我が家では2匹のチワワを飼っています。先住犬のニコ♀と後住犬のコタロウ♂です。
私自身は犬を飼ったことがなくニコを飼った頃は全てのことが初めて尽くしでした。ニコはかまってアピールでケージの中で吠えることはありましたが、トイレは必ずトイレシートの上、餌を出せば必ず完食といった手のかからない子でした。
そのことから2匹目も欲しいななんて甘い考えが沸き上がりペットショップで一目惚れしたコタロウを家族に迎えました。
部屋とケージの掃除ばかり…
生後5ヶ月で我が家に来たコタロウはヤンチャそのもの。来た当初はニコとの相性もあまり良くなく、、一気に賑やかな(うるさい)家族になりました。
今思えばコタロウの問題行動は家に来てから始まっていました。ケージの中にトイレを置いておいてもトイレの失敗は数知れず。仕事から帰るとケージの中のベッドや床はおしっことウンチで大変なことに。ケージから出せばカバンやソファーにマーキングしたり、転がっているウンチを踏んでしまう毎日…ニコと違って全然トイレの場所が覚えられませんでした。
コストのかかる解決法
このままではマズイと思いケージから出す時にはマナーベルトとオムツの2枚履きをさせて遊ばせていました。コストはかかりましたが、ウンチを踏むことはなくなりました。
その頃からコタロウを観察しているとニコのトイレでおしっこをしようとする姿が増えました。
オスはマーキング意識が強いことを感じ、ケージ以外に2匹用のトイレを設置しました。するとケージから出ると真っ先にそのトイレに向かいおしっこをするようになりました。これは!と思いましたが、ウンチはできずにいつもオムツの中でした。
お気に入りの場所
2匹の仲もだいぶ良くなり、部屋の行動範囲も広がりました。コタロウのお気に入りはキッチンとお風呂場の脱衣所。そこをウロチョロしてはリビングでニコと遊ぶことが増えました。暫くリビングにいないなと思えば脱衣所で踏ん張っている姿が増えました。
コタロウ目線でトイレを設置
そこで脱衣所にトイレシートを設置することにしました。するとそのトイレシートの上でウンチすることに成功。次の日も半信半疑でトイレシートを置いておくとまたもや成功!と成功確率100%!!
今ではオムツをする必要がなくなり、ウンチの場所は脱衣所のトイレシートになりました。
オスの性質上マーキングを無くすことは難しいのでマナーベルトはしていますが、自然とお留守番中のケージの中でのトイレも失敗が減ってきています。
トイレでしなかった原因
コタロウにとって部屋の中には先住犬のニコの匂いが至るところにあり、部屋中をマーキングしたり、ウンチをすることで自分の匂いをつけていたんだと思います。
コタロウが来る前、ニコはキッチンや脱衣所に行くことがなく、そこの場所にはニコの匂いが少なかったのではないかなとも思います。
トイレの設置場所も飼い主の掃除しやすい場所、部屋の邪魔にならないとこなど飼い主目線だったと反省しています。
まとめ
コタロウが我が家に来て早8ヶ月ようやくトイレの場所が決まりました。
手のかからないニコが基盤になってしまい、トイレの失敗をしてはコタロウを叱っていました。飼い主だけでなくコタロウにとっても長くて大変な8ヶ月だったと思います。
同じ犬種でも性格が違うように躾のペースも違うこと先住犬と後住犬では躾の環境も変わってくることを学んだのと同時に飼い主としてまだまだだなと反省しました。
今は飼い主が一番偉いことは大前提に置きながらもそれぞれの目線で考えるようにしています。そのことで叱ることよりも褒めることが増えたかなと思っています。