【体験談】「愛犬を長生きさせる食事」を読み、愛犬のドッグフードを選んでみました

【体験談】「愛犬を長生きさせる食事」を読み、愛犬のドッグフードを選んでみました

先日、愛犬のドッグフードを替えました。獣医師の林文明さん監修の書籍「愛犬を長生きさせる食事~あなたの選ぶペットフードで寿命が変わる!~」を読み、愛犬のフードの食いつきが悪かったのもあったので参考にしました。昨今、フードが良くなりペットの寿命も延びてきています。愛犬とできるだけ長く一緒にいたい・・・。そんな気持ちで現在4歳の愛犬のドッグフードを時間をかけて選びました。

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フードで寿命が変わるのか

たくさんのドッグフードと犬

1990年ころには犬の寿命は「8年」と言われていました

私(30代)が小さい頃、祖母の家には犬がいて、ご飯は人間の残飯でした。残り物のご飯に、これまた残り物のお味噌汁をぶっかけたもので、私の記憶の中ではドッグフードと呼ばれるものは与えていなかったのでは?思います。
それに、今となっては犬に食べさせてはいけないものが簡単に調べられますし、知ることができますが、当時は知らずにお菓子やパンなどをおやつに与えていました。

なぜわが家がフードを替えたのか

犬の寿命が延びたのはフードの質が上がったからと言われています。犬の「寿命」と「フード」は切っても切れない関係と言えます。
わが家がドッグフードを替えようと思ったのは下記のような理由です

  • 鶏肉などのトッピングをしないと食いつきが悪い
  • 主原料で肉が一番最初に表記してあるが、他に好ましくない原材料が使われている
  • 忙しい時にはドッグフードだけでも食べて欲しい
  • 食を見直し、長生きして欲しい

そこで、以前のフードが無くなりそうなタイミングでインターネットで調べると、ドッグフード比較サイトがたくさん見受けられました。

イメージに縛られる

袋から出てくるドッグフード

パッケージデザイン、魅力的な文字、いかにも「良さそう」な成分・・・。これらを安心材料にするのはちょっと待って!と言いたいです。人間の食品表示とは違いペットフードの規制は緩いのです。人間の食品では入れてはいけないものも、ペットフードにはOKというものもあるのだとか。それって怖くないですか?

愛犬にとって最良のものは何なのか

振り返る犬

信用に欠けるパッケージの文句

様々な「ドッグフード比較サイト」を見ると、無添加のもの、アレルギー成分を排除したもの、人間が食べられる品質のものを使用したもの等々、本当に色々あり、困りました。
そこで、先ほどご紹介した書籍を見ると、そもそもドッグフードで無添加はあり得ないというじゃありませんか。それに、アレルギーにもなっていないのにアレルギー成分を排除する必要はないそうです。さらには「プレミアムフード」や「獣医師推奨」なんていう文句も信用に欠けるものなんだそうです。
こうして調べると、いかにパッケージやイメージで踊らされているのかがわかります・・・。

材料=値段なのか

愛犬に与えているドッグフードを愛犬家の皆さんは食べたことがありますか?無添加、プレミアムフード、獣医師推奨のものが本当に安全とは限りません。飼い主がドッグフード会社へ行き、製造過程を見ることは困難ですし、原材料の肉そのものが薬に侵されているものかもしれません。本当に良い食材で安心で安全な食事を愛犬に与えたいと思ったら、飼い主自身が無農薬野菜を育て、牛や鶏を育てなければいけません。なので、人間が食べられる品質の材料を使用したドッグフードはおのずと値段が高くなります。

ビートパルプについて

よく原材料名で見かけるビートパルプはドッグフードのかさ増しとして使われる、主に家畜のえさに使われる安価な材料です。ですがビートパルプは犬には必要のない栄養素で、便を固める性質があるようです。入っていないに越したことはないですが、少量使われているくらいなら問題ないようです。

困難なドッグフード選び

袋を見つめる女性

何に重きを置くか

以上を踏まえいざ選ぶものの、膨大な種類に驚きます。同じメーカーでも犬種、年齢、目的(ダイエットなど)によって数種類あります。
わが家では経済的にも、良いものを選び続けてもきりがないとのことで「1kg1,000円」を目安に選ぶことにしました。以前のフードが「1kg500円未満」だったので、値段の面からすれば倍になります。ちなみにヒューマングレード(人間が食べられるレベル)となると値段は「1kg2,000円以上」がほとんどでした。

アレルギー成分、ヒューマングレードについて

そもそも「アレルギーにもなっていないのにアレルギー成分を排除する必要はないそうです」と前記しましたが、何故かというと食事のアレルギーは今までに食べたことのあるものに対して起こる反応とのことです。わが家の愛犬は4歳ですが、今までにそういった反応は見られないので、特にアレルギー成分に関しては考えないことにしました。
またヒューマングレードもこれは製造者の自己申告のようです。第三者が調べたというものではないので、これも信憑性に欠けます。

人間が食べられないものを愛犬に与えない

獣医師の林先生は飼い主さんからお薦めのドッグフードをよく聞かれるそうです。「プレミアムフード」や「獣医師推奨」とパッケージに書かれているものも信用に欠けると前記しましたが、選ぶポイントとしては「愛犬に合ったもの」や「人間が食べても平気なもの」です。わが家では最近、愛犬に与えようとしているフードやおやつを味見しています。味見できないという飼い主さんも、そういう気持ちで選んで欲しいと思っています。

まとめ

ドッグフードを食べる犬

ドッグフード選びは大変でした。わが家が選んだドッグフードは1kg約1,000円で、ビートパルプは含まれていますが、今のところ与え始めて半月ですが問題はなさそうなのでホッとしております。私も食べてみましたが、変な味はしませんでした。
日本はペット後進国と言われていて、外国産のフードを選ぶと良いと言われていました。ですがその外国産のフードにより2007年にペットフード汚染事件(メラミン汚染事件)が起きたり、2014年には中国産の汚染ジャーキーが出回ったりしています。いずれも数千頭の犬、猫が亡くなり、症状が発症したりと被害に遭っています。
愛犬を死なせてしまうかもしれないフードを選んでしまったら悔やんでも悔やみきれません。なのでいっそのこと手作りをしようかと悩みました。しかし手作りでは栄養が偏ってしまうので、総合栄養食を食べて欲しい。様々な面から某ドッグフードを購入しましたが、本当に愛犬に合ったものなのか、もっと愛犬に合ったものがあるのでは?と悩みは尽きません。
色々な想いから始まったわが家のドッグフード選びでしたが、愛犬家の皆さんに参考になれば良いと思い書かせていただきました。

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