肥満犬に共通するNG習慣4つ

【獣医師監修】肥満犬に共通するNG習慣4つ

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犬はコロコロとしてちょっぴり太っている方がかわいい!などと言われることもありますが、肥満は犬にとってたくさんの悪影響があります。病気や怪我の元になる肥満を防ぐため、肥満になりがちなNG習慣を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

NG習慣①運動不足

座り込むパグ

肥満犬に共通するNG習慣としてまず挙げられるのが、運動不足です。当然のことながら摂取カロリーに対して消費カロリーが少なければどんどん蓄積されていって肥満へとつながります。そのため、毎日の適度な運動は肥満予防のために欠かすことのできないこと。

「毎日散歩しているのに太ってしまう」という声もありますが、ただ漫然と散歩をすれば十分な運動ができているというわけではないということを覚えておきましょう。ゆっくり歩いているだけでもある程度運動になりますが、摂取カロリーが多い場合などはそれだけでは十分カロリーが消費されない場合もあります。歩く距離を増やすだけでなく、速度を速めたり起伏のある道を歩くようにしたり、ドッグランや公園でボール遊びをしたりと変化のある運動を行うことが消費カロリーを増やすポイントとなります。飼い主が忙しくどうしても散歩に出れない日などがある場合でも、家の中で引っ張りっこや追いかけっこなど体を使って遊ばせると運動不足の解消につながりますよ!

NG習慣②食事量・内容が適切でない

多すぎる食事とチワワ

食事の量を変えていないのに、だんだん太ってきてしまったという場合もあるでしょう。日本の犬の食事と言えばドッグフードが主流となっていますが、多くの飼い主さんが長い期間同じドッグフードを与え続けている傾向があります。「愛犬の体調に合っている」「愛犬が喜んで食べる」などの理由から与えるドッグフードが固定されがちなのですが、犬の体調や体重変化に合わせて与える食事は変えるようにした方がいいでしょう。例えば高齢の子に若い時のフードのままを与えるのはあまりよくはありません。犬は年齢や季節、体調によって代謝が低下してしまうことがあり、代謝が低下することで同じ食事を食べていても次第に太ってしまうことがあるのです。

私たち人間は自分の感覚で食事内容や量を微調整することができますが、犬は少し調子が悪い程度では「今日は無理しないように残そう」などと調整することができません。犬の変化に応じて食事を変えられるように、体重を最低でも1か月に1回測るようにしたり日頃から体を触るなどして体重や体型に変化がないかチェックするようにしましょう。

NG習慣③おやつの与えすぎ

子供とクッキーを食べるフレブル

食事以上に注意したいのがおやつの与えすぎです。肥満犬のほとんどはおやつの食べすぎであるとされており、獣医師などからおやつの禁止令が出たなどという声もよく聞きます。病気や老化が原因でない肥満の場合は、与えていたおやつをグッと減らして適度な運動をすることで体重の増加が止まり、少しずつ減量していくはずです。

「小さいおやつを一口だけだから」などとついついおやつをあげる回数が増えてしまったり、「あとでご飯を減らそう」などとおやつが増えてしまうこともありますが、基本的に犬のおやつはハイカロリーなものが多いので少量でも意外と肥満の原因になってしまっていることがあるのです。肥満犬の場合は適正体重を維持できるようになるまではおやつの量を減らす、またはおやつを与えないようにするということは肥満解消への近道です。

NG習慣④愛犬の要求に応えがち

抱っこされるブルドッグ

具体的な原因というわけではないのですが、飼い主さんが愛犬の要求に従ってしまうことが多い場合は肥満になりやすいとも考えられます。飼い主さんがご飯を食べているときなどにかわいい顔で「ちょーだい!」とアピールしてくる愛犬につい一口与えてしまったり、散歩で歩かなくなったときにすぐ抱っこしてしまったり。そうした積み重ねで愛犬が食べすぎ、運動不足になってしまいがちなので愛犬との接し方を一度見直してみるのも大切です。

肥満犬に共通するNG習慣まとめ

体重計に乗るプードル

病気や老化が原因の肥満は除き、基本的に犬の肥満は飼い主の責任だと思います。犬は自分自身で食事量や運動量を調整することができません。犬の性質上、目の前にある食べ物は食べ尽くす傾向にありますし、もっと走りたいと思ってもリードにつながれた犬は自分でそれを叶えることはできないのです。

犬の肥満を防ぐためには年齢や体質に合った適切な食事と、それに見合った十分な運動です。食事と運動という非常に単純なものですが、しっかりとそれらを維持、管理することは簡単なことではないと思います。それでも愛犬の健康を守るためには肥満防止のための対策が必要なのです。こまめに体重や体型をチェックし、困ったときには獣医師などに相談して適切な体重管理を心掛けていきましょう。

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