犬が好きな人ばかりじゃありません
このサイトを見ている皆さんは、犬を飼っている、または犬が好きという人がほとんどでしょう。そんな私たちは犬から近寄ってこられると嬉しいと感じるものですが、中には犬が好きな人ばかりではありません。
過去に犬に吠えられたことや噛まれてしまったことがトラウマになっている人や、単に動物が苦手という人も多いです。
「犬は可愛いのに…」「うちの子はしっかりしつけているから大丈夫」という理由で、犬が苦手という人の感情を理解しようとしないのは止め、こちらもしっかりと配慮することで、お互いが気持ち良く過ごせるように努力していく必要があります。
犬が苦手な人のためにするべき配慮
上記でご紹介したように、犬が苦手という人とも仲良くやっていくために、犬を飼っている人は最低限の配慮が必要となります。では、具体的にどのような配慮をするべきなのでしょうか。
①散歩時は短めにリードを持つ
主に犬が苦手な人に配慮するべき場所というのは外出時になります。そのため、毎日行く散歩では、特に配慮する必要があるでしょう。
まずは散歩時に欠かせないリードを着用させることは当たり前ですが、さらにただ単にリードを持つのではなく、リードを持っている手とは反対側の手で、リードの途中を持つことで、リードを短めにしておくという配慮ができます。
犬が苦手だという人の中には、犬の人間を見つけると駆け寄ったり飛びついてきたりする衝動が怖いという理由も多いです。
リードを短めに持つことで、犬が苦手な人が横を通る際に、愛犬が相手に飛びついてしまうことを防ぐことができます。
②排泄物はしっかり処理する
これは犬が苦手な人への配慮ではなく、犬の飼い主として最低限のマナーですが、散歩中に愛犬が出したおしっこやうんちの処理はしっかりするよう心がけましょう。
うんちはうんち袋などに入れて家まで持ち帰り、自分の家で処理します。近年、飼い主さんのモラルも以前に比べると各段に向上してきましたが、それでも今尚そのまま放置して帰ってしまう飼い主さんがいることは残念でなりません。
また愛犬がおしっこをした際も、そのまま放置するのではなく、水をかけて流すなど、できる限りの対処を心がけましょう。心配な方は家の中でおしっこをさせてから散歩に行くと良いでしょう。
③無駄吠えをしないようしつけをする
犬が苦手な人からすると、最も恐怖を感じてしまう点が犬の鳴き声です。犬が好きという方でも急に吠えられたら少し驚いてしまいますよね。犬が苦手な人ならば、より恐怖を感じてしまうのは想像できるでしょう。
散歩中や家に来客がある際に、相手に対して無駄吠えをしないようにしつけておくことも飼い主の義務です。犬が苦手でない人が家に来る場合でも、急に吠えてしまうのは失礼に当たります。
もちろん、警戒をし家族を守ろうとするというのは犬の本能ですが、人間と共存している現代では、最低限のしつけはしておくべきでしょう。
④家の中の匂いも気にする
そして意外と犬を飼っている人が気付かない点として、家の中の匂いが挙げられます。最近では、1週間に1回のペースでシャンプーをしているという家も多いため、以前よりは匂いが気になるという話は聞かなくなりました。
しかし、中には匂いに敏感で、動物臭が苦手だという人もいます。そのため、犬が苦手な人が家に来る際には、そのお客様が入る部屋だけでも消臭しておくと良いでしょう。
最近では、ペット用の消臭剤なども売っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。やはり、犬が好きな人だけでなく、苦手な人もいるということをしっかりと理解し、お互いが快適に過ごせるようにするためには、しつけや最低限のマナーを守ることは必要不可欠です。
ぜひ犬を飼っている人は、「犬を好きな人ばかりじゃない」ということも頭に入れつつ、飼い主として配慮をすることを心がけましょう。
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40代 女性 三日月
40代 女性 匿名