犬がトイレシートを食べる3つの原因とは?その対処法についても解説

犬がトイレシートを食べる3つの原因とは?その対処法についても解説

犬がトイレシートを食べる3つの原因と、それぞれの対処法についてご紹介します。参考にしていただけると嬉しいです。

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記事の監修

犬の気持ちは行動に現れる。知っていますか?犬が顔を左に向けた時にはストレスを受けている可能性があることを。犬は様々な方法で人に気持ちや考えを伝えているのです。それを受け止めてアドバイスとして活かすことを仕事としております。様々な専門の知識と20,000時間以上の教育実績があなたとその愛犬の生活を助けて豊かに導きます。

犬がトイレシートを食べる原因と対策1.遊んでいる

トイレシートに座る犬

犬がトイレシートをグチャグチャにしたり、噛んだり噛みちぎってバラバラにするなど、トイレシートをおもちゃ代わりに遊んでしまうことがあります。

犬にとってはただ遊んでいるだけかもしれませんが、トイレシートの中身などを飲み込んでしまうのではないかと、飼い主さんは心配になってしまいますよね。噛みちぎってバラバラにする遊びが好きな犬であれば、シートや中身を飲み込んでしまうリスクも高いでしょう。

トイレシートで遊んでしまうことは子犬に多くあり、成犬になると自然に遊ばなくなることもありますが、トイレシートをおもちゃだと認識してしまうと、成犬になってからも退屈しのぎにいたずらしたり、誤飲してしまうことがあるかもしれません。

対策

子犬のうちに「トイレシートはおもちゃではない」「トイレシートで遊んではいけない」ということを教えてあげましょう。犬は何でも遊びに変えてしまうので、噛んで良いもの、口に入れて良いものは自分のおもちゃだけだと認識させることも必要です。

トイレシートで遊んでしまうのは、きっと退屈なときです。お留守番中などは退屈しないように、また飽きないようにおもちゃを複数用意してあげると良いでしょう。

監修ドッグトレーナーによる補足

トイレのしつけが完了していない場合やトイレシートを食べる恐れがある場合は、犬用のトイレトレーを利用すると良いでしょう。

メッシュをつけてシーツの噛みちぎりや引っかきなどのいたずらを防ぐことができます。 プラスチック製でお手入れも簡単なので対策としておすすめです。

犬がトイレシートを食べる原因と対策2.愛情不足

トイレシートと見上げる犬

お留守番の時間が長いことや、飼い主さんとのコミュニケーション不足などで愛情不足を感じている犬は、寂しい気持ちを紛らわせるために興味の対象を「物」に向けてしまうことがあります。

その「物」のひとつがトイレシートです。トイレシートをおもちゃとして噛んだり噛みちぎったりするだけで食べたいわけではありませんが、シートや中身は誤飲に繋がってしまう可能性があります。

対策

お留守番を避けることは難しいかもしれませんが、帰宅したらたっぷりと愛情を込めてコミュニケーションをとる時間を作ってあげましょう。

疲れているからといって、適当にあしらってしまっていませんか?愛情を込めて「お留守番ありがとう」と撫でてあげるだけでも、犬はその愛情を感じてくれますよ。

5分でも10分でも構いません。そうすれば愛犬は大喜びで出迎えてくれるはずです。

犬がトイレシートを食べる原因と対策3.ストレス

トイレシートとポメラニアン

犬は人間のように言葉を使って表現することができません。それだけでも大きなストレスだと思いませんか?

犬も日々いろいろなストレスを抱えているんです。そのストレスが爆発してしまったとき、トイレシートを噛んだり噛みちぎったりすることがあります。トイレシートを噛みちぎることでストレスを発散したり、トイレシートに八つ当たりしたりしているのです。

  • 雨の日が続き、何日もお散歩に行けていない
  • 飼い主さんが忙しく、お散歩の時間が少ない
  • 近所で工事の大きな音がして怖い

など、小さなストレスがやがて大きなストレスとなってしまいます。

対策

ストレスを発散させるものや八つ当たりする対象がトイレシートであってはなりません。思いっきり噛むことができる牛皮のガムなど、長時間噛み続けることができるもので発散させてあげると良いでしょう。

おもちゃは、噛んで壊れてしまうと破片などを誤飲する可能性があるため注意が必要です 与えるなら噛んでも壊れない素材のおもちゃを与えましょう。

また、雨などでお散歩に行けない日が続いた場合などは、家の中で遊ばせてあげるなど、ストレスが溜まらないよう対策しましょう。

監修ドッグトレーナーによる補足

犬にとって、破壊できるものは楽しいものと認識してしまうことがあります。その性質を利用した遊びの一つに、ダンボールを使う方法があります。

いらなくなったダンボール箱を破壊することでストレス発散になりますが、誤飲には注意が必要。必ず飼い主が見守る中で遊ばせることが大切です。

まとめ

トイレットペーパーで遊ぶ犬

我が家のポメラニアンの女の子は、2歳くらいまでトイレシートを噛みちぎって遊んでいたため、誤飲が心配でお留守中はトイレシートを置いておくことができませんでした。

食べてしまうと消化されずに腸閉塞などの原因になってしまうこともありますので、誤飲が疑われる場合は、早めに動物病院を受診しましょう。

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