犬を飼う時に初日から必要になるもの7つ

犬を飼う時に初日から必要になるもの7つ

初めて、家族として犬を迎え入れる時には、いろいろな準備が必要です。新しい家族との幸せな生活をあれこれ思い描きながらの買い物は、とても楽しいものです。でも、初めてだからこそ、何を優先的に購入すればよいのか、迷ってしまう、ということも。今回は、初めて犬を飼う時、犬を迎え入れたその日から必要なもの、あとから揃えればよいもの、それぞれのアイテムについて、ご紹介したいと思います!

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犬を飼う時に初日から必要になるもの7つ

店員に説明を受ける男性

犬を迎え入れたその日から、あなたの家族と犬との新しい生活が始まります。
「犬」という動物を迎え入れる、という感覚ではなく、小さな子供が住み慣れた環境から離れて、あなたの家族として一緒に暮らすために引っ越してきた、と考えてみましょう。
そうすると、その子供にとって何が必要なのかを考えると、必要なものは何かが、自ずとわかってきます。

1. トイレトレイ、ペットシート

犬を迎え入れた初日から、トイレトレーニングを開始する必要があるのと、迎え入れた初日から、犬はオシッコもウンコもします。
例えば、あなたが引っ越したとします。そして、引っ越し先に「トイレがありません」と言われたら、とても困りますよね。
ですから、手入れのしやすいトイレトレイとペットシーツは、初日から絶対に必要です。

2. ペット用のゴミ箱

ゴミ箱にゴミを捨てる男性

私が愛犬を迎えた経験から必要だなと思ったのが、ペット用のゴミ箱です。
まだ、しっかりとトイレトレーニングも完了せず、ワクチン接種も終了していないとなれば、家の中での排泄になります。
使用済みのペットシーツを捨てる時に、ふた付きのゴミ箱があればニオイが外へ漏れ出さず、部屋の中に排泄物のニオイが漂うこともありません。
トイレ関係の道具は、初日から全て揃えておいたほうが良いでしょう。

3. おやつ

おやつを食べなくても犬は不満を言いません。しかし、おやつは躾やトレーニングを進めるうえでとても大切な役割を果たします。
「そんなに慌てて用意しなくてもいいのでは?」と思われる人もいるかも知れませんが、トイレトレーニングにしろ、飼い主さんの指示に従うようにするトレーニングにしろ、早く始めるに越したことはないでしょう。
そのため、フードとはまた別の「ご褒美」としてのおやつは、犬がおうちにやってくるタイミングで用意しておきましょう。

4.ペットサークル、クレート

クレートから顔を出すパピヨン

犬にとって、「私は、この人の子になったから、今日からここで暮らすんだ」とすぐに理解できることではありません。ペットショップやブリーダーさん、あるいは保護施設などから新しいお家にやってきた、というだけでかなりストレスがかかっていて、疲労もしています。
犬が落ち着いて休める場所を設置しておいてあげないと、初日で心も体も疲れ切ってしまいます。そのため、新しい生活が始まったら、犬が暮らすためのサークルは、初日から設置しておいてあげましょう。できれば、クレートや小さな段ボールなどで犬が身を隠せるような場所もサークルの中に作っておけば、より犬も安心して体を休ませることが出来ます。
また、クレートは犬が突然体調を崩した時に獣医さんに連れて行くために必要になるので、初日に用意しておくことをオススメします。

5.ベッド

ぬいぐるみと眠るビーグル子犬

クレートやサークルの中に、犬のためのベッドを用意します。
人間でも、引っ越し先で眠ろうと思ったら「ベッドがない!」となると、びっくりしますよね。

6.水飲み、ごはんの器

出来れば、犬を譲り受けた相手から、どうやって水を飲んでいたかを聞いておきましょう。
お皿で飲んでいた子にいきなり給水器を用意しても、使い方がわからないかも知れません。
この場合も、引っ越し先に着いたら「ご飯を食べる器も水を飲む器もない!」となると、とても困りますよね。

7.ドックフード

大きな犬と小さな犬がお皿をくわえている

突然、違う種類のドックフードを与えると、犬の胃腸に負担をかけます。
まして、子犬やシニア期に差し掛かっている犬なら、なおさらです。
もし、手作りご飯を与えたい、と考えていたり、こだわり抜いて選んだフードを与えたいというときは、日数をかけて犬の胃腸に負担にならないよう、少しづつ食事内容を移行していかなくてはいけません。
犬を迎え入れた初日は、必ず譲渡先からどんなドックフードを与えていたかを聞いて、同じモノを与えましょう。

後から揃えればいいもの

ネガネをかけた犬

犬を迎え入れてから数日経つと、室内で暮らしていくには、さほど不便を感じなくなります。人間に置き換えて考えるなら、引っ越しして数日、なんとなく生活リズムや生活習慣も身につき始めると、次は外へ出たり、室内での時間をもっと楽しく、安全に暮らすアイテムを揃えていきたくなります。例えば、外へ出かけるための服だったり、暇つぶしのためのゲームだったり…。そんな風に考えて、アイテムをピックアップしてみましょう。

首輪

いきなり首輪をつけると嫌がるコもいます。もし嫌がるようなら、リボンやバンダナを首に巻いたりして徐々に慣らしていきましょう。

ハーネス、リード

首輪に慣れたら、次はリードをつけます。
首輪にどうしても慣れない場合は、ハーネスを用意します。
子犬であれば、ワクチン接種がすべて終了してから散歩に出かけることになりますが、すでにワクチンを終了している犬を迎える場合は、出来るだけ早く散歩に連れて行けるように、首輪やリード、ハーネスなどを購入しましょう。

お散歩バックとグッズ

散歩している犬

お散歩に行けるようになり、初めて散歩に行く前までに用意しましょう。
犬が排泄したウンチをどうやって取るかによって、必要なアイテムが変わってきます。
少なくとも、土の上でもウンチを拾えるスコップ、ウンチを持ち帰るビニール袋、水を飲むためのお皿、飲み水、オシッコを流すための水、トイレットペーパーは必ず用意します。
また、夜に散歩をするなら、反射材のついたタスキや小さな懐中電灯も必要になります。特に、懐中電灯は日が落ちた後に散歩に行く場合、ウンチを拾うのに欠かせません。それらがすべて入るバックも忘れずに購入しておきましょう。

ペットカート

3匹のチワワとカート

ペットカートがあれば、電車に乗ることもでき、車がなくても遠くへ出かけることが出来ます。また、観光地などでは、ペットカートがあればペットを受け入れてくれる施設や公園などもあります。普段の生活に必須なアイテムではありませんが、旅先にも犬を一緒に連れて行きたい、シニア期の犬だけど散歩に連れて行きたい…などといった時に便利なアイテムです。
値段は幅があるので、ご自分の愛犬の体の大きさや予算、使う頻度や飼育している犬の頭数などから最適なものを選んで購入しましょう。

おもちゃ

ボールで遊ぶフレンチブルドッグ

一人遊びが出来るコもいれば、人と遊ぶのが大好きなコもいます。
あるいは、乳歯も生えていない幼い犬と、もう歯が抜けかけているシニア期の犬では与えるべきおもちゃやおやつの種類も違ってきます。
ご自分の愛犬を観察しながら、月齢や体格にあったおもちゃを選びましょう。

まとめ

眠る子犬

では、初日から必要なもの、後から揃えればよいものをそれぞれ、リストアップします。

犬を飼う時に初日から必要になるもの

  • トイレトレイ、ペットシート
  • おやつ
  • ペットサークル、クレート
  • ベッド
  • 水飲み、ごはんの器
  • ドックフード

後から揃えればいいもの

  • 首輪
  • ハーネス、リード
  • お散歩バックとグッズ
  • ペットカート
  • おもちゃ

どうか、飼い主さんにとっても、新しい家族となるコにとっても、幸せな日々が訪れますように…。

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