長生きする犬の共通点1:遺伝的な疾患が少ない
命に関わるような遺伝性疾患を発症しやすい子は、それだけ短命になります。
逆に、その心配の少ない犬種や、遺伝的に強いとされている雑種の子は、長生きする傾向があります。
例えば、遺伝的に心臓の病気にかかりやすいキャバリア・キングチャールズ・スパニエルという犬種は、他の犬種に比べて平均寿命が10歳前後と短いです。
全ての子がこのような運命になるとは限りませんが、長生きする傾向が少ないと言えます。
長生きする犬の共通点2:小型犬
小型犬は大型犬に比べて平均寿命が長いです。
小型犬の平均寿命は13~15歳ですが、大型犬の平均寿命は10~13歳と言われています。
犬の体の大きさと寿命の関係は、様々な研究がされている途中なので、はっきりとした理由はまだ分かりませんが、実際の平均寿命は小型犬のほうが長いのが事実です。
長生きする犬の共通点3:ストレスが少ない
ストレスも寿命を縮めてしまう原因と言われています。
犬が不自由に感じている環境で飼われていたり、あまりコミュニケーションや愛情を感じられなかったりすると、ペットの犬はストレスを感じ、様々な病気になる確率が上がるため短命になるのかもしれませんね。
ですので、ストレスを感じずに、のびのびと生活しているワンちゃんは、ストレスが原因の病気になりにくく、健康でいられるでしょう。
長生きする犬の共通点4:食事が適切である
人間同様、犬も「医食同源」であることは間違いないでしょう。
その子にとって適切な食事を摂っているワンちゃんは、健康的な骨格と免疫力を作ることができます。
犬にとって適切な栄養素の割合があるので、(例えば炭水化物、たんぱく質、脂質を5:3:2くらいにするなど)理想的な配分の食事を与えられているワンちゃんは、食事による不健康から解放され、長生きできる体を持っていると言えますね。
長生きする犬の共通点5:予防医療を行っている
病気になってから動物病院に行くだけではなく、予防できる病気はキチンと予防する処置を行ってあげることが、ペットとして長生きしてもらうためには大切なことでしょう。
例えば、去勢・避妊手術を受けていれば生殖器系の病気を未然に防ぐことができます。
特に未避妊の女の子では、子宮蓄膿症や乳腺腫瘍になる確率がグンと上がるので、若い健康なうちに予防として手術しておくことも、愛犬の将来的な幸せに繋がるのです。
他にも、フィラリア予防や歯周病予防で治療をしたり、日頃から肥満や足腰に負担にならない工夫をしたりするなど、飼い主さんと一緒に努力することも大切ですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
- 遺伝的な疾患が少ない
- 小型犬
- ストレスが少ない
- 食事が適切である
- 予防医療を行っている
の5つを挙げてきました。
大切な家族の一員である愛犬には、できるだけ長生きしてほしいと思いますよね。
今からでもできることを心がけて実行し、愛犬には健康で長生きしてもらいましょう!
ユーザーのコメント
50代以上 女性 ちぃーたん