夏に潜む犬にとっての危険5つ

【獣医師監修】夏に潜む犬にとっての危険5つ

夏は楽しいレジャーの季節!でも、わんこにとっては気をつけたいことも多い季節でもあります。今回は、夏に潜んでいるわんこの危険をまとめました。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

熱中症

車で留守番する犬

わんこの夏のトラブルといえば、熱中症を抜きに語ることはできません。わんこは一般的に、人間よりも暑さに弱い生き物ですから、夏は苦手です。もちろん、夏の車内でのお留守番はもっての他です。

外気温35度の場合、車内温度はわずか1時間足らずで50度近くまで上昇するという実験結果もあります。「少しだけだから大丈夫かな」も命取りです。

室内ではエアコンやクールマットなどを使用して涼をとってあげることが必要です。また、わんこは自分で快適な場所を見つけることが得意ですから、エアコンの効いた部屋から効いていない部屋、冷たい床やマットから布団の上など、自由に移動できるようにしてあげておくと良いでしょう。

肉球やけど

犬の肉球

夏で外が熱いからと言って、お散歩は欠かすことはできませんよね。ですが、夏のお散歩で気をつけたいのが肉球やけどです。私たちは靴を履いているため、実際にその熱さを感じることはほとんどありませんが、真夏の陽射しに焼かれたアスファルトは50~60度に達することもあるといいます。わんこは、そんなアスファルトの上を裸足で歩くことになるわけですから、肉球をやけどしてしまう危険があるのです。

夏のお散歩は日中の時間帯は避け、外気温もアスファルトの温度も下がっている朝晩に行くようにしましょう。また、どうしても日中の時間帯に外出しなければならない場合には、わんこ用の靴を履かせたり、アスファルトの部分ではわんこを抱っこしたりして、なるべく土や草の上を歩かせるようにしましょう。

花火や雷の音

花火

実は、夏は迷子になってしまうわんこが一番多い季節だということをご存知でしょうか?

その原因は、夏の風物詩ともいえる花火と、夕立や台風で頻発する雷なんです。わんこは大きな音に敏感な生き物です。そのため、花火や雷の大きな音に驚いてパニックになってしまい、偶然開いていたドアや窓から外に出てしまったり、いつもは超えられない塀や門を乗り越えてしまったりして、迷子になってしまうわんこが多いのです。

花火や雷が鳴ったときには戸締まりをしっかり確認し、外犬の場合には一時的に室内に入れてあげるなどすると安心かもしれません。また、花火大会にわんこを連れて行くのも要注意です。

万が一、迷子になってしまったときのためにマイクロチップの装着や、迷子札をつけておくことも対策の1つですよ。

水中毒

プールで泳ぐ犬

プールや海、川での水遊びが大好き!というわんこにとっては、夏は待ちに待った季節ですよね。ですが、そんなわんこに気をつけてもらいたいのが、水中毒です。

あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、水中毒とはその名の通り、一気に大量の水分を摂取したことで体内のナトリウム濃度が急激に低下し、最悪の場合は死にも至ってしまう恐ろしい症状です。

夢中になって水遊びをしていると、わんこは知らず知らずのうちに多量の水を飲んでしまっています。水遊びをさせる際には適度な休憩を挟み、わんこのようすに異変がないかを確認しながら遊ばせるようにしましょう。

虫による被害

身体を掻く犬

夏にはキャンプやバーベキュー、登山などで自然に触れる機会も多いかと思います。そんなときに気をつけたいのが、ノミやダニ、ハチや蚊といった虫による被害です。都会のお散歩コースの草むらなどでも危険はひそんでいますから、普段から注意して対策しておくことが必要です。

ノミ・ダニ除けには、経口で服用する錠剤や、肌に直接滴下するものが市販されています。また、ほとんどの飼い主さんがフィラリア症対策はしているものと思いますが、フィラリアは蚊が媒介して心臓に寄生する恐ろしい病気です。毎月の予防薬の摂取を忘れずに行うことが大切です。

まとめ

ひまわり畑と犬

いかがでしたでしょうか?人間には何てことないことのように思えるものでも、わんこにとっては危険をはらんでいるものもたくさんあります。

わんこのリスクをしっかりと認識し、安全で快適に、楽しく夏を乗り切りたいですね。

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