飼い主の「非常識マナー」に心当たりはありませんか?
悲しいことに、非常識な犬の飼い主はどこにだって現れます。子どもたちが集まる公園や、ショッピングを楽しんでいる最中にも、非常識な飼い主のせいで嫌な思いをした経験のある方は1人や2人ではないはず!
世の中には、犬アレルギーを持った方や、犬が苦手な人が大勢います。実は、私もその中のひとり。犬と暮らしていても、大きなわんちゃんや、勢いよく飛び付いてくるわんちゃんは苦手です…。飼い主の行動によっては、罪のない犬まで悪者に仕立て上げられるということを肝に銘じておきたいですね。
今回は、周囲から嫌われる犬の飼い主の非常識マナーを4つご紹介します。私も、飼い主としてのマナーを今一度を見直したいと思います。
1.ノーリードで散歩する
ノーリードの散歩、これは絶対NGです!「私から離れて行かないから大丈夫~」なんて問題ではないのです。
ノーリードで犬を散歩させることは、自治体によっては条例違反になることもあります。こうなると、マナー云々の話ではありません。犬をリードで繋ぐことは、飼い主の義務なのです。
実は私、幼い頃にノーリードの犬に追い掛けられ、橋から落ちそうになったことがあるのです。それなのに、その飼い主は笑って見ているだけ。私は泣くことも忘れ、こんな大人にはならないと強く心に誓ったのでありました…。
リードで繋いでおくのが可哀想と考える飼い主は、愛犬が事故にあってもよいと考えているのと同じ。ドッグランに連れて行くのが手間だと思うのなら、犬を飼う資格はないのではないでしょうか?
2.伸びるリードをどこまでも伸ばす
犬が怖い大人代表として言わせていただきますと、伸びるリードほど怖いものはありません。逃げても逃げても追い掛けてくる犬、遠ざかる飼い主…!これはもう、悲劇です!!
私たちは、どこまでも広がる大草原の中で暮らしているわけではありません。近くには子どもも、自転車も、車も存在します。両脇を車が走り抜ける細い道で、伸びるリードは本当に必要なのでしょうか?
我が家のトイプードル・くるるは、伸びるリードに繋がれた2匹のテリアに噛みつかれたことがあります。くるるは元々テリア系を怖がるため、見えない位置に隠れていたのですが、かなり興奮した2匹はくるる目掛けて突進!母は、顔面蒼白。私も、謝る男性に「早く離れて!」と叫ぶので精いっぱいでした。
くるるは以前よりテリアを怖がるようになりましたが、幸い怪我もなく元気です。その時思ったのは「決して犬が悪いのではない」ということ。伸びるリードの扱いには、くれぐれもご用心を…。
3.糞尿の後始末をしない
悲しいことに、糞尿の後始末をしないというのは、犬の飼い主の非常識マナーとして鉄板になってしまいました。
「なぜ、後始末をしないのか?」きっと、これを読んでいただいている多くの飼い主さんが同じ考えを持っていると思います。お散歩をしていると、そこら中に”犬のおしっこ禁止”や”犬の糞は持ち帰りましょう”などの看板を見かけます。これって、すごく悲しいことですよね。
ここで、豆知識をひとつ。犬のおしっこにマナー水を使用している飼い主さんがいらっしゃると思うのですが、実はそれ、汚れを広げているだけなのです。犬のおしっこには、希釈した木酢液、竹酢液またはハッカ油をかけて落とすとGood!
4.犬に行き過ぎたオシャレをさせる
犬に服を着せることは、獣医さんも間違いではないとおっしゃるのでセーフ。しかし、犬の着心地や機能性を考える必要はあります。
行き過ぎたオシャレとは、犬の被毛をカラーリングしたり、マニキュアを塗ったりすることです。これは、飼い主のエゴです。
わんちゃんは、何の装飾も必要としません。その代わり、日常的なブラッシングや、定期的なトリミングが必要なのです。私も装飾いらずになりたいな~(汗)
まとめ
周囲から嫌われる犬の飼い主の非常識マナーを4つ、ご紹介しました。いかがでしたか?
私たち飼い主のマナーによって、犬を見る世間の目が変わるということを理解することが大事です。犬は可愛く、利口だと知ってもらうためには、まず飼い主の非常識なマナーを改めなくてはなりません。
周囲へのちょっとした気遣いや配慮で、好かれる飼い主を目指しましょう!