犬が痙攣を起こす原因4つ

【獣医師監修】犬が痙攣を起こす原因4つ

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犬が痙攣を起こす原因についてまとめました。痙攣は、数秒で治まることもあります。命に関わる恐ろしい原因が隠されていることもあります。軽視せず、獣医さんの診断を受けるようにしましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

犬が痙攣を起こす原因とは?

ソファーに横たわる犬

突然、愛犬が痙攣を起こしてしまったら、冷静な判断と適切な対処ができるでしょうか。犬が痙攣を起こす原因にはどのようなものがあるのか。そして、その原因に対してどのように対処したら良いのか。知識として得ておくだけでも、いざという時に役立てることができるかもしれません。

犬が痙攣を起こす原因①「低血糖」

ゴールデンの子犬、白い背景

わんちゃんが低血糖になってしまうと、その症状として、痙攣を起こすことがあります。特に子犬の低血糖は、カラダが冷えてしまうことや空腹である時間が長くなってしまうことなどにより起こります。低血糖によって痙攣が起こったのであれば、糖分を補給してあげる必要があります。ガムシロップを指を使って口の中に入れるなど対処しても良いです。その後、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。

ボールを追いかけるドーベルマン

犬が痙攣を起こす原因②「てんかん」

うつ伏せで目を閉じるダックス

てんかんとは、痙攣発作を起こす、脳の病気です。脳に何等かの症状があり起こる「症候性てんかん」、脳に異常が認められず、原因が不明である「特発性てんかん」の2つのタイプがあります。カラダの一部分に痙攣が起きることもありますし、意識を無くし、全身に痙攣が起きることもあります。てんかんと一言で言っても、2つのタイプや様々な程度がありますので、見極める必要があります。

てんかんによる痙攣発作はどれくらい続く?

痙攣発作は、数秒で治まることもありますし、数分に渡って続くこともあります。立て続けに痙攣発作が起こる「重責発作」というものもあり、脳に深刻なダメージを与えると共に、命にも関わるものです。

犬が痙攣を起こす原因③「脳腫瘍」

ウッドデッキで眠る柴犬

犬の脳腫瘍は珍しい病気ではありません。検査には全身麻酔が必要であるため、発見されにくいという特徴があります。そのため、何等かの症状が起きたことがきかっけで発見され、発見したときには進行していた、ということがほとんどです。脳腫瘍が発生した場所によって症状は様々です。症状として多く挙げられているのが痙攣です。

画像検査を受けなければ発見されない

脳腫瘍は、CTやMRIなどの画像検査を受けなければ発見することのできない病気です。その他の定期的な健康診断も必要ですが、痙攣の原因が脳腫瘍であるかどうかの決定的な診断を受けるためには、画像所見が必要不可欠です。

犬が痙攣を起こす原因④「犬ジステンパーウイルス感染症」

柴犬、暗い背景

ワンちゃんと暮らす全ての方がご存知であって欲しい、犬ジステンパーウイルス感染症。その症状のひとつに痙攣があります。飛沫感染や接触感染によって発症します。混合ワクチンの接種によって防ぐことができる感染症です。

こんな症状が起きたらすぐに病院へ

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 痙攣

痙攣が起きたときには、ウイルスが神経系にまで侵入しているという証拠です。痙攣以外にも麻痺や運動失調などの症状が起こります。混合ワクチンの接種を済ませていない子犬、免疫力が低下している老犬は要注意です。

まとめ

触診を受けるポメラニアン

痙攣発作を繰り返す場合には「てんかん」や「脳腫瘍」
下痢や嘔吐や発熱に加え、痙攣が起こる場合には「犬ジステンパーウイルス感染症」

このように覚えておくと良いのではないでしょうか。また、定期的な健康診断を受け、愛犬のカラダの状態を知っておくこと。感染症を防ぐための混合ワクチンを接種しておくこと。普段からしっかり予防しておくことも必要なのではないでしょうか。

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