️犬に与えてはいけない「調味料」6選

人間が使う調味料は、犬にとってさまざまな悪影響を及ぼしかねません。「もっと美味しい食べ物を食べてほしい」と思っても、原則として、人間の調味料は犬に与えないようにしましょう。
ここでは、特に犬に与えてはいけない調味料と、誤食した場合のリスクを解説します。
1.塩・醤油
塩や醤油には、多くのナトリウムが含まれています。過剰に摂取すると、最悪の場合、食塩中毒を起こす恐れもあるでしょう。
したがって、人間用に味付けした料理や、醤油を使った加工食品を与えるのは避けてください。
2.料理酒・みりん
アルコールは、犬にとって危険な成分です。摂取すると、嘔吐やふらつき、意識の低下などを引き起こす可能性があります。
料理酒やみりんにもアルコールが含まれる製品が数多くあるため、調理中や食事の準備中にも注意が必要です。
加熱した料理でも、アルコールが完全に飛んでいるとは限りません。そのため、犬に料理酒やみりんを使った料理を与えないようにしましょう。
3.辛味成分のある調味料
唐辛子やわさび、コショウなどの香辛料は、犬の口や胃腸を刺激してしまいます。嘔吐や下痢などの原因になることもあるため、与えないようにしましょう。
また、犬は飼い主の食事を欲しがって口にしてしまうこともあるため、辛い味付けの料理を犬の届く場所に置かないことも大事です。
4.砂糖

砂糖自体には、犬にとって有毒な成分は含まれていません。しかし、砂糖を多く含む食品は、犬が摂取すると肥満などの問題につながる可能性があります。
肥満になると、関節や心臓に負担がかかるなど、さまざまな健康リスクが高まります。したがって、犬には砂糖を使った食品を与えないように気をつけてください。
5.キシリトール入り甘味料
キシリトールは、犬にとって有毒な成分です。犬が摂取すると、血糖値の急激な低下や肝障害を引き起こす恐れがあるのです。
ガムなどキシリトール入りの甘味料や食品を与えないことはもちろん、犬がうっかり口にしないよう、手の届く場所に置かないように気をつけましょう。
6.玉ねぎやにんにくが入った調味料
玉ねぎやにんにくには、犬の赤血球を傷つけ、溶血性貧血を引き起こす成分が含まれています。これは加熱しても危険性がなくなるものではありません。
一般的に、カレー粉やスープの素、ドレッシングなどにも、玉ねぎやにんにくの粉末・エキスが含まれていることがよくあります。このように成分が含まれている可能性のある調味料は、犬が口にしないよう注意してください。
️犬が調味料を舐めてしまった場合の適切な対応

愛犬が調味料を舐めてしまったときは、慌てず、その場の状況を確認しましょう。ただし、危険な成分を含むものを口にした場合は、症状がなくても早めに動物病院へ相談してください。
何をどれくらい食べたか確認する
まずは、調味料の種類、摂取した量、口にした時間を確認してください。
また、商品パッケージを保存しておいたり、原材料表示を確認したりしましょう。動物病院に連れて行った際、より正確に情報を伝えられるようにしておくと処置がスムーズに進みやすくなります。
自己判断で吐かせない
無理に吐かせたり、水などを飲ませたりするのは危険です。
より状況が悪化してしまう恐れもあるので、家庭で無理に処置しようとせず、速やかに獣医師の指示に従ってください。
症状がなくても動物病院に相談する
嘔吐や下痢、ふらつき、ぐったりしているなどの様子があれば、速やかに動物病院を受診しましょう。
特に、酒やキシリトール、玉ねぎ・にんにく入りの調味料を口にした場合は、症状が現れるのを待たずに動物病院へ連絡してください。中毒症状が遅れて現れる場合もあり、大変危険です。
️犬が調味料を誤食しないために気をつけたいこと

愛犬の誤食を防ぐためには、調味料の保管場所や調理中の行動に気を配ることが大切です。
まず、塩や醤油、料理酒などの調味料は、犬が届かない場所や引き出しに保管しましょう。低い調理台やテーブルの上に出しっぱなしにせず、使用後はすぐに片づける習慣をつけると安心です。
また、調理中に調味料をこぼした場合は、犬が舐めてしまう前に拭き取ってください。調味料の容器やふたを倒してしまうこともあるため、使用後はしっかりふたを閉め、犬が届かない場所に戻しましょう。
さらに、家族全員で「人間用の食べ物を与えない」「犬に食べ物を与える前に原材料を確認する」「調味料を放置しない」といったルールを共有しておくことも大切です。
️まとめ

犬に与えてはいけない調味料には、塩や醤油、香辛料、キシリトール入りの甘味料などがあります。もし愛犬が調味料を口にしてしまったときは、種類や量を確認し、危険な成分が含まれている場合は速やかに動物病院へ相談してください。



