ドッグランに向いていない犬の特徴5つ

ドッグランに向いていない犬の特徴5つ

犬にとっての社交場ともいえる『ドッグラン』は、犬が気持ちよく遊べる場所の1つとなります。しかし、なかにはドッグランに向いていない犬もいるみたいですね。どういった特徴を持つ犬が向いていないのでしょうか。

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ドッグランに向いていない犬の特徴5つ

ドッグランで走り回る二匹の犬

1.しつけがちゃんとできていない

犬の社交場ともいえるドッグランには、たくさんの犬がやって来ます。
そんなドッグランで愛犬を遊ばせるときは、他の飼い主や犬に迷惑をかけないようマナーやルールをキチンと知っておく必要があります。
さらに、愛犬が最低限のしつけを覚えている状態になっていないと、ドッグランで遊ばせるのは少し危ないといえますよ。

例えば、飼い主が「おいで」と呼んだらすぐに飼い主のもとに戻る、といったしつけは必ず必要といえるでしょう。
他にも「おすわり」「待て」は、他の犬に迷惑をかけないためによく使うので必要といえますよ。

愛犬のしつけがキチンと出来ていなかったり、飼い主のいうことを全然聞かなかったりする状態のままドッグランに行った結果、飼い主の命令を無視して他の犬を追いかけ続けたり、ケンカをしそうになった時に呼び戻そうとしてもいうことを聞かず、相手の犬にケガをさせてしまったり、といったことになるかもしれません。

このように、愛犬のしつけがキチンとできていないと相手に迷惑をかける可能性が高いですし、愛犬もケガをしてしまうかもしれません。
ドッグランに連れて行こうと思っているのでしたら、最低限のしつけは大切といえそうですね。

2.犬が苦手

怯えて耳を伏せている犬

犬が苦手な性格の犬は、ドッグランに向いていないといえます。
広い敷地で遊ばせようという目的で、ドッグランを利用している飼い主はいると思います。
たしかに、リードを着けて大きな公園で散歩するよりも、ドッグランで遊ばせてあげる方が自由で開放的ですよね。
ただ、ドッグランは他にもたくさん犬がいますし、犬同士のふれあいの場として利用している人もいることでしょう。

ドッグランでは基本的に犬を自由に遊ばせるので、友好的な犬は他の犬と仲良くなろうとして積極的に近寄ってくることが多いです。
そういった犬がいるところに、犬と仲良くするのが苦手な犬がいた場合どうなるのでしょうか。
おそらく、犬が苦手な犬は怯えたり怖いと感じたりすることが多いと思います。
犬がとても苦痛に感じたときは、ストレスを溜め込んでしまう原因にもなってしまいますので要注意。
もし、犬が苦手な愛犬をドッグランで遊ばせてあげたいという場合は、毎日の散歩で少しずつ他の犬に慣れさせてから利用することをおススメします。

3.相手との距離感がつかめない

犬が凄く好きという犬は、ドッグランに向いていない……といいますか、他の飼い主や犬に迷惑をかけてしまいやすい犬といえますよ。
他の犬と遊ぶのが大好きという性格は、とてもフレンドリーで微笑ましいですが、他の犬と遊ぶのが楽しすぎて距離感を掴めていないときがあるといえます。

相手の犬が嫌がっているのにもかかわらず、グイグイと積極的に遊ぼうとする犬っていますよね?悪気はないと思いますが、自分の遊びたい気持ちを優先しすぎた結果、相手の気持ちを無視してしつこく付きまとってしまう、という迷惑行為をしてしまいがちになります。
下手をすると、相手の犬にストレスを与えてしまったり、ケンカに発展してしまったりすることもあるので要注意といえますね。

4.ケンカをよくする

喧嘩をする二匹の犬

吠えやすい犬やケンカをしやすい犬は、ドッグランには向いていないといえそうです。
これらの行為はしつけを行うことで改善されることが多いですが、逆にいうとしつけがちゃんとできていないから、吠えたり威嚇をしたりするともいえます。

他の犬が怯えたり、ケンカになってしまったりする可能性が高く、お互いに楽しく遊ぶことができなくなってしまうことでしょう。
周りに迷惑をかけてしまうことがほとんどなので、愛犬がケンカをしやすい性格でしたら、まずは吠えたり威嚇をしたりしないようにしつけることが大切といえますよ。

5.マウンティングをよくする

ドッグランでマウンティングをする犬

犬はときどきマウンティングという行為をすることがあります。
マウンティングというのは、「僕の方が強いんだ!僕の方が立場が上なんだ!」そういった意味を込めながら、相手に抱きついて腰を動かす行為です。
ちなみに、オスだけでなくメスもマウンティングをすることがありますよ。

犬の世界は上下関係が厳しいので、ときどき対象となる相手にそういった行為をすることがあります。
犬にとってマウンティングをするのは仕方のないことかもしれませんが、マウンティングをされている犬は苦痛に感じていることでしょう。
さらに、マウンティングは交尾をするときの動きに似ているので、その姿を見て不快に思う飼い主はたくさんいると思います。

また、マウンティングは自分の力をアピールするためだけでなく、凄く喜んでいるときにもすることがあるのだとか。
ですので、ふだんマウンティングをしない支配欲が強くない犬でも、ドッグランで仲が良い犬と遊んで嬉しいと感じていると、ついマウンティングをしてしまう可能性があるといえます。
そういったときは気持ちが高揚しているといえるので、一旦落ち着かせてからまた遊ばせるようにしましょう。

まとめ

笑顔のビーグル犬の顔アップ

ドッグランにはたくさんの犬が遊びに来るので、フレンドリーな犬にとっては楽しい遊び場といえそうです。
しかし、他の犬と遊ぶのが苦手な犬にとってドッグランは、少し窮屈に感じる場合があるかもしれませんね。
犬が苦手な愛犬をドッグランに連れていきたいのでしたら、まずは少しずつ犬に慣れさせてあげると良いと思いますよ。

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