犬の自動給餌器とは
犬の自動給餌器の使い方は物によって様々ですが、基本的な共通点は愛犬にご飯を食べさせたい時間を決めて、機械についているタイマーを操作しながら設定して、その時間が経過したときに一定量の餌が出てくる仕組みになっています。
自動給餌器を設定しておけば、あとは帰宅してご飯がカラになっているのを確認したら、トレイ等をキレイに洗って終了です。気になる量の設定も、飼い主さんが自由にできる仕組みの物が多く、自動給餌器が決まった時間に決まった量のご飯を与えるので「食べ過ぎになって愛犬を太らせてしまう」と言うこともありません。
通常の食器に比べてしまうと、お値段は少々高めに感じてしまうかもしれませんが、飼い主さんも愛犬のご飯を気にしないで、外出や仕事に集中できるのらば「自動給餌器」は安い物かもしれませんよね!
自動給餌器を使う際の注意点
では、自動給餌器を使う上で注意が必要なのはどういう時なのでしょうか?
初めて使う時や新しく購入した時
まずは、初めて自動給餌器を購入して愛犬に使用する時ですが、買った翌日にいきなり留守にした状態で使うのはお勧めできません。なぜなら、急に設置されてしまった見慣れない物体から、いきなりザザーッとご飯が出てくるのは何も知らない愛犬にとっては怖くてたまらないでしょうし、下手をすると警戒して食べようとしてくれない場合もあります。
更にそれだけではなく、自動給餌器の機械そのものが不具合などで壊れていて、設定した時間になってもご飯が出てこなかった、なんて予想外の事態が起こることもあるかもしれません。健康な犬なら水さえあれば、2日ぐらい食べなくても大丈夫だとしても、やっぱり愛する家族が食事ができなくて、ひもじい思いをさせてしまうのはかわいそうですよね?
なので、すぐに「自動給餌器」を使ってしまいたいという気持ちは分かりますが、ここはグッと我慢して、愛犬が自動給餌器に慣れて、かつ機械がキチンと作動するかどうかを確認する期間を設けてあげるべきだと私は思います。
「電気式」・「電池式」メリットとデメリット
主に自動給餌器には、“電気式”と“電池式”の2種類に分かれています。「電池式」の良い点はコードがない分、ほとんど場所を選びません。悪い点は、使用する度に電池を消耗するので電池の残量が残っているのか頻繁にチェックしなければいけないという点です。
その一方で「電気式」の良い点は、基本的に電池の残量を気にしないで済みます。悪い点は、電源コードを繋げられる場所が限られてしまうのと、自然災害などで停電になれば自動給餌器が止まる可能性もあり、一旦電源を切ると設定がリセットされてしまうものがあります。
因みに、電気も電池でも水で濡れる場所は故障の原因に繋がる恐れがあるので、自動給餌器は置かないで下さいね。
夏場はウェットタイプのご飯は注意が必要
自動給餌器にはウェットタイプの為のタイプも存在するのですが、傷みが早かったり、臭いが出てしまったり、ドライタイプに比べると夏場は不向きです。もし可能ならば、夏場だけはドライフードを食べてもらえるように慣れさせておいた方が良いかもしれません。難しいなら犬用のフリカケを混ぜておくのも一つの手だと思いますよ♪
自動給餌器 おすすめ10選
自動給餌器カリカリマシーン【2017年最新モデル】
商品情報
・1日4回(0~100g)まで設定可能
・大容量4300cc(1,500~1,800g)
・電源はコンセントと電池どちらでもOK!
こちらの自動給餌器の便利なところは電池とコンセントどちらもOKなところです。停電時には自動でバッテリー電源に切り替わるので、いざという時のわんちゃんのご飯も安心です。
フードの量も10g単位で細かく設定が可能なので、シビアに体重管理をしているわんちゃんにも向いている自動給餌器です。一日4食分の設定が可能です。5分単位で時間を決められるので、わんちゃんもストレスなくご飯の時間を楽しめます。フードトレイとタンクも簡単に取り外し可能!衛生面でも安全です。
ルスモ (LUSMO) ペットフード・オートフィーダ
商品情報
・フードタンクは取り出しが簡単なカセット式
・乾電池式(アルカリ電池4本)
・大容量約1,000g
この自動給餌器は使い方が非常に簡単で、基本の操作ボタンは3つだけなので、誰でも問題なく設定が行えます。ディスプレイも大きくて見やすいので、設定内容もひと目でわかるようになっています。
また、小型犬や猫に丁度良い、5g刻みで最大80グラムまでの設定ができますし、給餌時間ごとに給餌量の設定ができるので、1日に食べさせたい量をキッチリと管理したい方には非常に便利です。
そして、フードタンクは取り出しが簡単なカセット式でフードトレイもワンタッチで取り外しができますので、隅々まで洗浄できて清潔に使えます。
Jnwayb 自動給餌器 ペットフード オートフィーダ
一日6食分まで設定可能な自動給餌器です。始めに6食分設定してしまっていても、給餌しない時間をロックすればその時間は給餌されなくなります。ロックを解除すれば元の設定に戻ります。フード量も4g刻みでのより細かい設定ができます。体重管理をしているわんちゃんには嬉しい設定ですね。
フードタンクは1500gも入る大容量なので、5日以上の連続給餌が可能です。自動給餌器にはありがちなフードのつまりも赤外線センサー機能で防止!誤作動を減らすことができる給餌器です。手動給餌もできるので、飼い主さんが在宅時には自由な時間にわんちゃんにご飯を与えることができます。
ottostyle.jp 自動給餌器 オートペットフィーダー
商品情報
・音声録音機能搭載
・タイマーは6回まで設定可能
・ボウル1つ最大90g(240ml)×6つ
こちらは音声録音機能が搭載された、優れものの自動給餌器です!最大で約4回分のエサを自動給餌してくれる上に、約8秒の音声を録音できるので、愛犬のご飯の時間になったら自動で再生してくれるんです♪
これなら飼い主さんが家にいなくても「●●ちゃんご飯の時間だよ〜」と、録音しておいた声が聞こえたら、皆さんの愛犬も寂しがらずに安心してお留守番することができますよね!
オートペットフィーダー 4.3L カメラ付き 自動給餌器
商品情報
・1日4食(10~100gl)まで設定可能
・ドライタイプ専用
・2年保証付き!
スマホアプリから設定可能な自動給餌器です!給餌器本体にカメラとマイクが付いているので、外からでもペットの様子を見ることができます。本体のスピーカーから飼い主さんの声を聴かせることもできるので、わんちゃんの安心したご飯タイムを確認することができます。
本体のカメラを使って写真や動画を撮ることもできます。離れている時のわんちゃんの様子を知ることも出来て安心ですね!アプリでわんちゃんの体重を管理することができるので、食べさせ過ぎかな?と思った時は10g単位で細かく調整可能です。1日4食分まで設定できます。
ヤマサ わんにゃんぐるめ ペット自動給餌器 CD400
商品情報
・48時間まで設定可能(約160g×2食分)
・ウェット、ドライタイプ対応
・単三マンガン乾電池×1(約1年)
ドライタイプもウェットタイプも使える自動給餌器です。気候によってはフードのイタミが心配ですが、こちらの自動給餌器は専用のフードクーラーが付いているのでセミモイストフードやウェットフードもイタミを気にすることなく使用することができます!
お皿の部分は取り外し可能なので、使用後に洗浄することもできます。衛生面でも安心ですね。カラーも3色揃っているので、愛犬に合わせて選ぶ楽しみもあります。電池式なので、万が一の停電時でも止まることはありません。いざという時のために、ひとつ用意しておくのも良いかもしれません。
5リットル自動給餌機 ペットフィーダー AF-PF300
商品情報
・給餌量設定可能(1/4カップ~3カップ)
・容量5.5リットル(約23カップ前後)
・給餌回数設定可能(1日1~3回まで)
・単1電池×3本
こちらの自動給餌機の特徴は何といっても用量の多さです!大型犬、中型犬、小型犬と犬種に問わず使用することができます。1日3食まで設定することができ、本体には飼い主さんの声でご飯を知らせることができる録音機能も付いているので、愛犬も安心することができます。フードを入れておくタンクが透明なので残量を確認しやすいです。フードを買うタイミングも計りやすいですね。最小量でもやや多めなので、どちらかというと中型犬~大型犬向けな商品です。
PetSafe おるすばんフィーダー デジタル 5食分
商品情報
・給餌容量:230ml×5トレイ
・ドライ、ウェットフードどちらでもOK!
・単1アルカリ電池4本
デジタルタイマーなので、大まかな時間ではなく細かい時間設定が可能な自動給餌器です。5食分セットすることができますが、回転するトレイになっているので最初の1食はすぐに食べさせることができる状態になっています。わんちゃんにもここからご飯が出るのだと理解してもらいやすい給餌器です。
トレイが順番に回転していくので、朝ご飯、昼ご飯、おやつ、夕方の軽食、夕飯、といった具合に順番にセットしていくと、一日分のおやつまで満足に食べさせることができます!
アイリスオーヤマ ペット用自動給餌器
商品情報
・お水も自動で補充できる
・ドライフード約1.5㎏収納可能
・フードストッパーで食べすぎ防止
ドライタイプのフードと水を同時に補充してくれる自動給餌器です。量が少なくなると、それぞれが自動的に給餌・給水してくれるので、お留守中でも常に新鮮な状態で水分補給ができます。
そして掃除に便利なフードストッパーが付いているので、清潔さもキープできます。収納の目安は、ドライフードが1.5kgに水は市販の500mlペットボトル(外径28mm)を使用します。
ペットセーフ おるすばんフィーダー2食分
商品情報
・48時間後まで設定可能
・ダイヤル式で時間をセット
・電池式(単3アルカリ電池1本)
こちらの自動給餌器は、2食分の愛犬のご飯を48時間後まで設定できるようにされています。トレイは取り外して洗うことができますので、いつも清潔にお使いいただけますし、また各トレーには約150gのフードを入れることができるようになっています。
そして、このおるすばんフィーダーは、フタが静かに開くようになっているので愛犬を怖がらせません。音に敏感なわんちゃんには理想的な自動給餌器ですね!因みにトレイは食器洗い機対応になってますよ!
まとめ
自動給餌器は、仕事や長時間の外出といった理由で決まった時間にご飯をあげられず、「愛犬に我慢をさせている」という心苦しさを持つ、現代の多忙な飼い主さん達にとっては、非常に便利でありがたい存在です。
ただし、わんちゃんの中にはとてもデリケートな性格だったり、極度に怖がりな性格だったりして自動給餌器に馴染めない子もいますから、購入する前に自分の愛犬に使えるのかや、愛犬の性質にピッタリな物を選んであげましょう。
また、仔犬だったり噛みグセが残っているわんちゃんの場合だと、自動給餌器のコードを食い千切って感電してしまったり(電気式の場合)、遊んだ勢いで機械を倒して故障させてしまうといったトラブルも考えられます。愛犬が慣れて何もしなくなるまでは、飼い主さんが家にいる時だけ自動給餌器を使ってみて下さい!
ユーザーのコメント
40代 女性 ベル
我が家はペットカメラをつけているのですが、お留守番をさせているときも食事の時間になると、起きてソワソワしている姿がカメラに写っているので、自動給餌器があれば、お留守番中でも安心ですね!また、ちょっとした退屈しのぎにもなりそうですね。まずは設置する前に、きちんと慣らしてから置くようにしたいと思いました。
女性 はな
女性 colo
お値段もお手軽なもので約2000円~高性能なものは10,000円近くまでと幅が広いです。2000円くらいなら、まず愛犬に合うかどうかを試すのにちょうどいいお値段です。もしここから食べてくれなくても、高性能なフード量りとして利用できます。
とても気になる点は、例えば2日くらい不在にしてしまう時など、器はそのまま使用することになるので、夏などの衛生面が心配です。2食分別になっているものもあったので、こちらなら安心できるかな。
ご飯を忘れてしまうより、お水を切らしてしまうことの方が心配なので、一緒になっているタイプだと安心ですね。
30代 女性 xoxo
知り合いのワンちゃん、パグは、とても食いしん坊で、どうやったのかがんばってこじ開けて器械をぶっ壊して、中に入っていたエサを全部平らげてしまったそうです。
ずっと欲しかった自動給餌器をやっと買った飼い主さんは、帰宅して唖然としたそうですよ。
一人暮らしだと確かに帰宅が遅くなった場合などは愛犬がお腹を空かせてるかも、と心配になってしまいますが、それがかえって家に早く帰る良い理由にもなりますよね。私は犬を飼い始めてから、滅多に夜は出歩かなくなりました。以前は毎晩だった飲み屋のハシゴなんてもう何年もしていません。
ちなみに、仕事で帰宅が遅くなることがわっているとき(繁忙期など)には、私はペットシッターを頼んでいます。飲み水とトイレの交換、30分程度の散歩と食事を与えることをお願いしています。
女性 ペペロンチーニ
女性 澪
30代 女性 てとめる