犬をアクセサリーと勘違いしている飼い主の特徴3選

犬をアクセサリーと勘違いしている飼い主の特徴3選

犬を家族として迎える人が多くなってきた現代、多くの家で犬が飼われるようになりました。とても素晴らしいことですが、一方で犬を家族としてではなく、アクセサリーとしてみている飼い主も横行しています。そのような人はどのような特徴を持っているのでしょう。

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犬をアクセサリーとしてみるとは?

パールをかけられる犬

犬をアクセサリーとして勘違いしてしまう飼い主の特徴を知る前に、犬をアクセサリーと勘違いしているとはどのような事なのかを理解しましょう。

通常、犬は1つの生命、そしてそれを迎え入れるということは自分たちの家族になるということを表しています。これは犬だけでなく、猫やうさぎ、ハムスターなど他の動物も同じです。「家族にとって、より良い環境を作ってあげるにはどうするべきか」と考えたり、愛犬を理解するために犬を知ろうという意欲を持つ人も多いでしょう。

しかし、犬をアクセサリーとして勘違いしている人の場合、自分の愛犬を理解してあげようという努力をしません。「理解しようという努力」と聞くと「自分は大丈夫かな?」と思ってしまう人もいるでしょうが、そう感じている時点で愛犬のことを思っている証ですので心配ないでしょう。

自分の愛犬を理解しようとしないということは、常にとは言いませんが、適度なスキンシップをとってあげたり、愛犬を観察し、いつもと異常が無いかなどを確かめてあげるということすらしないことが多いです。

家族という1つの命というよりも、自分の所有物として見てしまっているため、それ以上の感情を抱くことができていないのです。

犬をアクセサリーとして見た最悪の結末

このように犬を家族やパートナーとしてではなく、アクセサリーとして見てしまった結果、どうなるのでしょうか。最低限のお世話はしていても、まったく散歩に行ってあげなくなってしまったり、劣悪な環境で育てられてしまう子もいます。

最悪の場合、「世話が大変」や「散歩に行くのが面倒くさい」という自分勝手な酷い理由で捨ててしまうという結果を招いてしまうこともあるのです。

普通、家族を捨てるなんてあり得ないですよね。しかし、アクセサリーとして勘違いしているからこそ、このような人はアクセサリーを処分するような感覚で犬も手放してしまうことがあるのです。

犬をアクセサリーと勘違いしている飼い主の特徴とは?

オシャレをさせられる犬

犬をアクセサリーと勘違いしているということは、どういうことなのかという点について理解していただけたところで、犬をアクセサリーと勘違いしている飼い主には、どのような特徴があるのかを見ていきましょう。

1.不必要なオシャレを無理にさせる

犬をアクセサリーと勘違いしている飼い主にありがちな行動と聞いて、皆さんは1番に何を思い浮かべますか?やはり、外見ばかり気にして、犬にはほとんど不必要なオシャレをさせているという行動ではないでしょうか。

犬の服には冬の寒さから守ってあげるという役割や、靴であれば凍傷や火傷から肉球を守ってあげるという効果があります。しかし、それには限度があります。

そもそも犬の場合、服を着ることが大好きという子は滅多にいません。多くの子が我慢をして服を着ているのです。防寒対策は必要ですので、服を着なければいけないこともあるでしょう。そういう時でも「これを着れば散歩に行ける」という感覚で着ているのです。

じゃらじゃらと過剰なまでに装飾が付いている服を犬が嫌がっているにも関わらず無理矢理着せてしまったり、最近では犬のマニキュアやカラーリングをする人もいますが、基本的に必要ありません。犬のためを思うのであれば、なるべく避けてあげるのが無難でしょう。

2.定期検診や予防接種を受けさせない

診察中の犬

非常に重要なイベントとして、定期検診や予防接種が年に1度、必ず行われます。しかし、オシャレに気を遣っている勘違い飼い主さんの場合、そちらにお金をかけたいがために、これを受けさせないという非常識な人もいます。

「予防接種を受けて下さい」という郵便はがきが届く家が多いのですが、それを無視して予防接種に連れて行かないというのです。

予防接種に連れて行かないという行為は、飼い主としての責任を放棄していることと同じです。また健康診断は大事な愛犬の健康を守るためにも重要な責務です。犬をアクセサリーとして見ている飼い主さんの場合、「しなくても大丈夫」という根拠のない自信で乗り切ってしまうことが多いです。

3.しつけをしていない

そして最大の特徴として、しつけをまったくしないという特徴があります。犬のしつけというのは、周囲の人に迷惑かけないためだけではなく、犬が快適に人間と共存するためにも必要な訓練です。また飼い主さんとの信頼関係を築いていく上で、最初のステップとも言えるでしょう。

アクセサリーとして見ている飼い主さんの中には、散歩に連れて行かないという人も多いですが、それによって「周りに迷惑かけないから、しつけしなくても良い」という捻れた考えを持っている人もいます。

親は自分の子どもが可愛いからこそ、しっかり育ってもらいたいという愛情から様々な教育をします。犬も同じように、可愛い愛犬だからこそ、正しいしつけをし、今後暮らしやすいように一緒に努力していくのです。

犬をアクセサリーとして勘違いしている飼い主さんの場合、様々な面で重要な「しつけ」を簡単にパスしてしまうという特徴を持っているのです。

必ずしもそうとは限りませんが…

悲しそうな顔をする犬

いかがでしたでしょうか。もちろん、この特徴に1つでも当てはまったからといって、必ずしも自分の犬を愛していないとは限りません。しかし、愛しているならば、最低限、健康診断と予防接種は必ず受けさせ、しつけもしっかり行ってあげるべきでしょう。犬を家族としてではなく、アクセサリーとして見てしまっている飼い主さんが、1人でも多く減ってくれることを祈るばかりです。

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