今回ご紹介するのは、Instagramアカウント「kikukabosu」に投稿された1本の動画です。動画は60万5000回以上も再生され、「涙が止まりません」「切なくてぎゅーってなりました」「後ろ姿が愛おしい」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
かぼすちゃんが見つめていたものとは…
投稿したのは、飼い犬である『かぼす』ちゃんとの生活を動画で伝えている「kikukabosu」さん。映像は、”あるもの”を前にじっと佇むかぼすちゃんを撮影したものです。
実はかぼすちゃんには『きく』ちゃんという同居犬がいましたが、2023年7月30日にお空へ旅立ったそう。かぼすちゃんが見つめていたものとは、きくちゃんの遺影や遺骨、思い出の品々を飾った祭壇だったのです。中でも、2匹をモデルに作成してもらったという羊毛フェルトの置物が目を引きます。
仲良し姉妹だった2匹
遺影の前にはジャーキーが置いてあるため、おやつを欲しがっているだけのときもあると飼い主さん。しかしかぼすちゃんの様子を見ていると、それだけではない…と感じる瞬間もあるのだとか。確かに、祭壇を見つめるかぼすちゃんの目はどこか切なげです。
飼い主さんによると、約12年のときを共に過ごした2匹はとても仲良しな姉妹だったのだそう。血縁はなくとも深い絆で結ばれていたといいます。姿かたちが変わったとしても、思い出の品々に残された姉犬のニオイは何よりも心安らぐのかもしれませんね。
この動画には「わんこって思っている以上に繊細で能力が高い気がします」「なんか愚痴りたい時は、そこに陣取って話してるのかもね」「同居犬との思い出は宝物だよね」といったコメントが寄せられました。
在りし日の光景に涙…
投稿の中には、きくちゃんが亡くなる10年以上前、2012年3月の動画も残されていました。このとき、きくちゃんは1歳4ヶ月、かぼすちゃんは生後3ヶ月。動画に映し出されたのは、ぐっすり眠っている2匹の顔です。
カメラが引かれると、まだ小さなかぼすちゃんをきくちゃんが抱きしめながら眠っていることが分かります。ぴったりと寄り添う2匹はまるで親子のよう…。きくちゃんは当初から非常に友好的な”お姉ちゃん”だったそうで、たった数秒の動画からも仲の良さが伝わります。
それから数えきれないほどの思い出を作ってきた2匹の絆は、これからもずっと変わることはないでしょう。
2匹の思い出の数々や、かぼすちゃんの現在の様子はInstagramアカウント「kikukabosu」で公開されています。
写真・動画提供:Instagramアカウント「kikukabosu」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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