犬の毛を結ぶメリット・デメリット
メリット
- かわいい、おしゃれ
- 目に毛がかかるのを防ぐことができる
- 食事中や散歩中に毛が汚れるのを防ぐことができる
- 他の犬と見た目で差がつけられる
- 切れ毛を防いで毛を伸ばすことができる
デメリット
- 長期間結んでいると毛玉になりやすい
- 皮膚が引っ張られて負担がかかる
- ゴムを取る時などに毛が切れることがある
- 犬がストレスに感じることがある
犬の毛の上手な結び方
犬の毛を結ぶのに使用するのは基本的にゴムとなりますがその種類は多種多様。リボンやビーズ、花のモチーフなどさまざまな飾りがついたゴムの場合は結んだ時に毛を絡んでしまうことがあるのでできるだけ専用のセットペーパーという紙を巻いてからゴムをつけるようにしましょう。
どんなゴムを使えばいいの?
毛に直接ゴムをつけて結ぶ場合は、毛が絡みにくいとされるシリコンゴムがおすすめですがシリコンゴムの場合は基本的にリボンなどの飾りはついていないので、かわいさを求めて毛を結ぶ時には少し物足りなさを感じるかもしれません。
犬の毛を結ぶ際の注意点
犬の毛を結ぶ時に注意しなければならないのは、当然のことながら犬の皮膚や毛に負担をかけないように結ぶようにすることです。犬の皮膚は人間に比べて非常に薄いため、人間が髪を結ぶ時のようにキュッと頭皮を引っ張るような感覚で結んでしまうと皮膚がうっ血してしまったり異常をきたしたりしてしまうことがあるので気をつけましょう。犬の毛を結ぶ時は毛の根元部分を少し浮かせるようにして、根元から少し離れた部分を毛をまとめる感覚で結ぶようにしましょう。
毛が伸びてしまって次のトリミングでカットするまでに一時的に結んで対応するという場合もあると思いますが、毛玉や皮膚への負担防止のために一度結んだら長くても2~3日程度で取るようにしましょう。ゴムを取る時は決して毛を引っ張らないように注意し、取った後はコームなどで優しく毛をほぐして整え毛玉にならないようにケアします。
また、犬がゴムやリボンを気にして足で掻いたり地面にこすりつけるような仕草が見られたら、皮膚が引っ張られて痛みや違和感を感じている可能性があるので一度取ってあげてください。普段は毛を結んでも気にしていないのであればつけ直すようにし、毛を結ぶこと自体に慣れていない場合はストレスにならないように短時間から慣らすようにしてあげましょう。
まとめ
犬の毛を結ぶことは見た目にかわいいだけでなく、汚れ防止や目の保護などさまざまなメリットがありますが、結ぶことで毛や皮膚に負担がかかる可能性があるということを忘れないようにしましょう。毛や皮膚を傷めないように正しい結び方をし、適切にケアをすることが大切です。
お出かけの時だけ少しおしゃれをしたい、きちんと結べる自信ががないという場合にはワンタッチで取り付けられるクリップタイプのリボンなどさまざまなアイテムが販売されているので、そういったものもぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。また、食事時や水を飲む時など瞬間的に汚れを防ぎたいのであればスヌードを利用することもおすすめです。大切な愛犬とおしゃれを楽しみながらも、できるだけ負担を軽減してあげられるように心がけましょう。