体調が優れずにどうしても愛犬のお世話が難しい。そんな時もあると思います。特に一人暮らしでペットを飼っている場合、飼い主さんの体調の変化は愛犬の生活にも直結しますよね。
今回はそんな「飼い主の体調が優れないときの犬の世話」について考えてみましょう。
犬のお世話ができない?
犬のお世話ができない時といえば「旅行」や「出張」などが考えられますが、「体調不良」も原因になります。また、旅行や出張については事前に把握できるため、準備をすることできますが、体調不良は突然やってきますよね。
そんな時のために、日頃から「飼い主がお世話できない時」の準備をしておきましょう。犬を飼う前に考えて、整えておきたいポイントの一つでもあります。
代わりにお世話をしてくれる人を見つけておく
- 家族
- 友人、知人
- ペットシッター
- ペットホテル
身近に飼い主の代わりに愛犬のお世話をお願いできる人を見つけておきましょう。入院するほどではない場合でも、寝込んでしまい散歩に行けないとなると、犬もストレスが溜まってしまいます。そんな時に、散歩だけでも身近にお願いできる人がいれば安心できますよね。
家族
近所に家族が住んでいる場合、一番依頼する可能性があるのが家族ではないでしょうか。家族と同じ家に住んでいて特定の人がお世話をしている場合でも、日頃から愛犬と触れさせておくことで、いざという時にお願いできるので心強いですよね。
友人、知人
次に友人、知人ですが、こちらは「犬好きな人」「犬を飼っている(た)人」が候補になるのではないでしょうか。長期間では相手にも負担になってしまうので関係性は重要ですが、犬好きの友人や知人がいる場合はもしもの時のことを想定して依頼しておくのも方法の一つです。
ペットシッター
周りにお願いできる家族も知人もいない場合に味方となってくれるのが、ペットシッターのサービスです。ペットシッターといえば、家を不在にする際にお世話をお願いするイメージがありますが、飼い主が在宅の場合でも利用することができます。
散歩のみのコースや、エサやりや遊びなどを依頼できる短時間のコースを提供しているペットシッターを事前に探しておきましょう。
ペットホテル
ペットシッターの次に候補となるのがペットホテルです。生活環境を変えてしまうのは、犬にとってはストレスとなるため、頻繁な利用はおすすめできませんが、どうしても自身でお世話ができない場合はペットホテルへ預けるのも一つの方法です。エサやりだけでなく、散歩や遊びもしてくれるペットホテルを探しておきましょう。
人にお願いする場合の注意点
人にお世話をお願いする場合に事前に考えておきたい注意点です。
代わりにお世話をしてくれる人と愛犬を慣れさせておく
家族や知人、友人へお願いする場合、日頃から愛犬とお世話をお願いする相手を慣れさせておくようにしましょう。犬も飼い主が体調不良で動けない時は不安になります。そんな時に見知らぬ相手に預けられてしまうと、更に不安になってしまいますよね。
日頃から家に招いたり、散歩に同行してもらうなどで慣れさせておくことで、飼い主も犬も安心してお願いすることができます。また、どうしても相性が合わないということもあります。犬が怖がったりするようなら、別の候補者を探す必要もあります。
ペットシッターやペットホテルについても、事前にしっかりとサービスの確認をしておきましょう。可能であれば、お世話をしてくれる相手と顔を合わせておけたらいいですね。
お世話の方法をまとめておく
- エサやりの方法
- 遊びや散歩の方法
お世話をする相手がスムーズに、また愛犬がいつも通りに生活できるように、お世話の方法をまとめておきましょう。
エサのあげ方や量、タイミングなどは犬によっても異なります。遊びについてもオモチャの保管場所や遊び方など、家庭のルールというのがあると思いますので、それらも伝えておくようにしましょう。
また、一番要注意なのが散歩を依頼する場合です。「首輪の付け方」「散歩コース」「苦手な犬や物」「危険な場所」など、家でのお世話以上に散歩は危険が多いため、しっかりとお世話の方法をまとめておきましょう。
例えば車を異常に怖がる犬の場合、慣れていない人が散歩に連れ出すことで、突然暴れてしまい事故に繋がる場合もあります。首輪も一つ穴が変わるだけで首輪抜けの恐れがあります。また、苦手な犬や犬が入ったら危険な場所なども、事前にまとめておくと散歩をお願いされる側も安心できますよね。
まとめ
犬という命を飼う以上、飼い主の体調が悪くてもお世話を優先すべきではあります。しかし、どうしてもお世話をできないタイミングというのは発生してしまうと思います。
そんな時に「愛犬のお世話をどうするのか」を事前に考えておくことは、飼い主の義務でもあります。いざという時に慌てないためにも、しっかりと事前に準備しておきましょう。
ユーザーのコメント
50代以上 女性 ベータママ
躾がしっかりしてあり、飼い主との関係性がしっかりしていれば、二、三日の体調不良なら犬は大人しく飼い主の傍にいます。例え餌をあげなくてもです。
飼い主が犬に尊重されていれば体調不良を犬は気づくのです。勝手なこともしません。
代わりの人を見つけておくのもいいですが、まずは躾をしっかりし、関係性をしっかり築く方が犬も飼い主も幸せですよ。
50代以上 女性 rinrin
一年程前に主人が大病を患い、一週間ほど近所に住む息子夫婦に、預けたのですが、日頃からコミュニケーションが取れていたため、私たちはもちろん、ワンコも普段通りに安心して過ごしていたようです。
この記事を見て、あの時のことが思い出され、たしかにたいせつなことだな、と納得しながらよんでました。
これからも、参考になる情報をドンドン教えてくださいね。
ありがとうございました。
50代以上 女性 ラルコ
女性 まかぶらあろたる
近くに家族が住んでいるので、やはり困った時はお願いすることが。まめに顔を合わせるようにしているので、わが家の小型犬3匹は私がいなくても、ちゃんとやっていけます!
こちらに書かれている内容だけだと、お願いすることばかりになっているので、それだけではなく、自分たちだけでお留守番できるようにしつけることも、大切なのではないかなぁと思います。
シッターさんやホテルに預けるのは、やはり最終手段。家族や友人も、例え犬好きであろうと、自分の生活ルーティーンがあるので、そう何度もお願いできないもの。また預かる側にも万一の時、責任が生じるので、トラブルになりかねないと思います。特に急病になったり、事故に合わせてしまったり、また行方不明になったり…。自分がもし預かる立場になった場合、やはりその辺りを想定すると、できるだけ安易には預かりたくはないですね。
日頃から飼い主が優位であることを分からせるようしつけていれば、わんこたちはこちらの様子を見て、わがままは言わないものです。
逆にしんどくて辛そうであれば、心配そうに側でそっとよりそってくれたり、腕をペロっと舐めて見つめてくれたりします。
散歩やご飯のタイミングを、飼い主側発信で行うことで、主人である認識をわんこたちは付けるようになります。おねだり通りに飼い主が動くと、わんこは自分が人間よりも優位だと思い、自分の思う通りにならないと、無駄に吠えたり粗相したりするようになってしまいます。
入院など長期で不在にしなければならない時は仕方がないですが、数日であればおとなしくできるように育てるのも、飼い主の努めでしょう!
しつけの行き届いた子は、体調不良時のみにとどまらず、旅行や急な不幸ごと、災害時などでも辛い思いを最小限にとどめることができると思います。
まずはひとりでお留守番できるように、しつけをしてあげること、そしてその次の手段として家族や友人に預かってもらったり、シッターさんやホテルへの預けを考えるようにするのが、本来ではないかなと思います!
40代 女性 さら
日頃は愛犬の体調を気にしていますが、実は私たち飼い主自身の体調管理も大切だと感じます。
女性 AH
しかし近所のドッグランに通ううちに、犬を飼っているお友達が増え、困ったときには協力をしてくれるようになりました。お散歩に代わりにいってくれてとても助かりました。
また、もし私が倒れり救急車で運ばれるような事態になったらどうしよう、と心配になってホテルなどを事前に探しておきました。近所に住む友人も、困ったときには犬を預かってくれます。犬を迎えることを考えている方は、そういった緊急時の対策も考慮しておかないといけないですね。