実は私…犬が苦手なんです!
犬を飼っている人は、もちろん犬が好きだから飼っているんだと思います。
私もその一人です、と言いたいけれど、残念ながら違います。
高校生の時に、背後から犬にお尻を噛まれた経験を持つ私は、あれ以来、犬が怖くてたまりません。犬というのは不思議な生き物で、こちらに恐怖心があるということを、すぐに見透かすんですね。怖いと思った時点で、犬は私に吠えかかっています。それどころか、私が恐怖心を自覚していないときですら、何度も犬に吠えられました。
犬が怖い人だっているんです
自分が犬を飼って色々と気づいたことがあります。その中のひとつに、散歩の時のリードがあります。
最近は、長く伸びるリードを使っている人が増えました。あれは、広い場所で犬を運動させるには便利な物だと思いますが、道路や公園で使うのは、どうなんだろう?と思います。活発な犬な場合、飼い主にとって散歩の苦労が減る良い道具なのかもしれません。
しかし、人がいる場所で2,3メートルも伸ばして使っているのは、ノーリードに等しいことではないでしょうか。あんなに伸ばして、飼い主は、何かあったらすぐに対応できるのでしょうか。
世の中には、犬が怖い人だっています。繋いでいるから大丈夫だと思って横を通り過ぎようとした時に急にリードが伸びる、あの恐怖ったらありません。
私はアボの散歩中、他の人とすれ違うときは、リードを短く持ち直すようにしています。
私の犬は絶対に大丈夫なの?
通りすがりの人に、「犬を触ってもいい?」と声をかけられることがあります。西洋人は、小さい子供にも積極的に犬を触らせ、怖いものではないと教えているように思います。ですから、よちよち歩きの子供が、うちのアボに触ってくれることもよくあります。
アボは、犬との相性は悪いのですが、人間のことは大好き。愛想は無いけれど、何をされてもじっとしています。これは喜んでいる証拠。
でも、私はアボは100%大丈夫な犬だとは言い切れません。もちろん、心の中では、そう思っています。
だけど、自分の犬とは言え動物です。何かの拍子にアボが目の前の人を噛むこともあるかもしれません。嫌いな人に似ているとか、急に大きい音が聞こえたとか。ハプニングはいつでも起こります。ですから、誰かに触ってもらう時、私はアボの胴輪をしっかり持って必ず寄り添っています。
まとめ
犬が苦手な愛犬家(?)として思うのは、世の中の人がみんな犬を好きなわけではないということを、忘れてはいけないということです。
自分の犬にしか目がいかなくなって、ついつい周りの人の迷惑を忘れてしまいがちですが、飼い主の責任として、自分の犬は常にコントロール出来る状態にしておくということは、とても大切だと思います。