犬がみせる『可愛くて危険な行動』6選 放っておくのはNG?今すぐ止めさせるべきタブー行為とは

犬がみせる『可愛くて危険な行動』6選 放っておくのはNG?今すぐ止めさせるべきタブー行為とは

愛犬が甘えてきたり飼い主の真似をしたりする姿は、とても可愛いですよね。しかし、何気ない仕草や行動の中には、可愛く見えても思わぬ事故や怪我につながる危険なものも……。この記事では、犬がみせる可愛いけれど危険な行動を紹介します。

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記事の監修

めのうアニマルクリニック院長。猫が大好きなあまり、犬と猫を分けた動物病院を開院。「犬にも猫にも優しい動物病院」をコンセプトにしています。腫瘍学を得意分野としていますが、しつけに対しても力を入れており、パピークラスを開校して子犬のトレーニングを行っています。

️犬がみせる「可愛くて危険な行動」6選

ソファの上で立ち上がる犬

愛犬がみせる可愛らしい行動の中には、危険が潜んでいることもあります。ここでは、どのような行動が危険なのか、なぜ危険なのかをみていきましょう。

1.勢いよく飛びつく

飼い主が帰宅したときなど、嬉しそうに飛びついてくる犬は少なくありません。愛情表現のひとつとして、微笑ましく感じる方も多いでしょう。

しかし、大型犬はもちろん、小型犬でも飛びついた拍子に人が転倒したり、犬自身が足腰を痛めたりする恐れがあります。小さな子どもや高齢者がいるご家庭では、特に注意が必要です。

2.飼い主の手や足を甘噛みする

手首を噛む子犬

遊んでいるときに手を甘噛みしたり、足にじゃれついたりする行動も、子犬によく見られます。その姿を可愛いと思う人も多いでしょう。

しかし、軽い甘噛みでも、成長して噛む力が強くなると、怪我につながる危険があります。また、噛むことが遊びの一部として定着してしまうケースもあるので注意してください。

噛まれたときは手足で遊び続けず、おもちゃで遊ぶように誘導しましょう。

3.散歩中に拾い食いをする

地面のニオイを嗅ぎ、落ちているものを口にする犬は珍しくありません。しかし、道端には腐った食べ物や薬品、犬に有害な植物、誤飲すると危険な異物などが落ちている可能性があります。

拾い食いは、食中毒や中毒、腸閉塞などにつながる恐れがあるため、放置は禁物です。散歩中は愛犬から目を離さず、普段から「ちょうだい」「離して」などの練習をしておくと、危険回避に役立ちます。

もしも危険なものを飲み込んだ疑いがある場合は、自己判断で無理に吐かせず、速やかに動物病院へ相談しましょう。

4.飼い主の食べ物を欲しがる

食事中にじっと見つめてきたり、膝に前足をかけたりする姿は、つい何かあげたくなる可愛さがありますよね。

しかし、人間の食べ物には、犬にとって有害なものもたくさんあります。特に、チョコレート、ぶどう(レーズン)、キシリトールを含む食品、ネギ類などは注意が必要です。

また、味付けの濃い食べ物や脂肪分の多い食べ物も、健康を損なう原因になるので、おねだりされても安易に食べ物を与えないようにルールを決めておきましょう。

5.ソファやベッドから勢いよく飛び降りる

ソファに座る犬

元気いっぱいジャンプする姿は、見ていて微笑ましく感じる人もいるでしょう。ただし、着地の衝撃によって足腰を痛めることがあり、特に小型犬や足腰に不安のある犬は気をつけなければなりません。

ソファやベッドへの上り下りが多い場合は、ペット用スロープやステップを設置するなど、足腰への負担を減らす工夫をしましょう。滑りやすい床にはマットを敷くのもおすすめです。

6.立ち上がったまま二本足で歩く

飼い主にかまってほしいときや、おやつをおねだりするときに、後ろ足だけで立ち上がることはありませんか。ちょこんと立つ姿は、思わず写真を撮りたくなるほど可愛いですよね。

しかし、二本足で立ったまま歩く行動は、注意が必要です。犬の体は四足歩行を基本としているため、二本足で立ち続けると、後ろ足や腰、背骨などに負担がかかります。特に、胴長犬種や、足腰に不安のある犬は気をつけてください。

愛犬が立ち上がったときは、自然に四本足に戻れるようにしてあげることが大切です。頻繁に立ち上がる癖がある場合は、おすわりなどの別の行動を教えるのもよいでしょう。

️可愛い行動を放置しないために飼い主ができること

部屋で一緒に遊ぶ女性と犬

もしも愛犬が危険な行動を頻繁に見せる場合は、その行動がたとえ可愛くとも、自然な形で、愛犬に伝わるようにやめさせる必要があります。

危険な行動は習慣になる前に対策する

拾い食いや飛びつきなどは、相手を怪我させてしまったり、犬の健康を損ねてしまう恐れがあります。習慣化する前に、まずは環境を整えることが大切です。

飛びつきには無視する、リアクションしないといった対応で「飛びついても反応がない」と学習させましょう。また、室内でも誤飲をしないよう常に部屋をきれいに保ち、散歩中は落ちているものに近づけないようにすると危険を回避できます。

叱るよりも望ましい行動を教える

犬は叱られるよりも褒められて伸びる子が多いです。そのため、落ち着いて待つ、口から物を離すなど良い行動を教え、できたら褒めてあげましょう。

良い行動を褒めていくことで「この行動は褒められる」「こっちは褒めてもらえないな」と犬自身が少しずつ学んでいきます。

愛犬の様子をよく観察する

もしも急に行動が変わったり、触られるのを嫌がったりする場合は、単なる習慣的な行動ではなく痛みや体調不良が隠れている可能性もあります。

無理に行動を抑え込むのではなく、犬がなぜその行動をするのかを考え、安全に過ごせる環境を整えてあげましょう。必要に応じて、動物病院やドッグトレーナーなどにも相談してください。

️まとめ

外でお手をする犬

犬がみせる可愛い行動の中には、思わぬ事故につながる危険なものがあります。愛犬の可愛さを見守りながらも、危険な行動には早めに対策しましょう。日々の小さな気づきと工夫を積み重ねて、犬も飼い主も安心して暮らせる毎日を目指してくださいね。

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