どうやって、わんことの相性を見極めるの?
これから犬と一緒に暮らしたい!でも、犬種は何にしたらいい?
自分と相性の良い犬って、どうやって見極めたらいい?などと、迷ってしまいますよね。
犬は命であり、乾電池で動くおもちゃではありませんので、どうしたら良いんだろう…と迷って当然だと思います。
犬種選びに迷ったとき、自分の相性の良い犬を見極めたいとき、犬のどんなところを参考にすると良いのかご紹介します。
自分に合ったわんこや相性の見極め方①「毎日のお散歩や運動の時間を確保できるかどうか」
室内で暮らす犬も、毎日のお散歩や運動の時間を確保してあげる必要があります。
小型犬と大型犬とでは、必要とする運動量に大きく違いがあります。
あまりお散歩させてあげられる時間がないから小型犬を選ぶ、という方もいらっしゃいます。
量よりも質を重視することもあります。
例えば、ジャーマンシェパードは、飼い主さんから出された指示に従って行動する、といったような、訓練のような遊びをすることが大好きな犬種です。
お散歩のようにただ歩くだけではなく、どのように運動をさせてあげなければならないかなど、運動の質を重視してあげなければならない犬種もいるのです。
自分に合ったわんこや相性の見極め方②「犬にかかる費用で考える」
毎日必要なもの
- 食費
毎月必要なもの
- 予防薬(フィラリア症やノミやダニの予防など)
- トリミング代(シャンプーや爪切りなど)
年に一回必要なもの
- 狂犬病予防注射
- 混合ワクチン接種
かるく考えただけでも、これだけの費用がかかります。
小型犬と大型犬とでは金額が大きく違います。ケガや病気になれば治療費もかかります。
診察や治療には数千円から数万円、手術となれば数十万円から百万円以上かかることもあります。そのため、経済面から大型犬よりも小型犬を選ぶという方もいらっしゃいます。
自分に合ったわんこや相性の見極め方③「住まいや環境から考える」
住まいがアパートやマンションである場合、又は一軒家の借家である場合、まずはペットOKであるかを確認しなければなりません。
ペットOKでも、小型犬のみというところもあります。
大型犬と暮らしたいと考えていたのであれば、ガッカリですよね。
大型犬と暮らすために、引っ越しをすることができるでしょうか。
一軒家の持家である場合、室内に犬が暮らすためのスペース(寝床やトイレなど)を確保してあげることができるでしょうか。
外で飼うとしても、犬が安全に快適に暮らせるだけの環境を整えてあげなければなりません。
自分に合ったわんこや相性の見極め方④「自分に合うのは小型犬?それとも大型犬?」
成長に合わせたしつけをすることができるかどうか
大型犬と小型犬とでは、カラダもココロも成長するスピードが違います。
また、犬それぞれに個性があります。得意なことも苦手なこともあります。
犬種に合った適切なしつけ、その犬に合った適切なしつけをしてあげることができるでしょうか。
犬を制御することができるかどうか
大型犬が急に走りだし、グッとリードを引かれてしまっては、体力に自信のある若い男性でも制御することができないかもしれません。
ドッグランなどで大型犬同士が喧嘩を始めてしまったとき、やめさせることができるでしょうか。女性や高齢者や体力に自信のない方の場合、成すすべもなく、ただ見守ることになってしまうかもしれません。
自分に合ったわんこや相性の見極め方⑤「犬の特徴を知ること」
例えば、私の愛犬のポメラニアンは、骨折や脱臼をしやすい犬種です。
ソファーやベッドなどの高い場所の昇り降りは絶対にさせません。
昇り降りをさせないためのしつけや、環境を整えています。
例えば、ダックスフンドやコーギーなどの胴が長く手足が短い犬種は、ヘルニアという病気にかかりやすいです。
食事や運動などの管理を徹底し、首や腰などに負担をかけさせないように注意しなければなりません。最も注意しなければならないのが肥満です。
カラダの特徴や犬種によって、どんなケガに注意しなければならないのか、どんな病気になりやすいのかということも考える必要があります。
それに合わせたお世話をしてあげることができるでしょうか。
まとめ
自分に合った犬を探すこと、自分と相性の良い犬を探すこと、それはとても難しいことだと私は思います。
実際に一緒に暮らしてみなければ分からないことがたくさんあります。
実際に一緒に暮らしてみて、考えていたことと全く違った、何てこともあります。
今回は5つの見極める方法についてご紹介したのですが、ほんの一部です。
相性の良し悪しはあるかもしれませんが、最も大切なことは愛犬との信頼関係です。
信頼関係は必ず築くことができます。
これから犬と暮らしたいと考えていらっしゃる方、家族を待っているわんこ、それぞれが素敵なパートナーと出会えると良いなと思います。