浄水器はなぜ使う?
皆様のわんちゃんは水道水を飲みますか?
我が家のワンコは…クンクンと匂いを嗅いでぷいっとしてしまいます。
なにか匂いがするのかなぁ?と色々試し浄水器も使用した時もあります。
そもそも浄水器って何の為に使うのでしょうか?
浄水器の基本的な機能や、どんな効果があるのかを、改めて調べてみました。
日本の水道水は、各蛇口から出る水の中に0.1mg/L以上の塩素が残留していることを義務づけられています。
これは塩素を残して水を殺菌する為なのですが、カルキ臭が気になる方もおられると思います。
ましてや塩素なんて…その塩素やカルキ臭を取り除く為に浄水器を使います。
塩素を取り除いてカルキ臭もなくなったら、わんちゃんに飲ませるのも安心です。
浄水器を通して健康な水を
浄水器を使ったから安心!ではないんです。
浄水器は管理を怠ると水道水より不健康な水になってしまうんです。
次では、浄水器トラブルで我が家のワンコがとても危険な状態になった事をお伝えします。
集団感染疑惑
わんちゃんを飼われている知人のお家に遊びに行ってた時、次々とわんちゃんの体調が悪くなりました。
症状は嘔吐、下痢、血便です。
何か食べ物か?感染症か?
一緒にいた我が家のワンコも翌々日、自宅で血便になりました。
古くなった浄水器のフィルター
後でわかったのですが、それは交換の期限が切れた浄水器のフィルターが原因でした。
不純物がギッシリ詰まったフィルターが不純物で目詰まりし、濾過出来ず逆流したお水を飲んだわんちゃんが、体調を崩したと病院で診断されました。
菌の繁殖しやすい浄水器のお水
そもそもお水を消毒する為に塩素が入っているので、浄水器などによってその塩素をとることで菌が繁殖しやすくなります。
一度わんちゃんが口を触れることで菌もたくさん繁殖しますので、浄水器を通したお水は長時間放置しないようにしましょう。
我が家のワンコはほんの数回そのお水を飲んだだけで症状が出て、完治までに2週間以上かかりました。
本当に辛そうで可哀想だったのが忘れられません。
まだ小さい頃だったので免疫力がなかったのかもしれませんが、今でも思い出すだけでゾッとします。
もう絶対にそんな思いをさせたくないと思っているので、自宅以外のお水にはとても気を遣うようになりました。
さすがに他の家の浄水器まで管理出来ませんし、嬉しい事にドライブスルー等でも「わんちゃんにどうぞ~」とお水をくれる店員さんもいます。
「ありがとうございます!」なんて言いますが、本音はこのお水は大丈夫なのか…です。(店員さんごめんなさい。)
そんな疑惑を飼い主が持っていると、気持ちが伝わるのかワンコも飲みません。(店員さん本当にごめんなさい。)
そこで次では、すっかり飲み水恐怖症となってしまった私が行っている飲み水対策をご紹介します。
飲み水対策
- お水がまろやかに?
飲み水用のボウルです。
人工機能石を素材に約1100度の高温で焼かれた陶器で、お水をいれるとまろやかになります。
お湯から入れておくのもいいそうです。
これだと水道水を入れておいたらまろやかになりますね。
- 白湯
お湯を沸かしたお湯を冷まして、飲み水にします。
水道水を一度沸騰させる事でカルキ臭が少なくなりますし、白湯は体を温めてくれるのでお勧めです。
ちょっとお湯を沸かしたのが残ったら、わんこのお水にします。
- ウォーターサーバー
二年間、悩み悩んでわんこの為に選んだウォーターサーバーです。
このタイプは中にお水が入った袋が入っていて、サーバー内に残ってるお水に空気が触れないので菌が繁殖しにくいです。ミネラルがどの位入っているかチェックしてください。尿石の原因になることもあります。
- 浄水器
我が家では使っていませんが、管理を正しく行えば安心なものです。
今ではわんちゃんの飲み水が循環するタイプの製品もありますので、お好みにあわせて選んでもいいと思います。
どんなにいい物を使っても管理を怠ると、不衛生なお水になってしまいます。
いつでも新鮮なお水を用意することが一番の管理方法だと思います。
時間がたってたり、わんちゃんが口をつけていたら菌も繁殖していますので注意が必要ですね。
まとめ
飲み水恐怖症となった私は、お出かけにはマイボトルならぬワンボトルを持ち、ワンボトルも時間がたてば水を買います。
家では白湯が数時間おきに用意されて、いつでも新鮮なお水を用意します。
あまりお水を飲まない子だったのですが、最近はよく飲むようになってくれて、お水を替えて欲しかったらお水の前に座ってチラっと見て無言のアピールをしてくれる子になってくれました。
ワンブームは白湯だそうです▽・w・▽
是非ともこの記事をきっかけに、浄水器のフィルターのチェックやお水の管理を行ってみて下さいね。
わんちゃんもおいしく新鮮なお水を飲めると喜んでくれると思います。
わんちゃんと飼い主さんが笑顔溢れる毎日でありますように♪