レンタルドッグは癒やしのひとつ
犬を飼いたいと思ってはいても、住んでいる場所がペット不可の賃貸住宅であったり、本当にお世話を最後までできるか不安に感じているなど、犬を飼いたくても飼うことができない人は少なくありません。
多忙な仕事など日常に疲れてしまっているときしっぽを振って出迎えてくれる犬を見ると、それだけで1日の疲れが一気に吹き飛んでしまうほどの癒やしを犬は与えてくれるため、飼いたくても飼えない状態と言うのはそれだけでもストレスになることもあります。
しかし、レンタルドッグを利用することで一時的に自分だけの愛犬として一緒の時間を過ごし、いつもはできない散歩なども楽しむことができるため、そうした一時が多くの人に癒やしの時間を与えてくれているのです。
レンタルドッグのメリット
では、レンタルドッグにはいったいどのようなメリットがあるのかを具体的にご紹介していきます。
大きな責任なく過ごせる
レンタルドッグの最大のメリットといえば、「飼いたくても飼えない欲求を叶えてくれること」です。
本来、犬を飼うとなると毎日の食事や散歩だけではなく、混合ワクチンや狂犬病、フィラリア症の予防など飼い主として最低限しなければならない責務というものが存在します。
もちろん、そうした健康管理に加え飼育可能の家に住まなければならないというのも絶対条件であり、犬を飼うことは決して簡単なことではありません。
しかし、レンタルドッグならそうした全ての責任を負うことはなく、純粋に楽しむためだけに犬と一緒に過ごすことができます。
飼えるか飼えないかの判断がしやすい
レンタルドッグは当日のレンタルだけではなく、自宅に連れて帰ってお泊りをさせてくれるところも少なくありません。
何泊のお泊りが可能かはお店によっても違いますが、トイレから食事まで犬を飼ったときのデモストレーションができるため、飼おうか悩んでいる人にとってはレンタルドッグの利用によってどちらかの決心を付けやすくなります。
相性が良ければ引き取ることもできる
レンタルドッグで相性の良い犬と出会い今後も共に過ごしていきたいという強い気持ちがあれば、その犬を我が子として引き取ることもできます。
レンタルドッグの問題点
レンタルドッグは飼いたくても飼えない人にとって大きな救世主的存在ですが、レンタルドッグだからこその問題点もあるためそちらもお話していきます。
犬にとって負担になりやすい
レンタルドッグとしてお店にいる犬は、基本的に社会性が高く人懐っこい子がほとんどかも知れません。しかし、社会性の高さや人懐っこさと一人一人の相性や環境はまた別物なため、レンタルされている時間が犬にとって負担になる場合も否定できません。
犬がモノとして扱われる
ペットショップでも、素敵な出会いがありますようにという願いを大きく持って営んでいるところと、利益重視で犬の状態や飼育環境は二の次といった悪質なところもあるように、レンタルドッグにもそうした雰囲気が伺えるお店がないとは否定できません。
何の知識もない素人同然のスタッフばかりだったり、犬へのケアが不十分であったりなど、生き物ではなくモノとして扱われる可能性もあります。
まとめ
レンタルドッグは、「犬が好きだけど飼うことができない」「飼うことに心配や不安があり決心がつかない」といったワケあって飼えない人たちにとってはありがたいサービスです。
ペットショップのように子犬のうちだけの一時的な可愛さで飼ってしまい、大きくなってからこんなんじゃなかった…となることもないため、これから家族として受け入れたいと考えている人にとってもイメージがつきやすいでしょう。
しかし、そうした嬉しいメリットだけではなく犬自身の負担や取扱業者の質など、目には見えない問題も少なからず存在するため、犬をレンタルした際負担になっている様子はないか、 お店側は管理や知識などしっかりしているかなど、お互いにとって幸せな関係でいられるようにしたいですね。
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20代 女性 ぶち