犬を甘やかしすぎると病気になる?考えられるリスクと予防法

【獣医師監修】犬を甘やかしすぎると病気になる?考えられるリスクと予防法

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自分に忠実に懐いてくれる愛犬は、時には子ども以上といえるくらいに可愛いもの。ですが、可愛いあまりに甘やかしすぎてしまうと、さまざまな病気にかかってしまうリスクがあるのをご存じですか?

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

分離不安症

不安そうな犬

甘やかしが招く病気の代表例といっていいのが、
分離不安症です。名前のとおり、飼い主さんと離れていることに著しい不安を感じ、心身に異常をきたしてしまう疾患を指しますが、わんこと人間の距離が近くなった近年において増加している現代病の1つです。具体的な症状としては、むだ吠えや破壊行動、トイレの粗相などの心因性な問題行動から、嘔吐や下痢、脱毛などの身体症状まで多岐にわたります。

予防法

分離不安症は、わんこと飼い主さんの密接度が高いほど発症しやすくなります。家の中を移動するといつも後ろをくっついてきたり、トイレやお風呂のドアの前で飼い主さんを待っていたりするような心配性のわんこは、特に要注意。予防するためには、わんことの距離を適切な保つことが何よりも重要です。短い時間から留守番の訓練をして留守番に慣れさせたり、同じ空間にいてもわんこをかまわない時間を設けることで、付かず離れずの距離感をつくる必要があります。

肥満

体重計に乗っている犬

近年増えているわんこの健康リスクの代表格が、肥満です。過度の肥満がさまざまな病気の温床となるのは、人間もわんこも同じ。糖尿病などの内臓疾患はもちろんのこと、重い身体を支える足腰に大きな負担がかかり、骨や関節に異常を生じてしまう場合もあります。

予防法

肥満の予防は、食生活と運動です。特にわんこの場合には、運動を中心にした減量を目指すことは難しく、食事の管理がとても重要になってきます。病気が原因以外でわんこの肥満の原因のほとんどは、おやつやおすそ分けのあげすぎです。可愛いおねだりを無視できない気持ちはわかりますが、節度を持つことが重要。また、複数の家族がいる場合には、家族内でおやつに対するルールを統一しておくことが実はとても大切です。

まとめ

飼い主に甘えている犬

いかがでしたでしょうか?甘えんぼうの愛犬を突き放すのは心が痛むものですが、甘やかしすぎて健康を害してしまっては元も子もありませんよね。大好きな愛犬と1日でも長く一緒に暮らすためには、時には心を鬼にすることも必要です。

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