ヒマチーとは?
ヒマチーってなに?
正式な商品名はヒマラヤチーズ、略して「ヒマチー」は今、大人気の犬用ナチュラルチーズガムです。ネパールにあるヒマラヤ山脈で、大自然の中で生きているヤクと、ヤクと牛を交配させたヤク牛のミルクで作られているチーズです。
原材料は?
ヒマチーは100パーセントナチュラルな原料のみで作られています。防腐剤も添加物を使用するのではなく、ヒマラヤの岩塩をごく薄い岩塩水にした物と、ライム果汁を使用するという非常に徹底した作り方をされています。
ミルクも農薬を一切使用していない牧草を食べて育ったヤクや、ヤク牛のミルクを使用していますので大安心ですね。
ヤクについて
ヤクってあまり聞きなれない動物の名前ですよね。ヒマラヤ山脈に生息する牛科の動物ですが、牛よりもとても大きいです。ヒマラヤ山脈の厳しい環境にも耐えることができるたくましい生き物です。
もちろんヒマチーに使用されるミルクだけが魅力的なわけではなく、お肉は食用に、体毛は衣類に、骨はアクセサリーに、皮は民族衣装やブーツなどに使用されます。
その他にもヤクは重い荷物を運搬してくれて、人を乗せる乗用として頑張ってくれます。ヒマラヤで暮らす人々には、とても大切な存在で神聖な動物と言われています。
ヒマチーの特徴
硬くて長持ち
非常に硬いため、いっきに噛んで飲み込んでしまうことができないタイプのおやつです。ガリガリと少しずつ噛んで、ちょっとずつ飲み込むので長持ちします。犬は噛む事でストレス発散にもなりますし、硬いものを噛むことが好きなワンちゃんにとてもお勧めです。
べたつかない
プラスチック製やラバー製のおもちゃなどは、長く噛んで遊んでいると、ベタベタして洗い流してもスッキリしないことがあり、衛生面も気になる事がありますが、ヒマチーは汚れがつきにくく、ベタつくことなく最後まで綺麗に食べることができます。
もし汚れが気になる場合は水道水で洗い流し、自然乾燥するだけで大丈夫です。
形にバラつきがある
ひとつひとつ手作りされているため、形や色にバラつきがあります。燻製時、火に近い場所にあったものは色が濃くなっています。前回、購入した物と色があまりに違っていても、手作りならではの特徴なので心配ありません。
ヤクのミルクは栄養素が豊富
栄養素が高い
ヒマチーのメイン原材料であるヤクのミルクは、色は黄金色で牛乳と比較すると、脂肪分が14倍ほど高いと言われています。
その分、栄養素も高いですし、牛のミルクと比べると、20分の1ほどしか摂ることができないため、非常に希少なミルクです。
必須アミノ酸やビタミン、ミネラル、乳糖がとても豊富で下痢をおこしにくく、免疫力のアップにもつながるという優秀なミルクです。
ヒマチーの魅力とは?
ガムなのに長持ち
通常、市販品の犬用ガムは原材料が牛の皮やアキレスなどを使用している商品が多く、ある程度の弾力はあるものの、意外と早く食べ終わってしまって、目を離したすきに丸呑みしてしまうこともあると危険な一面もあります。
ヒマチーは骨のようにとても硬いので、噛む力が強い犬でも、とても長持ちしてくれます。販売価格自体は、一般的なオヤツと比べると少々お高めですが、長持ちするのでコスパが良いです。
歯石の予防にもなる
やはり硬いので、何とか食べようと色んな角度でガリガリ噛み続けます。一生懸命、硬いものを噛む事によって自然と歯石が除去されます。
与えるときの注意点
飼い主さんが気をつけてあげること
やはりチーズなので大量に食べてしまうと下痢をおこす可能性があります。与える時間は10分から20分程度にしましょう。
またヒマチーが好きすぎて時間になっても、なかなか返してくれないワンちゃんも多くいるようです。飼い主さんが手に持ったまま与えるか、「頂戴」のしつけをきちんと教えてから与えましょう。
本当にとても硬いおやつなので、シニア犬に与える場合は、よほど注意深く与えてください。噛み続けて小さくなり、口の中に入る大きさになると、もちろん丸呑みの可能性がありますので、そのまま与えるのは止めて、レンジでチンして、チーズスナックにして与えましょう。
まとめ
我が家の愛犬もヒマチーは大好きです。他のおやつとは興奮っぷりが違います。飼い主としても原材料が良い商品は安心して与えることができますね。くれぐれも硬さにだけは注意して与えてあげてください。