無駄吠えについて
この無駄吠えは、いざお家に迎え入れると、こんなはずじゃなかった!とギャップに悩む飼い主さんがとても多い問題行動の一つです。
憧れのわんちゃんですが飼うまでは、小型犬だから少々鳴いても体が小さいし、そんなにうるさくないかも、大型犬だからおっとりしていてあまり吠えなさそうと理想を抱き飼うと大変です!
わんちゃんは動物です。基本的には鳴くものです。
しかし、無駄吠えのトレーニングを入れる事によってこの問題行動は改善することができます。
完全になくなるものとは考えず、少なくなったらいいなぁくらいに思いながら気長にコツコツとトレーニングを積んでいくことが大事になります!
では、無駄吠えを改善させる方法をお伝えしていきます。
原因
まず、わんちゃんがどういった時に鳴いているか原因を考えてみて下さい。
一般的に多いのが、
- 知らない人や犬が家にやってきた、散歩中に近づいてきた。
- インターフォンや掃除機のなどの音に敏感に反応して吠える
- 飼い主さんが外出する時に吠える
- 何もない時にほえる
- 高齢犬で夜中に吠えたりする
無駄吠えの相談で多いのがこと5つです。
まず、原因を理解して取り除いてあげるのが一番です。
改善方法
では、この5つの改善の仕方をお伝えしていきます。
①、②
これは、わんちゃんの社会化期といって生後2〜4ヶ月頃にあるものですが、その頃に人や犬や外の環境や音などに慣れさせてあげてないと人でいう「人見知り」みたいな事が起こることが多い原因です。
改善法として、ゆっくり人や犬に慣れさせていくしかないです。
音に関しては、わざと音を鳴らしながらおやつやおもちゃを使い、気を紛らわせてあげて鳴かなければほめるのを繰り返していき、音がなれば嬉しい事が起ると教えてあげましょう。
③
これは、くぅーんくぅーんと鳴くわんちゃんが多いと思います。
これは分離不安症といって、普段から飼い主さんに依存していて、いなくなるのが不安で寂しくて鳴くわんちゃんが多いです。
普段の生活で、飼い主さんが分離不安を改善してあげないといけません。
朝から晩まで寝るときも一緒だったり、外出するときに名残おしそうに別れを告げると余計に不安になるわんちゃんに多いですので、生活にメリハリをつけてあげて一緒の時はしっかり遊んであげて、ケージに入れたりして家の中で1人で慣れさせてあげてください。
また、家を出るときおやつやおもちゃで気を紛らわせてあげることも大事です。
④
これも分離不安症の一つで、飼い主さんに構って欲しくて鳴いている場合があります。
鳴くと怒ったりしていませんか?
仔犬は特にそうですが、怒ってても伝わっていない場合が多く、怒られているのも構ってくれていると勘違いして、吠えると構ってくれる!と思っているから吠えてる場合が多いです。
これは、吠えたら遊んであげないよと言うことを教えてあげないといけません。
一番は、無視が効果的です。これは忍耐力がいりますが吠えたら違う部屋などに入れて、無視し、鳴き止むとまた構ってあげての繰り返しが一番いいです。
⑤
これは高齢犬の痴呆の症状ですので、病院で診てもらってあげてください。
まとめ
無駄吠えという問題行動ですが、必ずわんちゃんも伝えたいことがあって吠えたり鳴いたりしてる訳です。
決して無駄ではないのですが、人間の生活に
とってはあまり好ましくない行動です。
元々の性格や、犬種の特徴でよく吠える子もいるし、吠えない子もいます。
そこを理解した上で改善したいのであれば、飼い主さんも間違ったしつけの仕方などを直さなければいけませんので、忍耐力をもってゆっくり時間をかけてわんちゃんと向き合ってあげてください!