1.トイレやしつけをすぐに覚える
わんこと生活していくための第一歩が、トイレトレーニングなどの基本的なしつけです。
犬は賢いからすぐに覚えるものだろうと軽い気持ちで取りかかると、意外と苦労してしまうことがあります。
ですが、最初につまずいてしまって諦めてしまっては、それからの愛犬との暮らしに大きな悪影響をもたらしてしまいます。
トイレトレーニングや、「オスワリ」「フセ」などの基本的な指示しつけは、愛犬が覚えるまで根気よく取り組む必要があります。
2.オテなどの芸を簡単にできる
基本的なしつけが終わると、今度は芸を仕込んでみたくなるのが飼い主さんの常。
テレビなどで「オテ」や「オマワリ」「死んだフリ」などを軽々とやってのけるわんこたちを見ていると、どんなわんこでも簡単にできるのではと思ってしまいがちです。
ですが、基本的なしつけと同様に、これらの芸を覚えるのも苦手なわんこがいます。
しつけとは違い、芸は必要不可欠なものではありません。
愛犬が遊びの一環として喜んで取り組んでいるのであれば、飼い主さんとのスキンシップにもなりますから、どんどん続けるべきですが、できないからといってムキになって叱りつけては絶対にいけません。
3.飼い主や家族には忠実に従う
世の中には、ハチ公や名犬ラッシーなど、たくさんの忠犬物語があります。
それらを見聞きしていると、「犬を飼ったら、きっとこんなふうに自分にも忠実に従ってくれるはず」と思ってしまうかもしれませんが、もちろん、全ての犬が無条件に人間に忠実なわけではありません。
犬種の特性もあれば、犬なのに猫のようにそっけない性格の子もいます。
また、様々な忠犬物語の主人公たちも、それまでに飼い主さんと築いてきた絆があってこそのエピソードだったはずです。
愛犬に忠誠を求める前に、まずは立派な飼い主になること、愛犬との絆を深めることからスタートしましょう。
4.友達わんこと仲良く遊べる
お散歩や公園、ドッグランなどに行った際に、よそのわんことお友達になって楽しく遊んだり、追いかけっこをしたり…。
傍らで愛犬の楽しそうなようすを眺めている幸せを妄想する人もいるのではないでしょうか?ですが、全てのわんこが他のわんこと仲良くできるわけではありません。
他のわんこが苦手で威嚇してしまったり、ドッグランに行っても萎縮して走ることができなかったりする子も珍しくはありません。
また、それは人間に対しても同様で、知らない人が怖くて触れ合えないという子もいます。
でも、そんな人見知りで内弁慶な姿も、「この子はわたし以外はダメなんだから!」と愛おしく思えてしまうものですよ。
5.好き嫌いなく何でも食べる
今や、ペットショップには様々な種類のドッグフードが並んでいます。
値段1つとってもピンキリですし、素材や栄養バランスなど、様々なコダワリの詰まったフードがあって悩んでしまうほどです。
とはいえ、「犬なんてどんなフードでも同じように食べるだろう」と思っていると、意外とグルメなコダワリを持っている子もいるので要注意。
飼い主さんがこだわって選んだものや、逆に安く済ませたいと思って選んだものでも、受け付けてくれないことがあります。
また、ダイエットや持病、食物アレルギーのために食べられるフードが限られてしまう場合もあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
全ての項目に共通していえるのは、「わんこにも個性がある」ということです。
「犬という生き物はこういうもの」「○○という犬種はこういうもの」という固定観念にとらわれるのではなく、どのわんこにもそれぞれ個性や特性があるのだと思っておくことが大切です。
もし愛犬がどこか「期待はずれ」だったとしても、その個性もまるごと愛してあげることが飼い主さんの責任です。
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50代以上 男性 テラシマ トシユキ