思って散歩中リードをつけずに自由に散歩させていませんか?もしかすると、周りの人や犬からは迷惑がられているかもしれませんよ?

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ノーリードはなぜダメなの?

ボールを咥えて遊ぶ犬

周りに迷惑をかけやすい

リードをつけて散歩をさせるのは可哀想。私の愛犬は賢くて周りに迷惑をかけないから放し飼いで大丈夫。そういった理由から、ノーリードで愛犬の散歩をしている飼い主は少なからずいることでしょう。
私もできることならリードをつけずに、愛犬と一緒に自由に散歩をさせられると良いなと思うことがあります。しかし、ノーリードだといきなりトラブルが起きたときに対処がしづらいですし、周りの人に迷惑をかけてしまいやすいので、リードをつけて散歩するようにしています。

しつけをちゃんとしていてお利口な犬は、周りの人に噛んだり吠えたりする可能性がとても少ないといえるでしょう。しかし、周りの人から見るとちゃんとしつけができている犬なのか、噛まないのか吠えないのか、といったことは分からないので、放し飼いにされている犬が急に近づいてきたときは、怖がったり不安に感じたりすることと思います。

世界には犬が怖いという人がたくさんいますし、犬が苦手な犬だっていますよね。そういった人や犬からすると、ノーリードで散歩をしている犬ってとても迷惑な存在であることが多いんです。
また、ノーリードの犬を嫌がる人は、意外と犬を飼っている人が多いというのをご存じでしょうか?例えば、愛犬が大人しい性格だったり、犬が苦手だと感じたりする愛犬を散歩させている飼い主からすると、ノーリードで散歩をさせている犬や飼い主は、とても迷惑に感じることが多いと思います。

私も愛犬を散歩させているときにノーリードの犬がいた場合は、ケンカなどのトラブルにならないように愛犬を抱き上げて、その場から離れることが多いです。ノーリードは絶対ダメとは言いませんが、周りの迷惑になっていないか、客観的に考えることがとても大切だと思います。
ノーリードで散歩させたいときはなるべく周りに迷惑をかけないように、放し飼いOKな場所に行って自由に散歩させてあげるようにしましょう。

自治体がノーリードを禁止している場合も

現在の日本では、自治体でノーリードを禁止しているところが数多くあるみたいです。自分の住んでいる自治体のルールを知ると、犬の放し飼いを禁止していた、なんてことも割とよくあるそうですよ。おそらくノーリードの犬がいきなり道路に飛び出したり、何かの拍子で周りの人を噛んでしまったりするといったトラブルを危惧して、禁止しているのでしょうね。

愛犬の行動やウンチに気づきにくい

屋外でトイレをするノーリードのパグ

ノーリードで散歩させている飼い主は愛犬のことを信頼しているので、自由に散歩させていることが多い印象をもちます。実際に私が散歩をしているときに出会った放し飼いをしている飼い主も、愛犬の行動を気にしないでずっと話し込んでいたり、他の犬に近寄っても特に気にしたりする素振りもありませんでした。
もちろん、飼い主によって異なると思いますが、ノーリードで散歩させている飼い主を見て、自由にさせ過ぎていると感じる人は多くいるみたいですね。

また、そういった愛犬を自由にさせ過ぎている飼い主は愛犬がウンチをしても気づかないことがあり、結果的にウンチを放置してしまうことが多々あるといえるでしょう。実際に放し飼いしている犬のウンチに気づかず放置する飼い主に出くわしたことがあり、何度か注意した経験があります。
ウンチの放置はとても迷惑な行為ですし、放置することが多かった場合、その場所に犬の散歩禁止!と書かれた看板が立ってしまうことも。そうなってしまうと、他の飼い主や犬に大迷惑をかけてしまうことになってしまいます。
ノーリードOKな場所でも愛犬の行動をちゃんと見ていなかったりウンチを放置したりしていると、放し飼い禁止になることがあるので、マナーはきちんと守るようにしてくださいね。

ノーリードはダメ!その危険性

威嚇し合うノーリードの2匹の犬

急なトラブルに対処できない

ノーリードの危険性はなんといっても、急なトラブルに対処できないことでしょう。放し飼いにしているときは、犬が飼い主から離れた場所にいることが少なくありません。そういったときに、何かしらのトラブルが起こってしまうと、飼い主が異変に気づきにくく対処が遅れてしまいます。飼い主が駆けつけたときには、事故が起こった後ということが少なからずあるそうですよ。

人や犬にケガをさせてしまうことも

ノーリードのトラブルの中で危険なものの1つとなるのが、周りの人や犬にケガをさせてしまうというもの。リードで散歩をしていれば愛犬が噛みつきそうになったとき、とっさにリードを引っ張ることで危険を回避することができますが、ノーリードだとそうはいきません。
悲しいことですが、散歩中に飼い主が目を離しているときに愛犬が他の犬をかみ殺したという事故もあったりします。また、人にケガを負わせてしまって1000万円以上もの損害賠償を支払うことになった飼い主もいるそうですよ。

ノーリードは相手にケガを負わせるだけでなく、愛犬も噛まれたり危害を加えられたりするという場合もあります。仲良くしようと思って近づいたら相手の犬に噛まれてしまったり、愛犬が子供に近寄ったときに親が危険を感じて子供を守ろうとした結果、愛犬を蹴ってケガを負わせたりといったこともあるそうです。

迷子になってしまう

ノーリードで散歩をしているときに、愛犬から少し目を離したらいなくなってしまった!そういったことも少なからずあるみたいですね。ふだんお利口な犬でも、気になるものを見つけると、いきなりどこかに走っていくことって割とあるそうです。すぐに愛犬が見つかればいいですが、何年も見つからないという最悪の事態になることだってあります。

交通事故にあう可能性が高い

ノーリードで散歩することで交通事故にあう確率がグン!と高くなってしまいます。リードをしていても愛犬が車やバイクが走っている道路に飛び出そうとすることってありますよね?
リードをしていたら、愛犬を引き戻すことができますが、ノーリードだとそのまま道路に飛び出して交通事故にあってしまうことでしょう。

小型犬を放し飼いにしている場合は、特に周りから見えにくくなるのでとても危険といえます。歩行者が犬に気づかずに蹴ってしまった。自転車で轢いてしまった。そういったことも少なからずあるそうです。

まとめ

リードをして散歩をする人と柴犬

今回はノーリードがどれほど危険で犬や周りの人たちにとってダメなものなのかということを伝えるために、あえて厳しく書かせていただきました。愛犬を自由に散歩させたいと思う気持ちはとても良いことだと思いますし、私も同じ気持ちなのですが、個人的にノーリードはメリットよりもデメリットの方が多すぎると感じました。特に、愛犬を危険な目にあわせてしまう危険性がとても高いといえるでしょう。

ノーリードはいろいろな意味で愛犬を守ることができなくなってしまいます。何か起きてからでは遅いですから、あらかじめ危険を回避し、迷惑にならないための対策が必要といえるでしょう。私はそういった理由からノーリードではなく、リードをつけて散歩をすることをおススメしたいと思います。

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