やらないほうがいい？間違った犬の飼い方４選

間違った犬の飼い方1.与えてはいけない食材を与える

間違った犬の飼い方の代表的な例として挙げられる問題点が与えてはいけない食材を犬に与えてしまうというものです。多くの飼い主は犬が何を食べてはいけないのか、何を食べることができるのかを調べたことがあるでしょう。

例えば、ササミやキャベツなどは茹でて与えることが可能ですが、ネギ類やチョコレートなどは犬にとって有毒なため、絶対に与えてはいけません。通常はこれを厳密に守り、犬に有害な物を与えないよう注意します。

しかし、中には人間が食べている物を犬が食べられないなんて可哀想という思いから、間違った飼い方をしてしまう人がいます。与えても良い食材かどうかを確認せずに与えてしまったり、中には与えてはいけないと知っているのに与える人もいるのです。

これは犬の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、最悪の場合、中毒症状を起こし死に至ってしまうケースもあります。犬に野菜や果物などを与えたい場合には、必ず一度調べ、与えても大丈夫な物であるかを確認しましょう。

間違った犬の飼い方2.犬の行動をすべて許してしまう

愛犬が可愛いという感情は飼い主であれば共通です。しかし、この愛しさが間違った方向へ行ってしまうことで、愛犬にとっても飼い主にとっても良くない影響を及ぼしてしまうことがあります。

例えば愛犬がソファを噛み、ボロボロにしてしまったとします。通常、「ダメ」と叱りケージやサークル内に戻し反省させるなど、正しいしつけ方法をとる飼い主が多いです。しかし、中には怒るのは可哀想と何をしても叱らず「仕方ないね」で済ましてしまう飼い主もいるのです。これは間違った育て方です。

これを続けてしまうと幼少期に正しいしつけを覚えることができず、後々飼い主がコントロールできないわがまま犬に育ってしまう恐れがあります。これにより、散歩の途中で他の犬に飛びかかってしまい怪我をさせてしまう恐れもありますし、反対に飛びかかったら返り討ちにされてしまうという悲惨なケースも存在します。

間違った犬の飼い方3.どんな時でも構ってあげる

家族として迎えたからには、愛犬には幸せになってもらいたいという思いはとても素晴らしい心構えです。犬にとって飼い主さんと一緒に過ごす時間はとても幸せな時間であることは確かですが、だからといってどんな時でも構ってあげる行為はあまり良いとは言えません。

「愛犬が寂しくないように」と愛犬が構って欲しいアピールをしてきたら必ず応えてしまうというのもしつけ上、あまり良くありません。いざ構えなかったときに「なぜ飼い主さんは構ってくれないのだろう」と大きな不安を抱かせてしまう原因となり得るからです。

また、在宅中は四六時中構ってあげているというのも、良かれと思って行っている飼い主さんが多いですが逆効果となっている可能性があります。

これを続けていると、いざ1人でお留守番をする際、大きな不安からストレスを抱えてしまい、分離不安症となってしまう恐れがあります。分離不安症になってしまうと問題行動を起こしてしまうだけでなく、自傷行為を行う子もいるため危険です。

間違った犬の飼い方4.散歩をリード無しで行う

最近は見かけることがほとんどなくなりましたが、リードをせずに散歩をしてしまうという飼い主さんもいます。これはマナー違反であり、周囲の人や犬に対しても迷惑となるだけでなく、愛犬の安全も守ることができないため非常に危険です。

「犬は自由に歩かせてあげた方が良い」という持論からこの行為に及ぶ人が居ますが、すべての人が犬を好きというわけではありませんし、絶対に愛犬が他人（または他の犬）に危害を加えないとは限りません。

犬を飼う上で散歩中にリードを付け、飼い主が責任を持って連れて行くということは常識です。「リードを付けてばかりで自由に走り回れないのが可哀想」と思うのであれば、休日にドッグランに連れて行ってあげるべきでしょう。

まとめ

いかがでしただでしょうか。中には愛犬の気持ちを考えての行動が逆効果を与えてしまっているものもありました。特に愛犬が寝ているのに構ってしまうなど、構い過ぎに関しては非常に多いケースです。適度な距離感を保ってあげる事が犬にとっても良い生活環境と言えるでしょう。皆さんもこのような飼い方をしないよう注意しましょう。