愛犬の7歳はシニア期!寝たきりにならない為に見直す点とは?

4632view

愛犬の7歳はシニア期!寝たきりにならない為に見直す点とは?

動物の医療の発達や食事、飼育環境の改善により、ワンちゃんの平均寿命も延びてきています。それに伴い身体にトラブルを抱えやすい高齢期間も長くなってきています。シニア期の始まりから愛犬の様子、生活や食事を見直してみましょう。

監修:獣医師 加藤桂子

(伊達の街動物病院)

7歳からはシニア予防期

布団で眠るシニアの犬

犬は7歳頃から特に、ふだんと違う行動や様子が見られても、たまたまだとは思わずに病院で診てもらうことが大切です。愛犬のいつもと違う様子はないか、食事や行動などに意識を向ける習慣をつけましょう。

  • 飼い主が帰ってきて、走って玄関まで来ていたが、ゆっくりと来るようになった。
  • いつもは起きていた時間も、伏せをして過ごしていたり、寝ていたりすることが多くなった。
  • お散歩中に尻尾が下がるのが早くなった。

ほんの少しの違いが、この頃から徐々に見られてきます。あれっ?と思ったことや、気になることがあったら電話で獣医師に相談したり、診察を受けてみたりするのも良いでしょう。

また、シニア犬の仲間入りをしたら、定期的に健康診断をしていく年齢でもあります。動物病院では、シニア期からの健康診断を積極的に行っている病院もありますので、かかりつけの病院に聞いてみるのも良いですね。

毎日の愛犬の観察

  • 食事の食べる様子や残量
  • 歩き方のバランス
  • 排便排尿の様子

内臓疾患が出るのもこの時期から。これまでと同じ感覚で見ていると、発見が遅くなることも少なくありません。いつもと違う様子がないか、観察していきましょう。

食事

食事をするビーグル犬

  • シニア期用のフード等に見直す
  • 体重管理
  • サプリメント(栄養補助食品)等の活用も

年齢を重ねるにつれ、成犬用フードのままですと、カロリーの取りすぎになり、肥満になることも。フードを見直し、必要に応じて必須アミノ酸等体に良いものや、シニア期の体にあったフードを選び、サプリメント等の活用も取り入れましょう。

脳に刺激

飼い主と散歩をするゴールデンレトリバー

外でお散歩

視覚や嗅覚、聴覚に刺激を与え、脳の活性化を。
歩きたがらなくても、毎日適度のお散歩を続けましょう。後々、寝たきりになってしまうと、愛犬も飼い主様も、とても大変です。毎日のお散歩で筋力を維持していきましょう。

遊びながらトレーニング

箱の中に愛犬のオモチャや、おやつを入れたタオルなどを入れ、捜す遊びです。嗅覚を使って見つける楽しみや、喜びを感じられます。

オーバーなくらい誉める

お手が誉められた!マテがこんなに誉められた!と、ちょっとしたことでも少しオーバーに誉められることで、犬により伝わりやすくなります。飼い主様とのコミュニケーションで、喜びや楽しさを感じ、脳は活性化につながり、そしてイキイキしてきます。あまりしつこくしない程度がポイントです!

マッサージ

マッサージをされているトイプードル

マッサージにより筋肉がほぐれ、血行を促進させ、リラックス効果もあります。飼い主様との、コミュニケーションにもなりますね。また、手で触ってあげることで、体にできものがあったり、皮膚の膨らんでる部分を見つけたり、病院の早期発見にもつながります。必要以上に触られることが嫌でなければ、おすすめです。

老化のサイン

7歳がシニア犬だとしても、まだまだ元気な子は多いです。では、四つ足で立っている姿勢を基準に、老化のサインを見てみましょう。

  • 前後の足幅が狭くなった
  • お尻が落ちてきた
  • 腰の左右のバランスが崩れてきた
  • 腰が下がってきた
  • 背中がまるくなり、頭が下がってきた
  • 白い毛に色が変わってきた
  • 瞳が濁っている

このようなサインは、わんちゃんにもよりますが、7~10歳頃から徐々に進んでいくようです。シニア期入り口の今から、寝たきりにならないためにも、観察や予防で健康寿命を伸ばしていきましょう。

終わりに

外で飼い主と遊ぶ老犬

いかがでしたか?いつまでも元気でいてほしい愛犬に、これまでとは違う意識を持つことは、とても大事なことですね。寝たきり介護にならないために、予防と維持で健康寿命を伸ばしましょう。

記事の監修

  • 獣医師
  • 加藤桂子
  • (伊達の街動物病院 獣医師)

日本獣医生命科学大学卒業。仙台市の動物病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

あなたの体験談やハウツー・解決方法など、他の飼い主さんやその愛犬の為にもなる情報をみんなで書き込んで、犬と人の共同生活をより豊かにしていきましょう。

この記事をシェアする
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。