叱ってばかりでは変わらない!犬に本当に伝わる褒め方と叱り方

叱ってばかりでは変わらない!犬に本当に伝わる褒め方と叱り方

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毎日、愛犬に対して褒めていることと叱っていること、どちらが多いですか?特に日本人は注意や指導など叱ることが非常に多い傾向にあるようですが、犬を叱ることはタイミングや強さなどに的確さが求められることで実はとてもむずかしいことなんです。言葉が通じない愛犬に本当に伝わる叱り方、またほめ方を知って今よりもさらにいい関係を築いていきましょう。

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犬を褒める割合と叱る割合

撫でられているチワワ

みなさんは愛犬に対して日々、どれくらいの割合で褒めたり叱ったりしていますか?

犬のしつけ、トレーニングを行う上で基本とされているのは「8割褒めて2割叱る」です。

トレーニングが進み、どんどん色々なことを覚えてきているようであればその割合はさらに変わっていくことでしょう。もちろん、褒める割合が増えるということです。

一緒に暮らしていると、吠えたりいたずらされたり、してほしくないことばかりが目についてしまい「こら!」「やめなさい!」などと注意することは少なくないと思います。

しかし、静かにおとなしく寝ているときに「静かにしていていい子ね」と褒めることができる人はそう多くありません。

叱ることは意識しなくても簡単にできるのに、褒めることは意識しないとなかなかできないのです。

人は愛犬に対して「こうしてほしい、こうあるべき」という犬の理想像のようなものを持ってしまいがちです。そこから外れたり、自分にとって困るようなことをされると都度叱りますが、問題を起こしていない状態を「普通」として捉えてしまうので褒めようという発想にならないのです。

犬に伝わる叱り方

指をさされている子犬

愛犬に対して叱る人は多いと思いますし、トレーニング中は叱らなければならない場面も当然あります。人間の子供とは違って犬は言葉が通じませんので、ちょっとしたコツや適切なタイミングというものがあります。

叱るタイミングは「現行犯のみ」

まず、犬を叱るときは現行犯でというのが基本です。

例えば、「留守番中にトイレを失敗したりいたずらをしてしまったとき」に、帰ってきてから叱るなんていうのは問答無用!犬にとっては何のことやらさっぱり意味がわからず、ただただ飼い主に対して恐怖心や反抗心を持つだけなので決してしないようにしましょう。

時々「叱ればちゃんと反省した顔をする」とおっしゃる飼い主さんもいますが、それは単純に今怒っている飼い主が怖いというだけだと思います。

叱られることすらうれしい犬もいる

特に子犬に多いパターンですが、人と関わること、遊ぶことが大好きな犬やものすごくポジティブなタイプの犬は、口頭での注意や叱責ならば怒られているということよりも「話しかけてくれた!こっちを見てる!」と喜んでしまう場合があります。

そういった場合は何度もくり返して気を引こうとしたり、どんどんエスカレートしたりする傾向にあるので、性格を見極めることが大切です。

このようなタイプに最も効く叱り方は「完全無視」です。飛びついたり甘噛みしてきたりするようなときは、目も合わせず声もかけず部屋から出て行ってしまいましょう。

基本的に体罰は必要ない

一般家庭で暮らす犬にとって、叩いたり蹴ったり体に痛みを与えて指導するトレーニングや訓練は基本的には不要です。
もちろん犬の気質、状況などに応じてそういった手段を使わざるを得ない場合もありますが、体罰によって正しい行動へ導くというのはとてもむずかしいものでタイミングが少しでもずれていたら伝わりませんし、強さの加減などもコツがいるものです。

間違った叱り方というのは愛犬と飼い主の関係性を壊し、信頼関係を失わせる可能性があります。ドッグトレーナーや訓練士などプロの指導の下以外では、決して自己流で体罰を使った叱り方はしないようにしましょう。

犬は褒めて伸ばす方が簡単!

撫でられて笑顔の犬

犬を叱るというのは一見簡単なようで、実はとてもむずかしいものです。タイミング、強さ、性格や状況に適した方法かどうか…そういったことを的確に判断できる飼い主というのはなかなかいないと思います。

それに比べて、犬を褒めるというのは実はとても簡単です。多少タイミングがずれていても、よほど悪いことをしているときに褒めるのでなければ害にはなりません。犬はただうれしいだけです。

もちろん叱り方と同様に、的確なタイミングで褒められればその行動が望ましい行動であるということが犬にもしっかりと伝わります。

「特に褒められるところがない…」と思う人もいるでしょう。その場合は「特別いいことをしているとき」ではなく「悪いことをしていないとき」を褒めるようにしてみてください。

吠えたり噛んだりせずトイレの失敗もいたずらもなく…という状況を「普通」と捉えてしまうと確かに褒めるところはそう多くないでしょう。その「普通」の状況をキープしたいのであればきちんと褒めてあげてください。

静かにしているからといって褒めもせず放っておくと、今度はかまってほしくて騒ぎ出したり気を引くためにいたずらをするようになるかもしれません。そうなったときにだけ叱るのでは、犬にとってフェアではありませんよね。

まとめ

顔を揉まれている犬

この記事では具体的な褒める・叱る手段や方法は説明していません。それは、飼い主の方には叱り方を伝えたいのではなく、自分の叱り方は本当に適切か?ということを一度考えてみてほしいと思ったから。

犬のしつけを行う上で大切なのは、好ましくない行動を叱ったら、好ましい行動をとった時に何倍も何十倍も褒めてあげることです。
叱るタイミングは好ましくない行動をしているその瞬間または直前でなければ犬にとってわかりにくく、タイミングがずれた叱責や指導は「何を怒られているのかよくわからない」と犬を混乱させてしまいます。

叱った後は好ましい行動に誘導するなどして必ず褒めて終わるようにすることを意識しましょう。褒めた後に叱る必要はありませんが、叱ったときは必ず褒めることをセットにして「何が正しいのか」ということをわかりやすく伝えてあげてください。

ユーザーのコメント

  • 投稿者

    40代 男性 ごんぞう

    トイプードル オス 8才を飼ってます。
    散歩を1日2回 朝と夕方に行きますが。部屋でウンチします どうしたら 駄目な事か伝えるのが 分かりません。
    躾は 現行犯じゃないと 意味がないらしいので。 叱りません。 いい対処方法があれば 教えてください。
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