犬の怖がり癖を作っているのはあなたかも?主な原因と改善方法

犬の怖がり癖を作っているのはあなたかも?主な原因と改善方法

犬は臆病な生き物です。音や人間、犬同士でも怖がる子は多くいます。飼い主が原因で怖がりになってしまうケースもあります。今回は飼い主によって、怖がり癖がつく原因と改善方法をいくつかご紹介します。

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飼い主による怖がり癖の原因

物陰から見つめる犬

厳しく叱りすぎている

ワンちゃんが怖がる原因は数多く存在しますが、その中でも飼い主のせいで怖がり癖がついてしまうものもあります。

飼い主が正しいと思ってしている躾の方法が、実は間違っているなど。
しつけをする事は良い事です。しかし、厳しすぎる躾はかえってワンちゃんを怯えさせて逆効果となるだけでなく、少しの事でも、「怒られてしまう」と思ってしまい、いつも怯える子になってしまう危険性があります。躾の時は、怖がらせないように気を付けましょう。

叩いている

躾の時に叩いて躾けている人がいます。覚えさせるには体罰が効果的、と大間違いな考え方や躾け方をしている場合は、すぐに止めましょう。そんな事をしないでも、ワンちゃんをちゃんと躾ける事はできます。

また、乱暴な人はワンちゃんが悪い事をすると、すぐ叩く人がいます。そういう乱暴な接し方をしていると、飼い主だけでなく周りの人間全てを怖がるようになってしまいますし、常にビクビクと怯えるようになってしまいます。

コミュニケーションが不足している

犬はもともとグループ行動をする生き物です。飼い主をリーダーとして見て、ワンちゃんはその頼もしいリーダーに従って、生活するのが理想的な形となります。
しかし、飼い主が情けない姿をみせるとワンちゃんにも感づかれてしまい、不安にさせストレスにもなっていきます。
結果として、安心できずに怯えやすくなり、怖がりになってしまう可能性があります。

また、ワンちゃんとコミュニケーション不足になっていると、同じようにストレスを与えたり不安にさせてしまいますので怖がり癖がつく原因となってしまう事でしょう。

怖がり癖を改善する方法

ハイタッチする犬と人

犬は耳がよく、大きな音に敏感だと知る

犬は鼻がとてもいい、というのは有名な話で誰でも知っていますよね。
では、耳もとてもよく聴こえる。というのはご存知でしょうか?

花火や雷、飛行機の音や電車の音などを怖がるワンちゃんは多いですよね。
人間にとって少し大きな音だな、程度の音でもワンちゃん達にとってはとても大きな音に聴こえているのです。

そんな彼らが、躾の時に大きな声を出して叱られるとどう思うのでしょうか?
もちろん、怖いと思いますよね。
必要以上に大きな声で叱ったり、話すとワンちゃんは怖がり、時にはパニックになったり不安になったりします。
ですので、叱る時や躾をする時は普段の大きさの声で、諭すような穏やかな言い方で接してあげましょう。

叩く事をやめる

今まで叩いて怒ったり躾をしていた人は、すぐに止めましょう。
軽く叩いているから大丈夫だと思っていても、人間と犬では体の大きさや力加減も違います。
そして、感じ方が全然違います。

叩かれているワンちゃんは怖がるだけでなく、怖がりすぎて自分を守るためにとっさに噛むという行動に出るようになる事が多いです。
叱ったり躾をする時は、言葉やオヤツなどのご褒美を使って躾けるようにしましょう。

少しずつでも信頼を取り戻す事が大切

一度、怖がり癖がついて信頼関係が崩れてしまったら、信頼を取り戻すのは根気が必要です。
犬はとても繊細な生き物で、相手の気持ちをよく理解します。
飼い主がちゃんとワンちゃんと向き合ってあげれば、時間はかかってしまいますが信頼関係を取り戻すことが出来ます。焦らない事が肝心ですね。

まとめ

笑顔の柴犬

いかがでしたでしょうか?
飼い主によってワンちゃんが怖がり癖になってしまうのは、過度な叱り方などでワンちゃんを怖がらせることが原因のようですね。

また、不安やストレスなどからも怖がるようになってしまいます。ワンちゃんの事をよく理解して接し方を考え直してあげたり、安心できる環境づくりをしてあげましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    30代 女性 ➕50℃

    家のプードルは物凄くびびりで困ってます。
    確かに小さな頃から厳しく躾てしまいました。
    傘を開く時もびびって風の音もびびります。
    3才なんですけど子犬にもびびるのには流石に
    引きます。今は成犬なので見守ってます。
    ただただ大丈夫だよ。と宥めるしかわかりません。どの様にしたら犬が安心してリラックスできるのかが手探りです
  • 投稿者

    40代 女性 はるぽん

    我が家の柴犬、マリ(雌10才)は、かなりの臆病さんです。
    マリとの出会いは、某大手ペットショップです。
    気持ち良さそうに寝ている柴犬の子犬が可愛くて眺めていると店員さんがやって来て
    『抱っこしてみますか?』と。
    私は『いいえ』とお答えしたのですが、
    その店員さんはケースの裏にまわると寝ている
    子犬をなんとわしづかみにして連れて来たのです。
    子犬はびくびくしていて震えていました。
    可哀想でいても立ってもいられなくなり、
    そのまま我が家に迎えました。
    これは虐待だと思いました。

    その後マリは成犬になってもびくびくは治らず
    些細な物音にもびくびく、お散歩も嫌がる、
    私たち家族からも逃げ回る…。
    完全に人間不信、トラウマになってしまっていました。
    そんなマリとの生活、
    根気よくマリの幸せを願って10年。
    今はニコニコ笑顔で胸をはってお散歩しています。
    犬はとてもナイーブと思います。
    人間と犬は、常にお互いを理解し尊重し合える関係でありたいと思います。
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