犬は嬉しいとき、どんな仕草をするの?
犬が「喜んでいる」というとき、どんな仕草をしている姿を想像しますか?喜びを表すにも様々な仕草があるのです!
今回の記事では「犬が嬉しい時に見せる仕草や行動」を4つご紹介します。ではさっそく、見ていきましょう!
1:高い位置で速くしっぽを振る
犬がしっぽを振っていれば喜んでいる!と多くの人が思い浮かびますよね。もちろん正解です。しかし、喜んでいると判断するにはしっぽの位置や振る速度が重要になってきます。
喜んでいる場合は、「背中よりも高い位置で素早く振る」ことが条件となります。このときの犬のキモチとしては「わあ〜!嬉しい!嬉しい!やったー!」と抑えきれない喜びを表してくれています。素直でとても可愛いですね。
しっぽでわかるその他の心理
その他、しっぽを振っている時のキモチとして、
■不安や緊張を表すとき
→背中の高さと平行に、ゆっくりとしっぽを振っているときは「不安や緊張」といったキモチを表すそうです。「どうしたらいいのかな・・・」「これ(状況)は何だろな?」といったキモチになっていると考えられます。
■安心やリラックスを表すとき
→しっぽを自然に垂らした状態で、床を掃くようにしっぽを振っている場合は「安心やリラックス」といったキモチを表します。しっぽが短い犬種や断尾されているワンちゃんは分かりにくいですが、表情や他の動作で見分けてあげてください。
2:にこやかに笑う
口角を上げるように口を開け、目は穏やかに細めている表情のことを指します。この様に、にこやかに笑うことは「プレイフェイス」と呼ばれ、カーミングシグナル(犬が相手にキモチを伝えるために出すサイン)の1種でもあるそうです。その意味は「あなたに従います」という服従のサインと言われています。
また、獣医のマイケル・W・フォックス氏によると「模倣の笑い」と呼ばれる犬の笑顔があり、人間が犬に笑いかけるとその顔を真似して犬も笑っているような表情をするという研究結果も発表されています。人間のマネをして笑うなんてとても可愛いですね。
3:お腹を見せる
飼い主さんや大好きな相手に撫でられたり遊んでもらっているときに、お腹を見せて仰向けになりしっぽを大きく振っていることはありませんか?もっと大きな喜びで興奮度が増すと、嬉しくてお漏らしをしてしまうコもいるそうです。全身全霊で喜びを表現してくれている姿にはこちらも笑顔になりますね。
4:頭をくっつけてくる
「なでて!」と自分の頭を人の体や手に押し付けるようにしてきませんか?同時に、しっぽを大きくブンブンと振っていれば「うれしい!うれしい!」と喜んでいると言えます。うちの愛犬は一緒に遊んだあとや、たくさん撫でてあげて満足した後によくこの行動をします。「嬉しい」の他にも「遊んで!」や「撫でて!」といった要求を伝えるのにもこの仕草をするときがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が嬉しい時に見せる仕草や行動の代表的なものを挙げてみました。あなたの愛犬がよくする仕草もありましたか!?またあなたの愛犬や周りのワンちゃんがオリジナルでする「嬉しいとき」の仕草などはありますか?あればぜひ、教えてくださいね!