犬にダメと言っても無視される理由

1.ダメという言葉の意味を理解できていない
犬にダメと言っても無視されるのは、ダメという言葉の意味を理解できていないからです。
犬は言葉そのものの意味を知りませんから、飼い主の声のトーンや表情、仕草や態度などを元に、その言葉の意味や自分がとるべき行動を学んでいきます。
また、飼い主の都合や気分によって「ダメ」と言ったり、その行動を許したりしていると、犬を混乱させるばかりで、正しく学ぶことができません。
悪い行動や危険な行動をしたときは、低めの声のトーンで一言だけ「ダメ」と伝え、その行動には一貫してダメだと伝え、飼い主の都合や気分によって変わることがないようにしましょう。
2.事後にダメだと言われても理解することができない

犬にダメと言っても無視されるのは、事後にダメだと言われても理解することができないからです。
犬の悪い行動や危険な行動を叱るときは、その行動をしている最中、または直後にダメだと教えてあげる必要があります。
お留守番中のイタズラなど、時間が経ってしまったことを叱られても、犬が理解することは難しいです。
帰宅し、あちこちにお漏らしがあったり、物を破壊されていたりすると、ダメだと叱りたくなるかもしれませんが、理解することができない犬は飼い主の言葉を無視することがあります。
大切なことは、イタズラや破壊行動をしないための工夫や対策、環境づくりをすることです。不満やストレス、寂しさや退屈が原因である場合もあるでしょう。
3.家族によってルールに違いがある
犬にダメと言っても無視されるのは、家族によってルールに違いがあるからです。
ママはダメだと言うけれど、パパはダメだと言わない。「ダメ」と言ったり、「いけない」と言ったり、「NO」と言うなど、言葉に違いがある。
このような一貫性のなさは、犬が理解しづらく、何を叱られているのか、何を求められているのか、自分はどのように行動するべきなのか、分からなくなってしまいます。
家族で暮らす場合では、必ずルールを設け、家族みんなで共有し、一貫して対応することが大切です。
飼い主を無視する犬への正しいしつけ方

無視するからといって、厳しく叱りつけたり、怒鳴りつけたり、体罰を与えるなどの行動は絶対にしてはいけません。
重要なのは、叱ることではなく、褒めることです。犬がよい行動をしたとき、褒めることで成功体験を積んでもらいましょう。
犬は、悪いことを叱るより、正しいことを褒めてあげる回数が多い方が、正しく学んでくれます。
愛犬から無視されると、「従わせなければ…」という気持ちが強くなってしまうことがありますが、従わせようという気持ちで接すると、無視したり避けたりするようになってしまうことがあります。
犬は飼い主に褒めてもらうことが大好きなので、些細なことも褒めて成功体験とし、「嬉しい!」「楽しい!」という感情を持てる回数を増やしていきましょう。
まとめ

犬にダメと言っても無視される理由を3つ解説しました。
- ダメという言葉の意味を理解できていない
- 事後にダメだと言われても理解することができない
- 家族によってルールに違いがある
ただ単純に「ダメ」と言うだけでなく、ダメな行動の代わりに、どのような行動をすることが正しいのかを教えてあげることが大切です。
叱られてばかりでは、犬もどうしたらいいのか分かりません。ですから、愛犬の行動をよく観察し、何気ない行動も褒めてあげましょう。
小さな成功体験も、積み重ねていけば大きな喜びになります。なぜ飼い主を無視するのか、愛犬の気持ちを理解すると共に、根気強く教えていきましょう。



